こちらの記事を書いていた中で、BOØWYのもう一つの名曲「季節が君だけを変える」のMUSIC VIDEOを見つけたのですが、写真をやっている僕としては、写真家・橋口譲二さんの写真集「十七歳の地図」を連想せざるを得ないものでした。
どちらの作品も、当時の10代にスポットをあてた作品で、その存在感を強調する作品だったと思います。
そして、どちらも撮影手法が目前に立たせた人物をカメラ目線で撮影するスタイルでのポートレートです。
狙いも手法も非常に似通っているのです。
先に冒頭にリンクした記事でも書いておりますが、BOØWYに関しては疎く、この「季節が君だけを変える」のMUSIC VIDEOも観たのはこの時が初めてで、楽曲のリリース当時は知りませんでした。
逆に、橋口譲二さんの写真集「十七歳の地図」は、当時高校生だった僕は写真部に入って部長をやっていたほどですから、知らないわけはなく、ましてやこの写真集の発売当時17歳だったわけですから、かなり注目していた作品でした。写真学校時代に購入もしています。
またもともと同名の楽曲を出していた尾崎豊さんも人気が凄い時期でしたから、この橋口さんの作品も人気を集めていました。
また、橋口譲二さんは「十七歳の地図」を出される以前、「俺たち、どこにもいられない-荒れる世界の十代-」、「ここにいたっていいじゃないか-西ベルリンの囲いの中から-」という、これも10代にスポットをあてた作品をまとめられています。
そして、BOØWYの「季節が君だけを変える」のリリースが、1987年。
BOØWYの最後のシングルでMVもこの前後に制作されていると思いますが、この流れで推測すると、もしかすると橋口さんの作品にインスパイアされて制作されたのではないか?と。
もし、そうであればそれはそれで凄いことだと思います。
50歳を目前にして今さらBOØWYの凄さを感じているものの、やはりかなり疎いゆえ、このあたり詳細を知りたいと思ってしまいます。
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