昨日、神戸に「山下清 展」を見に行ってきました。
写真ではなく、絵の展示を見に行くところに最近の僕の心境が現れてたりするのですが、とにかく、すっごくよかったです。細かいというか、ビビットというか、少し粒子の粗い写真を見ているようでした。(おいおい^^;)
題材が幼い頃の身の回りの物や風景からはじまり、放浪先での風景、ヨーロッパでの風景、あと印象的だったのは、植物の作品も多いということと、ペン画であろうと、油彩であろうと、あの細かさは変わらない。めちゃ精密です。僕にはできない。できてたら、おそらく写真もやってないでしょう。
強烈だったのは、「日本平より富士」。いかにも「日本晴れ」という雰囲気が伝わってくる強烈に綺麗な富士でした。同時に僕には藤原さんの富士の写真と葛飾北斎の富士もそこに重なってきて、「富士山は日本人の永遠のテーマか?」などと勝手に頭の中で異様な広がりを見せるのでした。あと、「長岡の花火」も見れましたし、見に行ってほんと良かったです。最後に思ったのは、非常にシンプルですな、題材が。あのシンプルさは、僕も作品に活かしたい。やっぱ、泥臭いのはダメですな。その時点で受け入れられなくなってる。いや、ぼくの(写真作品)じゃないですよ(^^)
それと、会場で後藤繁雄らしき人物がいてましたヨ。アシカ顔で少し(失礼)オーラも出てましたので、まず間違いないと思うのですが、ふと気付いたら、真横にいてビックリでした。(相変わらずミーハー。)「STAFF」のバッチをつけていたので、「こいつタダで見に来てるのかよ。」と思ったら、よく考えたら(考えなくても)僕も招待券で見にきてるのでした。(^^;
そして、ついでに(あくまでも、「ついでに」)神戸を撮影してきました。久々だったのですが、神戸で、はじめてカラーフィルムとデジカメを使用しました。まったく力(りき)入れずに遊びで撮ったので、どうなってるか知りませんが、載せれるのがあれば、「初Web公開」したいと思っております。でも、あまり期待しないでください。
それにしても、神戸って、「ジンビー(^^)」が多いように思うのは僕だけなんでしょうか???