ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

高層ビルのこと・美容院

2009年04月30日 | Weblog
                            パールはたったままで首のあたりを掻く。
                             耳が大きくて、スターウォーズのヨーダみたい。

ちょっと違う角度から、ニケ。



散歩道の途中の野生の藤
今日は上の方まで散歩しました。坂の上から、下の光景。
震災のあとの神戸、ちょっと高層ビルが建ちすぎではないでしょうか。
新神戸駅の近くにも41階建てくらいのマンションがにょっきりとできているけれど、なんだか景観を壊しているようで残念だと思います。
北野の異人館も近いし、ロープウエイもある観光地なのに、どうして、あんなビルが唐突に?風致地区にしてないのかな?
新神戸の高層ホテルだけでいいのに・・・。




風太もさくらも、シャンプーして毛がふわふわ、きれいになりました。
私も三ヶ月以上ほったらかしだった髪をなんとかせねば、と本日やっと美容院に行きました。
美容院、めんどくさくって、嫌いなのです。
なにしろ、時間がかかりすぎる。
それに体力がいる。立ったり座ったり、席をあっちこっちに移動したり、シャンプー台に寝たり起きたり、ヘアカラーがつくまで、ラップまいてじっと待ってたり。
実際行ってみればたいしたことないのだけれど、美容院を出るときはほっとして、歯医者を出るときと似たような気分です。
やってもらっている美容師さんは、以前私が大阪にいたころに行っていた美容室(家の近所の小さい)に偶然いたことがある、という不思議な縁のあるかたです。



ニケも走ろうよ~。

2009年04月30日 | 犬たちのこと

早朝の公園で、お友達のボーダーコリー、そらちゃんと走り回るパール。楽しそう。

そのあいだ、ニケは・・・・
ぼーっと立っている。走ればいいのに、ニケ。太るよ。
まだ四歳なんだからおばさんみたいにならないでね。

風太、久しぶりにシャンプーして、きれいになりました。



今日の休日、お昼に三ノ宮へ出て、娘おすすめのキムカツに行きました。

豚インフルエンザの影響で豚を敬遠する人も多いでしょうが、店内は混んでいました。
トンカツなのですが、カツの中は、肉の薄切りを重ねたミルフィーユ状になっていて、中のフレーバーがいろいろ選べるのです。ガーリックとかゆず胡椒とか、黒胡椒、梅、チーズなど。
家で作る薄切り重ねカツでは、とうてい出せない初めてのふわふわの食感のトンカツです。新しいものを食べた、というちょっと新鮮な気分になれました。
私が食べたガーリックはなかなか強烈なにんにくの後味が、夜になっても口の中に残っていました。



「ついて」の訓練・ほたるいか

2009年04月28日 | Weblog

この2匹を一緒に散歩に連れていっているのですが、パールがリードを引っ張り、なかなかちゃんと歩けません。
飼い主よりも前に出ようとしたら、ノー!ついて!と、リードを引いて、教えているのですが、なかなかできず、手が痛くなります。
先日、パールが首締めながらひいひい言って引っ張って歩いているのを、近所の犬を教えに来ている訓練士のおにいさんが見かねて、足であごのところを蹴るようにするといいと教えてくれました。
左側を歩いている犬たちが、自分より(リードを持っている人)前に出ようとしたら、止まって、右足を左に蹴るようにして、犬のあごに靴をちょっと当てるわけです。
しかし、なかなか当てるのが難しいのです。力の加減が・・・。
強く当たってしまったらかわいそうだし。
しょっちゅう止まっては、右足を左に振り上げてるので、かなりみっともないお散歩になっています。しかし、引っ張るなあ、パール。



ほたるいかは、酢みそで食べていましたが、オリーブオイルとにんにくでいためるというのをネットで見ました。
生臭さが消えて食べやすいです。

老いを照らす

2009年04月28日 | 
老いを照らす (朝日新書 89)
瀬戸内 寂聴
朝日新聞社

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瀬戸内寂聴さんの本を初めて読んでみました。
小説家のときの華やかなうわさと、おびだだしい中間小説の群れの印象が強く、なんとなく、遠ざけていたのです。
図書館で、手がのびたのがこの本。
家で読んでいたら、夫が「老いか~?」と笑いました。
まだはやいかな。
なんかすっかり老いの気分なんですけど、最近。
42歳と47歳はあまり違いはないと思うんです。
でも、47歳と53歳って大きい違いがあると思うなあ。30代なんて、まだ高校生のほうに気分が寄っていってたのに・・・。

瀬戸内さんが出家に至るときのお話から、仏道の修行、それから仏教に帰依するものの立場から、老いや死や病について語っています。
全体の印象としては、瀬戸内さんは、やはり、華やぎのあるかただなあと思いました。賑やかなんです、書いておられることも。あえて言えば静謐な感じはないです。
好みがあるでしょうが、こういう説法もあるのでしょう、と思いました。



イノシシこわい

2009年04月27日 | Weblog
だ~れだ






ニケでした


きょう、夜、コンビニに行く途中、誰もいない坂道に、ガッガッ!とひづめのような音がして、おおきなイノシシが目の前に現れました。
ひえっ!とすぐさま回れ右をして、走って逃げました。

以前、うちの近くでイノシシに追いかけられたことがあります。
夕方の買い物帰り、後ろから二頭のイノシシが走って追いかけてきました。ぶうぶういいながら・・・。
こちらも走って逃げましたが、こわかったので、買い物の袋は置いて逃げました。
その袋は財布もはいっていたのを忘れて、一緒においてきてしまいました。
財布だけでもとりかえさねば、と、家に帰って夫の車で現場に行ってみると(うちのすぐそばなのですが)4頭のイノシシが、私の買い物袋から、パンや豆腐を出して食べていました。
夫が、車のドアをあけ、ゴルフのクラブでイノシシをつつき、押しやって、財布を拾いました。汚れていましたが、中は無事でした。

その日、近くのおばあちゃんが、イノシシに後ろからつかれてころんで、腕を痛めました。
いきなりうしろからおしりを噛まれた人もいます。

以前、近くで、大きなセントバーナードがイノシシに散歩中に殺されてしまったこともあり、犬の散歩中にイノシシに会うとこわくて、すぐにコースを換えます。

うちのあたりだって、ほんの10年前は空き地だらけでしたし、20年前はおそらくこのあたりは山で、イノシシの普通のすみかだったのでしょう。
今はマンションと家が隙間なく建っていますが。
そう思えば、できればイノシシとも共存したいですが、目の前に大きいのが現れるとこわいです。神戸のイノシシ条例というのが一応ありますが、餌付けを禁止しているだけのようです。
奈良みたいに鹿だといいんですけど。

映画「歩いても歩いても」

2009年04月26日 | 映画
                                  また雨が降ってる



毛がもしゃもしゃしてきました



DVDで映画「歩いても歩いても」を見ました。
とても好きな映画でした。
樹木希林さん演じるおかあさんを中心に、ある家族の集まりの一日が淡々と描かれているのですが、なにげない会話の積み重ねの中に、ある大きなドラマと家族ひとりひとりの心情の機微が浮かび上がってくるのです。
ちょっとした会話、小さい表情の変化、ちりばめられた風景、どのシーンも好きでした。
リビングでうろうろする犬たちや家族の用事に中断されながらも、ひきこまれるように見ました。
素敵な映画です


パール怪我か?

2009年04月26日 | 犬たちのこと
                                  矢印4つ

朝、起きてみたら、パールの右後ろ足のすねのあたりが赤むけのようになっている。縦長、1センチくらいの幅で、縦は5センチくらいに毛が抜けている状態。夕べは気づかなかったのに。
すぐに獣医さんへ。なんかのアレルギーとか免疫系の病気かとか心配したのだが、獣医さんはひとめ見るなり、これは、外傷だと。
やけどかどこかに擦った傷だとおっしゃって、抗生物質が処方された。
やけどと言っても心当たりはまったくなく、いつ怪我したのかも全然わからない。
痛がったり傷をなめたりすることもない。
夜になると、赤みがとれてきている、、たしかに外傷っぽいが、原因は謎のまま。
画像は痛々しくてのせられません・・・


金曜日朝に毎週洗濯物の集配にくるクリーニングやさん(朝早くて、7時半ころ)
は山に詳しいかたで、「きょうはあっちのほうに高野山が見えるよ」と教えてくれました。
うちの横の坂道から南のほうを見ると、たしかに、神戸港の向こうに普段見えない、山の稜線がうっすらと見えます。ときどき見えるこの山、和歌山のほうの山だったのね。
後ろ手(北側)には、すぐそこの六甲山の新緑が迫っているのですが、はるか遠景の山を眺めるのはまた違うものがありますね。いとをかし
そういえば、子供の頃、東京のどこからでも富士山が見えました。うちの2階からも見えたし、登校途中の歩道橋からも見えました。
うちの隣町は、昔、富士見町という町名でした。
もう半世紀近くも前のことですけど。

ニケの変貌

2009年04月26日 | 犬たちのこと
ニケは、去年の2月にうちにやってきました。骨肉腫で死んだうららと同じ日に生まれた姉妹です。ブリーダーさんが、悲嘆にくれている我が家に同情してくださって、ニケを飼ってくださいと言ってくださったのです。
ニケが来てくれたことで、家族みな元気になりました。うららの姉妹と思うだけで、ずいぶん気持ちが和らいだのです。
ニケは、ブリーダーさんのところでショードッグ用の訓練をされていました。
だから、うちに来た当初は、まるでショーで走っているように、うちの狭いリビングをくるくるくるくる、まわっていました。足を高く上げ、かっかっとリズミカルな音をたて、馬がギャロップしているようでした。頭もあげ、姿勢がきれいな走り方。
いわゆる「モデル歩き」みたいな感じです。
外で散歩していていも、リードを持つ人に寄り添って、足を高くあげて走っていました。なにか指示を待つように顔をじっとみあげて。
ショーでは快活に見えなくてはいけないらしく、顔は笑っていました。
でも、うちで暮らすうちにしだいにそういうことはしなくなりました。
今では家ではのそのそと歩き、だらんと寝そべっていることも多いですし、外でも電信柱や草むらの匂いばっかり嗅いで、ゆったり歩くようになりました。
時折思い出したように、リードを持つ私の顔をにこにこ見上げながらモデル走りをしていましたが、どうもこの飼い主の反応は期待と違うと思ったせいか、それも減って、今やほとんどしません。

ニケは一年で変貌してしまいました。みんなに太ったと言われます。
近所の人に、「なんか普通の犬になったね」と言われました。
娘は、「からだも動作も顔もゆるんだよね」と言います。
極めつけは夫です。
あろうことか、ニケを「黒豚」と呼びました。「おい、薩摩の黒豚、トンカツにしちまうぞ」。
かわいそうなニケ。
そして、パールと並んで歩いているのを見て、「豚に真珠だ」と笑うのです。
ひどいよね、ニケ。
絶対ダイエットを成功させようじゃないの!!


耳デカパール・バナナケーキ

2009年04月23日 | 料理

パールの特徴は大きな耳。ニケと比べて顔全体のバランスからいって、格段に大きい。
よく聞こえそうです。

ここ



バナナケーキが食べたくなって作ってみました。


バナナケーキは今でこそポピュラーですが、私が若い頃は、見かけませんでした。
最初にバナナケーキのことを読んだのは、今は亡き森村桂さんの「天国に一番近い島」だったと思います。たしか、現地の人が、バナナの葉につつんで焼く、素朴なバナナケーキの記述だったのですが、とてもおいしそうで、バナナを焼き込んだケーキって、どんな味なんだろうとあこがれました。
今までにいろんなレシピで作ってみましたが、これが一番気にいっています。
http://cookpad.com/recipe/73608/?utm_source=bt&utm_medium=bt_r
(リンクのやりかたがわかりません)

ニケの足の裏。篤姫ふたたび 狼少年ケン

2009年04月21日 | Weblog
いつもおすましのニケですが・・・

あくびをしたあとはこーんな顔




全身まっくろですが、足先と足の裏にちょびっと白が。



我が家は、また篤姫ブームです。
去年私が熱心に見ていて、アメリカ在住だった娘に勧め、今娘がDVDを借りてきてまとめて見ています。
やっぱり面白い。
うーん、家定様、傑作



テレビといえば、CMで、気になっているのが、ロッテのなんとかいうガムのCMソング。
懐かしいと思ったら、私がこどものころ見ていた、昭和38年ころのアニメ「狼少年ケン」の主題歌です。
歌っている人も歌詞も違うので最初わからなかったのですが・・。
オリジナルの歌詞を今でも全部歌えます。
♪いつもおいらは泣かない どこまで燃える命 がっちりつかむぜ太陽 嵐はまたくる 歌えよケ~ン、叫べよケ~ン 太陽に届くまで 泳げよケ~ン ジャンプだケ~ン 走れ狼少年ケン♪
カッコいい歌詞ですアニメの絵も覚えてるところをみると、狼に育てられたエキゾチックな狼少年が気にいってたんでしょう。
狼少年といえばトリュフォーの「野生の少年」っていう映画もありました。
「クリスマスツリー」では、主人公の子が狼を飼っていましたっけ。
「狼王ロボ」はかっこよかった。
今、狼みたいな犬がそばにいます。(無理矢理まとめました)

初挑戦サーモンケーキ

2009年04月20日 | 料理
                 ぼくもいます
                 4匹の中で唯一のオス、風太は、
                 実は一番甘えんぼで愛情を強く
                 求めています。もっとかわいがって
                 ほしいのはわかってるんだけどね。
           


朝の公園で走るニケとパール。



サーモンケーキという料理名は最近まで知りませんでした。
娘がアメリカで食べておいしかったというので、どんなものだろうと思っていました。料理の本で見つけたので作ってみました。
ケーキといっても、要するに、ほぐしたサーモンをハンバーグみたいにして、パン粉をつけて焼いたものです。きょうはエシャロットをつかいましたが、ネットで調べてみると、たまねぎでもいいようです。
ま、想像できる味ってとこかな。レモンやケチャップ、タルタルソースで。
夫は無言でしたよ。どう?ときいたら、不思議な味、とひとこと。
下の娘は、とらえようのない味と言っていました。
右は、トマト、バジルのサラダ。紫たまねぎとにんにく散らしてドライオレガノ+バルサミコ酢+オリーブオイル+塩コショー。


夕方4匹の犬たちを2回にわけて散歩してから、ごはんのしたくをするとなんとなく押せ押せになって、慌ただしいことこの上ありません。
それでなくても要領が悪く、手順や手際も悪いというのに・・・。
頭も手もまわらないわりには、毎日大変な夕方を過ごしてると自分で思います。
それでも、なんとなくスムースに支度ができる日とやたらばたばたする日があります。
きょうは夫の夕食の必需品ビールを冷やすのを忘れて、ぎりぎりにコンビニに走ったり、サラダオイルを台所にぶちまけたり、ばたばたの極致でした。
毎日のことなんだから、もっと要領よく手早く用意できないものか、と自分ながら情けない。
最近読んだ本に「忙しい」人は怠け者、と反語っぽいこと書いてあったけど、なるほどね、と反省


さくら特集

2009年04月19日 | 犬たちのこと


友だちに、「さくらちゃんの写真が少ない」と言われました。
たしかにね・・・。
もともと、パールの記録と思って始めたブログではあるのですが、タイトルに4匹の犬との生活、と銘打ってるわりには、ニケとパールに偏ってしまっていますね。
花の桜の写真やらさくらえびはいっぱいのせたのにね・・。
と、いうわけで、本日はさくらの写真特集で。

さくらは、年取って孤高のおばあちゃんになっているので、ひとりぽつねんとしてることが多く、カメラ向けても、「写真?あたしゃ、いいよ」と言ってるような。
朝、起きて、顔を合わせたときのとびきりの笑顔をこんど撮っておかなきゃ。
犬ビスケットでつって、ゲージに入れようとするとき、ほかの犬は大喜びで自分からゲージにとびこんで、ビスケットを待っているのに、さくらはちらっと見て、「そんなもんでつられないよ、あたしゃ」。
パンとか人間のお菓子とか、おいしいものなら、おしり振り振りしながらさっさとはいります。さすが年季はいってるなあと思わせるさくらばあちゃん。

さくらはよその人も犬も苦手で、およそ社会性というものがありません。心を許しているのは家族のみ。
前の記事でも書いたことがありますが、家の中への新しい侵入者に敏感で、配達された荷物やお米、クリーニングやさんが持ってきた洗濯ものなどに噛みつきます。

家族の帰宅を遠くからいち早く察して吠え始める、という、特技があります。
野生の勘がある、というか・・・。
家族の誰かが帰りが遅いときなど、「あ、さくらが吠え始めたからもうすぐ帰ってくる」とめやすになるのです。






鹿のペットフード用肉・散歩の効用

2009年04月18日 | Weblog
おやつを待つパール。



解凍前のかちかちのお肉、ペットフード用鹿肉1キロの固まりです。これを一口大に切って茹でました。お鍋でぐらぐらと・・・。

こんなふうになったんですけれど・・・なんかこういう作業って私は力がはいりません。やだなあ・・・これ、ほんとに鹿肉なんだろうか?とか寄生虫いないだろうか?とか。まな板の上で切るのも気持ち悪いので、新聞紙にビニール敷いて切りました。
だけど、茹で上がってさましたものをひとつずつ犬たちにやってみたら、目の色が変わって、がつがつ食べていました。野生の血が騒ぐのでしょうか。



この茹でてる肉の匂いに吸い寄せられたわけではないでしょうが、夜に珍客がありました。
夜、8時半ころ、宅急便が犬のおやつをまとめ買いしたものをどさっと着払いで届けに来たのですが、宅急便のおじさんのうしろから、よその犬がちょこちょこと、玄関までの階段をあがってきました。
黒柴です。
ドアをあけるとなかにはいってきて、洗面所にいったり、2階の階段を上ろうとしたり、自由自在にうちの中を歩き回っています。
黒柴も最近ちょくちょく見かけますが、私はその犬がどこの犬か、心当たりがありました。たぶんあそこだわ、と思って、リードをつけて、連れていきました。
ぴんぽーんとインターホンで、「お宅の犬、外に出てませんか?」と言うと、「あら!出てますか、ほんとだ、いない!」と言っておうちのかたが出てこられて、無事一件落着。
4匹も犬がいて、しょっちゅう散歩してると近所の犬たちにも詳しくなりますから、ときにはそれが役にたつこともあるってことしょうか

うららつながりで、うららの紹介

2009年04月17日 | 犬たちのこと
  うらら 享年2歳



先日、北海道から届いた犬用鹿肉を解凍しようと包んであった新聞紙をはずして冷凍庫から冷蔵庫にうつしました。包んであった新聞は見慣れぬ「北海道新聞」。
家庭欄のページでした。そこでふと目にとまった詩。



野口雨情の「春のうた」

桜の花の咲く頃は うらら うららと 日はうらら
ガラスの窓さえ みなうらら
学校の庭さえ みなうらら

河原でひばりの鳴く頃は
うらら うららと 日はうらら
乳牛舎の牛さえ みなうらら
鶏舎の鶏さえ みなうらら

以下省略しますが、三番まで「うらら うらら」の連続です。

うちの初代グロネンダールは「うらら」という名前でした。
骨肉腫のため、2歳で、(3歳になる2日前)に亡くなりました。
あまりに悲しかったので、未だに写真を見ることもつらくてできないのですが、きょう、うららの連呼の詩を見て、ふと、うららを紹介しようと思いました。



うららは、いいガードドッグでもあり、甘えんぼの家庭犬でもあり、どんな犬とも遊びました。
自分より小さい犬に対しては、自分の方が小さく伏せて遊ぼうとしたし、うちのインコとも仲良くできる優しい犬でした。
そして、病気になってからは、足の癌がどんどん大きくなって痛かったに違いないのですが、我慢して、泣き声もあげず、肺に転移し、どんなに苦しくても、おしっこ行く?というとぱっと立ち上がり、3本足でけんけんして庭に出て、最後まで一度も家の中で粗相はしませんでした。
賢くて優しくりりしくて気高い犬でした。