ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

うららつながりで、うららの紹介

2009年04月17日 | 犬たちのこと
  うらら 享年2歳



先日、北海道から届いた犬用鹿肉を解凍しようと包んであった新聞紙をはずして冷凍庫から冷蔵庫にうつしました。包んであった新聞は見慣れぬ「北海道新聞」。
家庭欄のページでした。そこでふと目にとまった詩。



野口雨情の「春のうた」

桜の花の咲く頃は うらら うららと 日はうらら
ガラスの窓さえ みなうらら
学校の庭さえ みなうらら

河原でひばりの鳴く頃は
うらら うららと 日はうらら
乳牛舎の牛さえ みなうらら
鶏舎の鶏さえ みなうらら

以下省略しますが、三番まで「うらら うらら」の連続です。

うちの初代グロネンダールは「うらら」という名前でした。
骨肉腫のため、2歳で、(3歳になる2日前)に亡くなりました。
あまりに悲しかったので、未だに写真を見ることもつらくてできないのですが、きょう、うららの連呼の詩を見て、ふと、うららを紹介しようと思いました。



うららは、いいガードドッグでもあり、甘えんぼの家庭犬でもあり、どんな犬とも遊びました。
自分より小さい犬に対しては、自分の方が小さく伏せて遊ぼうとしたし、うちのインコとも仲良くできる優しい犬でした。
そして、病気になってからは、足の癌がどんどん大きくなって痛かったに違いないのですが、我慢して、泣き声もあげず、肺に転移し、どんなに苦しくても、おしっこ行く?というとぱっと立ち上がり、3本足でけんけんして庭に出て、最後まで一度も家の中で粗相はしませんでした。
賢くて優しくりりしくて気高い犬でした。