ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

パール、一周忌・年末年始

2023年12月29日 | 犬たちのこと
去年の12月27日、パールが亡くなったのでした。1年はあっという間。でも、パールには長いこと会っていない気がします。
懐かしいパールです。






今年の年末は、娘一家が引っ越してきたため、賑やか。年末だから、というより、日常的にいつもと違う年の暮れとなりました。


親子3代でテレビゲームしている図。


こどものころ、というか若い頃は年末、お正月は楽しみでした。年末にはクリスマスから引き続き、なんとなく華やいだ感じ。そして、お正月のまっさらなイメージ。除夜の鐘のころ、お風呂にはいると、つめたい外の空気と一緒に新しい年が、希望いっぱいの顔してやってくる気がしました。
新しい肌着、白紙の日記帳。
いま?いまは、なにもそんな感慨はありません。それどころか、年末年始の諸々の雑事から逃げ出したい。

紅白歌合戦も、歌が大好きな私は楽しみだったけれど、近年の流行りの歌にはついていけないだけでなく、外国の歌手やグループに頼る傾向にがっかり。
審査員も昔はもっと大物が出ていたような気がするけどねえ。。。
まあ、どうでもいいことですけどね。


しろばんば

2023年12月23日 | 



年賀状用の写真の中から。
この犬種はあまりベタベタするのは好きじゃないので、迷惑な顔?



井上靖「しろばんば」読み終わりました。しばし、大正時代の田舎に旅をしてきたような気がします。
平易な文章ながら、細かい情景描写、表面をなぞっているようてありながら人間の心の底まであぶり出すような人物描写、井上靖は文豪だなあと思いました。
最初は、主人公洪作の周りの大人たちの毒がいやでした。たぶん私もそういう毒を感じながら育ったせいか。
洪作が、複雑な家庭環境で育ちながら、健全な心の成長を遂げたのは、おぬい婆さんの我を捨てた愛情があったためでしょう。
大正時代の子供たちの天衣無縫ぶりが楽しかったです。
🎊
孫たちへのクリスマスプレゼントは、毎年、絵本を数冊選んでいました。
去年あたりから、小学生の孫たちへの本選びは難しいなと思い始めて、今年は孫からのリクエストで図書カードを贈ることにしました。
自分で好きなものを選びたいのだそうで。
図書カードだけだとなんか味気ないな、と本屋さんを見ていたら、この本面白い!と、これを図書カードと共にあげることに。
四字熟語と、それにあった犬の写真が笑いを誘います。猫のもあって、それも可愛いけど、犬のほうが表情豊かです。



新しいオーブンレンジ・「ぼけますからよろしくお願いします」

2023年12月07日 | 映画
ハワイ旅行のお留守番のあと、私たちがいない夢でもみたのか、一度、夜中に起こされました。ベッドの横に来て、前脚でひっかくので、ウンチしたいのかなと外に連れ出しましたが違っていました。不安が蘇ったのかもしれません。一回きりで、その後そういうことはありません。


秋の風景の中、散歩を楽しんでいます。



甘えん坊さん。

ハワイで食べたバナナブレッドを作ってくれ、と夫がいうので、ネットで検索して、作ってみました。ハワイの味の再現とまではいきませんが、なかなか美味しいレシピでした。



胡桃ありとなしのバージョン、両方作ってみました。



久しぶりにお菓子作りしてみたら、お菓子焼きたい意欲がムクムクと。
米粉のマドレーヌなるものを作ってみました。米粉は初めて。さっぱりした焼き上がりでした。

ところで、うちのオーブンレンジ、温めの最中にときどき止まるので、そろそろ寿命なのかなと思っていたら、あるとき、煙がもくもくと出たので、危険を感じ、14年お世話になったオーブンレンジにお別れして、買い替えすることを決心しました。

新しいオーブンレンジが来ました。


しかし、これ、スマホ連動とかで、そのやりかたがよくわかりません。
説明書もわかりにくくて。こういう時、歳を切実に感じます。時代に取り残されている!
夫ならできるかな。
年末に娘が来たら、やってもらおうかな。


とても印象的なドキュメンタリー映画をAmazonプライムで、見ました。

友だちからすすめられた「ぼけますから、よろしくお願いします」
アルツハイマーと診断されたおかあさんと、支えるおとうさんの2人暮らしの様子を、映像作家の娘がうつしたドキュメンタリーです。
目を背けたくなるような辛さ、悲しみ。でも、厳然たる人生の現実です。
自分自身の状況を受け入れられないおかあさんが苛立ち、もう死にたいと感情をあらわにするとき、怒るおとうさん。「気位が高いんじゃ」という言葉に、おかあさんもかわいそうだし、おとうさんも切ないし、胸をつかれました。
どんな状況であれ、人間は生きていかないといけないのだなあ。。。
100歳になろうとするのに向学心を失わず、英語も勉強し、おかあさんを支えるためにジムに行ってからだを鍛えようとするおとうさん、淡々と日々を受け入れるその様子に大変感銘を受けました。