ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

映画「歩いても歩いても」

2009年04月26日 | 映画
                                  また雨が降ってる



毛がもしゃもしゃしてきました



DVDで映画「歩いても歩いても」を見ました。
とても好きな映画でした。
樹木希林さん演じるおかあさんを中心に、ある家族の集まりの一日が淡々と描かれているのですが、なにげない会話の積み重ねの中に、ある大きなドラマと家族ひとりひとりの心情の機微が浮かび上がってくるのです。
ちょっとした会話、小さい表情の変化、ちりばめられた風景、どのシーンも好きでした。
リビングでうろうろする犬たちや家族の用事に中断されながらも、ひきこまれるように見ました。
素敵な映画です


パール怪我か?

2009年04月26日 | 犬たちのこと
                                  矢印4つ

朝、起きてみたら、パールの右後ろ足のすねのあたりが赤むけのようになっている。縦長、1センチくらいの幅で、縦は5センチくらいに毛が抜けている状態。夕べは気づかなかったのに。
すぐに獣医さんへ。なんかのアレルギーとか免疫系の病気かとか心配したのだが、獣医さんはひとめ見るなり、これは、外傷だと。
やけどかどこかに擦った傷だとおっしゃって、抗生物質が処方された。
やけどと言っても心当たりはまったくなく、いつ怪我したのかも全然わからない。
痛がったり傷をなめたりすることもない。
夜になると、赤みがとれてきている、、たしかに外傷っぽいが、原因は謎のまま。
画像は痛々しくてのせられません・・・


金曜日朝に毎週洗濯物の集配にくるクリーニングやさん(朝早くて、7時半ころ)
は山に詳しいかたで、「きょうはあっちのほうに高野山が見えるよ」と教えてくれました。
うちの横の坂道から南のほうを見ると、たしかに、神戸港の向こうに普段見えない、山の稜線がうっすらと見えます。ときどき見えるこの山、和歌山のほうの山だったのね。
後ろ手(北側)には、すぐそこの六甲山の新緑が迫っているのですが、はるか遠景の山を眺めるのはまた違うものがありますね。いとをかし
そういえば、子供の頃、東京のどこからでも富士山が見えました。うちの2階からも見えたし、登校途中の歩道橋からも見えました。
うちの隣町は、昔、富士見町という町名でした。
もう半世紀近くも前のことですけど。

ニケの変貌

2009年04月26日 | 犬たちのこと
ニケは、去年の2月にうちにやってきました。骨肉腫で死んだうららと同じ日に生まれた姉妹です。ブリーダーさんが、悲嘆にくれている我が家に同情してくださって、ニケを飼ってくださいと言ってくださったのです。
ニケが来てくれたことで、家族みな元気になりました。うららの姉妹と思うだけで、ずいぶん気持ちが和らいだのです。
ニケは、ブリーダーさんのところでショードッグ用の訓練をされていました。
だから、うちに来た当初は、まるでショーで走っているように、うちの狭いリビングをくるくるくるくる、まわっていました。足を高く上げ、かっかっとリズミカルな音をたて、馬がギャロップしているようでした。頭もあげ、姿勢がきれいな走り方。
いわゆる「モデル歩き」みたいな感じです。
外で散歩していていも、リードを持つ人に寄り添って、足を高くあげて走っていました。なにか指示を待つように顔をじっとみあげて。
ショーでは快活に見えなくてはいけないらしく、顔は笑っていました。
でも、うちで暮らすうちにしだいにそういうことはしなくなりました。
今では家ではのそのそと歩き、だらんと寝そべっていることも多いですし、外でも電信柱や草むらの匂いばっかり嗅いで、ゆったり歩くようになりました。
時折思い出したように、リードを持つ私の顔をにこにこ見上げながらモデル走りをしていましたが、どうもこの飼い主の反応は期待と違うと思ったせいか、それも減って、今やほとんどしません。

ニケは一年で変貌してしまいました。みんなに太ったと言われます。
近所の人に、「なんか普通の犬になったね」と言われました。
娘は、「からだも動作も顔もゆるんだよね」と言います。
極めつけは夫です。
あろうことか、ニケを「黒豚」と呼びました。「おい、薩摩の黒豚、トンカツにしちまうぞ」。
かわいそうなニケ。
そして、パールと並んで歩いているのを見て、「豚に真珠だ」と笑うのです。
ひどいよね、ニケ。
絶対ダイエットを成功させようじゃないの!!