1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

新庄さんが日本ハムの監督に就任が決まった途端、巷では、ああだ、こうだ、と肯定派、否定派、が。まだ、ペナントレースは始まってないのに。何にしても、面白くなりそうだね。期待値が大きい。

2021-10-29 18:21:44 | 法話
読者が「住職。新庄さんが日本ハム新監督に。どう思う。自分1人で好き放題してきた人が、今度は全体のまとめ役を。真逆の生き方ですもんね」と。「それは、新聞、雑誌、テレビの印象でしょ。以前、彼の野球理論を聞いていたら、ほう、と思ったよ。『監督はこうであるべき』を変える起爆剤になるかもしれんよ」と。

【追伸】
この読者が「昔から、名選手、名監督になれず、と。自分が出来るから、出来ない人の気持ちががわからん、と。勉強が出来る人が、よく言われる言葉だよね。私の友人も大学時代、家庭教師で給料を貰っておりながら『こんな問題もわからん、この中学生、駄目だ』とぼやきを。対し、私が『わからんものを、わかる様に教えるのが、君の仕事だろ。お金をもらってるんだろ』と。こんなケース、多いでしょ、住職」と。「新庄さんは名選手だけど、苦労も大概してそうだよ。あの気性だから、そうは見えないけど。落合さんも、原さんも、名選手で名監督だよ。否定から入ったら、何も産まれんよ。来季の結果を見てから、評価をしよう」と。




【住職の法話。考え方を少し変えただけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2284話目】檀家若者が会社を辞める、と。理由は直属上司。「辞める覚悟があるなら、東京本社の社長に直談判を」と。結果、社長が神対応。

2021-10-29 17:59:56 | 法話

人材が育たたない会社の社長が拙僧に「幹部クラスに向けて何か話を」と依頼が。その講演で「犬に『ワン』と鳴くな、と。猫に『ニャー』と鳴くな、と。牛に『モー』と鳴くな、と。赤ちゃんに『オギャー』と泣くな、と。では、彼らは、どうやって意思表示を。その鳴き声で彼らの意思を読み取れるが、上役の器量」と。

【追伸】
この講演で、幹部クラスに「昨今の日本は、人を育てる、という一手間を面倒臭がる傾向が目立ちます。苗を植えて、水を与え、夏草と戦い、八十八夜経たんと、米は実らん。ノーベル賞クラスの人材は皆、研究にお金を惜しまない外国へ。拙僧の知人医師も、米国へ行って、日本には帰る気はないと。人材を育てないで、将来、この国をどう維持していく。ここが、思案どころ。武田信玄公が『人は城、人は石垣、人は堀』と。この考え方は非常に大事」と。



【住職の法話。考え方を少し変えただけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2283話目】 拙僧の妻は人前で拙僧を批判した事が。夜、2人きりになった時「パパ、あんな事を檀家さん達の前で言わない方がいいよ」と。

2021-10-29 16:30:45 | 法話
知人住職の子供が「番組『ホンマでっか』でお笑いの濱家さんが『玉ねぎの値段の高いのと安いので作るカレーは味が違う』と主張。疑うさんまさんに『じゃ、今度、作り分けて持ってきます』と言ったら、相方の山内さんが『さんまさんが、間違えたらどうすんだ』と。おいちゃん(拙僧)、これ、そうだよね」と。

【追伸】
この子供の「これ、そうだよね」の意味するところは、拙僧が以前、この子供に『藤堂高虎公という武将は、将軍(徳川)に懸案書を提出する場合、必ず複数の懸案書を提出。1つの懸案書だと、将軍が高虎公の指示に従った、という事に。複数だと、将軍が選んで指示した、という事に。下の者は、そのくらいの気は使え、と家臣に』の話をした事があった。この話をこの子供は覚えていて「これ、そうだよね」と拙僧に。もう3年以上前の話なのに、この子供、将来、檀家さんの話をよく聞いてあげられる、よき住職になるだろうね。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2282話目】今回の法話の様な話は少なからず。「僕の爺ちゃん、婆ちゃんは、いったいどこにいるの」と孫が思うは、至極当然の疑問にて。

2021-10-28 11:06:03 | 法話
読者小学生から「1月、3月、8月、9月、12月の月になると友人達が『新年の、彼岸の、お盆の、今年最後の、墓参りに行くから、今日は遊べんよ』と。春休み、夏休み、冬休み、になると友人達が『田舎に帰るから、今日は遊べんよ』と。僕の家には、墓参りも、田舎もない。この時期になったら、いつも寂しい」と。

【追伸】
この小学生に「お墓はどうしたの」と尋ねると「お父さん、お母さんに『僕の家には、お墓はないの』と尋ねても『ない』とそれだけ。『僕の家には、田舎はないの』と尋ねても『ない』と両親は不機嫌に。僕の友人達は『今日は、お寺参りに』と度々。その事を両親に話すと『人の家は、人の家』と、また不機嫌に」と。対し、拙僧「君が大人になったら、親の不機嫌の理由がわかる時期が来る。その時、納得いかなかったら、また、連絡しておいで」と。



どうしても子供は「あの親の子だから」という評価をされる。わが寺の檀家の中にも、その評価を受けて、辛い思いをしたは何人も。結果を出せば、人の口は止まる。それしか、第三者の口を止める方法はない。

2021-10-26 14:19:45 | 法話
檀家老人達からの話題は専ら眞子様の話が中心。「秋篠宮様ご両親は、辛かろうね。ご自分の娘さんの結婚に、反対デモが起こったんだから。こんな事態が将来訪れるとは、眞子様が子供時代には、恐らく微塵も想定を。悪いが親不孝にしか思えん。皇族であれ、一般であれ、結婚は当人達だけの問題では、ないもんな」と。

【追伸】
この檀家老人達が「住職は度々『親の反対する結婚で、上手くいった例は少ないかな』と。住職の見解は」と。「昨日、もう、夫婦になられたばい。親の反対する結婚でも、いい意味で、予想を裏切って、幸せな生涯を送った夫婦も、少なからずおらっしゃるよ。ただし、当人達の生き様次第だが。爺ちゃん、婆ちゃん、あなた達が言う『結婚は当人達だけの問題ではない』は、確かにそうだよね。懐妊、出産、子育て、病気と、人生は支えてもらわにゃならん事が山ほどある。そう考えたら、小室圭さんは、余程、根性入れて眞子さまを守っていかにゃ、ならんと思うよ
」と。1人の檀家爺様が「ところで、住職。お2人の記者会見、どう思ったや」と。「しないほうが、よかったかな」と。