1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

番組『そこまで委員会』で、人の流れは変わらん、というより、増えているのに、感染者が減少している理由について討論が。宮沢先生の『京大、おどろきのウイルス学講義』ですが、一読の価値あり、ですよ。

2021-10-31 16:12:45 | 法話
内閣府経済財政白書が、これまでの経過から「人流と感染、直接的関係なし」と。様々な感染経路、感染スピードから、人流と感染の因果関係に疑問符を。京大の宮沢孝幸先生は、最初からその事を。「酒飲んで、大声出せば、飛沫が飛ぶは当然。そんな事もわからん奴は、とっとと感染しちまえ」と。感染防止の基本かな。

【追伸】
   久々『そこまで委員会』に京大の宮沢孝幸先生が。結構、方々で叩かれた様で、お疲れのご様子。結局、1年半前に、先生が鮮烈なデビューをされた時の言葉「酒飲んで大声出せば、飛沫が飛ぶは当たり前。そんな事もわからん奴は、とっとと感染してしまえ」が真理。お隣の韓国では今また、コロナの感染数が。油断したら増加するは、普通の風邪でも、インフルエンザでも、コロナでも、同じだと思うけどな。
   宮沢先生が「新型コロナを巡って、世論の意見が割れている。割れているだけならまだしも、意見が異なる者同士がいがみ合っている。それが悲しい」と。宮沢先生は先日『京大、おどろきのウイルス学講義』を出版。様々なウイルスの存在をわかりやすく世に説明。もともとウイズコロナは、平安時代の頃から発生してると。人流抑制よりも、感染するメカニズムを学んで、感染防止を試みる方が大事と。これから先、湧き出てくる様々なウイルスに対して、この考え方の方が、拙僧も、正しい気がする。宮沢先生は、コロナ軽視はしてないんだが。
   米国では、マスクなしの生活に戻るに、あと10年と。が、宮沢先生は、2年くらいと信じたい、と番組で。これがまたくさ、2年というが外れたら「この嘘つき野郎、このホラ吹き野郎」と散々言われるんだろうね、気の毒に。「よし、あと2年か、頑張ろう」という希望と元気をもらえたんだから、それでええと思うんだけどな。予想が違ったら、また、新たな予想で、新たな元気(免疫)を貰えば、それでよか、と思うんだが。ポジティブに行こうよ。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2291話目】 失敗を許してくれる社会を自由な社会。失敗を許してくれない社会は自由な社会とは言えない。が、無論、限度はある。

2021-10-30 19:29:50 | 法話
親の『お金にルーズ、酒癖の悪さ、異性へのだらしなさ』で、何十年も『蛙の子は蛙』のレッテルを貼られ続ける子供が、檀家の中だけでも少なからずいる。で、あるのに「いつまで私は、失敗した事を言われ続けなければならないのか」と、子供へ迷惑を掛けてる事よりも、自分の評判を気にする親が。正直、驚かされる。

【追伸】
親に虐待を受けて育った子供の8割が、親になって、わが子を虐待するとの統計が。子供時代は、虐待する親を批判、恨みを持っておったに、自分が親になったら、親と同じ事を。知らず知らずの内に、それが自然と身に付いて。親を反面教師として育った子供が、2割はおるというは、救われる数字かな、と。時折、その様な親が「やらかしてきた事を払拭させる方法はないのか」と。対し、拙僧「あなた達の将来の評判は2通りしかない。1つは、子供があなた達と同じ様な人間に成長し『やはり、蛙の子は蛙になったか』と、親の評判変わらずとなるか、今1つは『自分達の様な人間にさせてはならん、とあの親、必死に育てたか』と親の価値を取り戻すか。ただし、この2つ目のケースは、子供が親とは違う人間に成長しておるが条件だが」と。



【住職の法話。考え方を少し変えただけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2290話目】 昨今は怒ったが負け。どこでもここでもスマホでパシャ、で、投稿。その前後を知らない第三者が寄って集って言いたい放題。

2021-10-30 15:00:45 | 法話
読者が「住職も腹が立つ事って、あるんですか。あるなら怒りをどう抑えてるの」と。「そりゃ、あるよ。坊主も感情持つ人間にて。『お前も他者にやった事があるだろ』と自分に言い聞かせて」「それでも怒りが、の時は」「それでも我慢さ。昔『私はこれ(小指)で会社を辞めました』のCMが」「そうか、立場か」と。

【追伸】
この読者に「腹に据え兼ねる事でもあったんかい」と。「はい。まるでサンドバッグ状態。投稿した私の言葉を1人の人が自己主張で誹謗中傷した途端、その前後の事情を知らん第三者が投稿者に洗脳(鵜呑み)され、寄ってたかって参戦してきた。何なんだ、こいつらは。住職は、炎上した事、ありますか」と。「誹謗中傷の方は有難い事にないよ。誹謗中傷じゃない方だと、1つの法話に450万人が。ツイッター社の方から『あなたの投稿は今、バズってます。今現在、フォロー数が日本で24位です』と画面に通知が。画面に通知が出るんだ、と驚いた。まあ、誹謗中傷に関しては、静かになるを待つしかないよね。第三者は、自分の事じゃないから、暇潰しで乗っかってんだから、その内に飽きるよ。ほっときない」と。

投稿写真は、禁煙パイポ、のCM。



【住職の法話。考え方を少し変えただけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2289話目】電車内で子供が土足で座席上を飛んだり、跳ねたり。母親が「人に怒られるわよ」と子供に。そこに男性が「その怒る人だぞ」と。

2021-10-30 14:12:52 | 法話
順番待ち椅子に土足で子供が。店側が何度注意しても聞かず、その椅子から子供が落ちた。すると父親が「椅子など置いとくからだ」と。他諸々の理由で店が小学生以下の来店を禁止。後日、訳を知らん第三者が、嫌がらせ電話、店先にゴミ放置。この件を檀家子供達に話すと「恥ずかしい。僕の親じゃなくてよかった」と。

【追伸】
カワセミなる鳥は、巣立ち時期を見据え、急流河川上の枝に巣を作ると。その日が来たら、親鳥は餌を咥え、川向こうの枝に。如何に雛が鳴こうと、与えようとはしないと。「食べたいなら飛んでこい」と。とうとう雛は空腹に堪えきれず、勇気を出して親鳥の枝へ。その時、親鳥は雛鳥に最後の餌を与え、これで、巣立ちが終わり。見て見ぬ振りが出来るが、本当の親の姿かな。過保護、過干渉で、当然子供が経験しておかにゃならんものを、悉く親が横取りし、何も出来ないまま、子供を社会に放り出す。その結果、子供は社会に馴染めず、引き篭もりに。「そうすりゃ、そうなる」を人間は、他生物から学ばにゃならん事が、沢山ありそうですね。












【謹賀新年。明けましておめでとうございます。本年もどうぞ、お付き合い下さいませ。2288話目】家に仏壇があるから、お墓に行けば、祖父母父母の遺骨(形見)があるから、思い出す事も出来、恩を返す事も。

2021-10-30 12:53:20 | 法話
昨年の暮れ、檀家の親族が「住職、ここのお寺の檀家にしてもらえませんか。叔父の納骨に伺った時、このお寺の納骨堂は布団を敷いて寝ても怖くないな、と思ったんです。辛気臭くないし、納骨堂独特のカビの匂いも全くない。聞くと、晴れの日は必ず窓を開封して風通しを。私は四男で菩提寺がない。駄目ですかね」と。

【追伸】
時折、散骨後に後悔された方がわが寺に足を。昨年も何人か、来られましたね。対し、拙僧「散骨と言えば、聞こえはいいが、あれは捨ててるに同じ。『これ、正解』と思う事も、テレビ、書物、会話の縁など、僅かの時間で自分の中の正解が変わる事は数多にある。知識、知恵、経験が増す毎に、思考も深まり、視野も広がり、考え方も一変する。今、流行に乗って、人の口車に乗って、軽々の判断をすると、先で後悔を招く事に。海に撒いた遺骨はもう、どうしようもない。遺骨の件に限らず、昔からそうしてきたものは、今は納得いかずとも、一旦立ち止まって、時間を待ってみる事も大事。以後、注意を、だね」と。