1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

今の政治家には、いないかな、こんな豪傑は。その是非は兎も角、田中角栄さんの指導者としての魅力は最高峰。「出来る事はやる。出来ない事はやらない。しかし、すべての責任は、ワシが負う」と。

2021-10-04 19:58:51 | 法話

檀家が「先日、番組『日曜報道』で、自民党と民主党が、辺野古問題で議論を」と。「その番組、拙僧も見たよ」「どう思う、住職は」「あんたの党も過去は、そうだったじゃないか、ああだったじゃないか、の責任の押し付け合い。もうよかかな。過去にあった事なら国民も承知。これからの具体案を与党も野党も」と。

【追伸】
拙僧、18歳の頃、爺様を車に乗せて、爺様と親しい国会議員(大臣歴任)の家に度々足を。見るからに土建屋の親父。声も、笑いも、態度も、でかい。業者との会話の中には決まって「わしの取り分は」の言葉が。需要と供給があからさまの時代。だけど、その是非は兎も角、頼り甲斐があったかな、昔の代議士さんは。先日の自民党総裁選、基本は無記名投票だが、田中角栄さんの時は、少し違っていたとの事。「記入する氏名の1文字を大きく書け」と指示。これで支持すると約束した人間が、裏切ったかどうかわかると。あくまでも噂話だが。





【住職の法話、考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2269話目】昨年出生過去最低の84万人。単純計算で100年後、日本は8千万人。が、国の予想では、50年後にはその数字に。

2021-10-04 18:44:18 | 法話
住職の仕事ってお経を唱えるだけだと思っている人が多い。が、赤子の名前付けから、萬相談、独居老人の世話(入院世話、死後始末)まで、多種多様。日に何度も檀家の老人達から電話が。「住職さん、電話したが、何の用事で電話したか忘れた」と。「頭の中で忘れたんだろ。なら、その内、頭の中から出てくるよ」と。

【追伸】
現在、この国の独身者、その数の何と多い事か。そうなるからには、そうなる理由があるだろうが。人間は皆、事情を抱えて生きている。事情の塊が人間だからね。人間は歳が増すにつれ、失っていくものばかり。職、親、友人、伴侶、健康、と。最後は自力で食事も、大小便も、風呂も、寝返りも。誰かの世話にならなければ、人間は皆、生まれてくる事も、死んでいく事も出来ない。誰かの世話って、いったい誰の世話を受けるの。この話は個人的な世界を言ってる訳ではない。子供を産んで、育ててなかったら、世の中に世話する若者(介護士、看護師)がいなかったら。さてさて、この先、どうなるんだろうね。今の子供達の時代の問題。