檀家中学生が「蜂の巣は何故、六角形なの」と。「決められた領域(巣)の中で効率よく、を考えた時、隙間なくが、最も大事。五角形から丸までは外側に無駄な空間が。四角形、三角形では丸い幼虫が入ったら、内側に無駄な空間が。六角形が最も無駄な空間がない」「何でそれを蜂が」「さあ、自然界の不思議かな」と。
【追伸】
この中学生に「六角形で作れば、最小の材料で作る事が出来、構造上も頑丈に作れる。これを『ハニカム(蜂の巣)構造』と言って『六角形の不思議』とも言われているそうだよ。人工衛星、飛行機、建築機器、などの材料にもこの構造が。これを蜂が自然に身に付けたとは、ほんと、驚きだよね。自然界にはまだまだ、習うべき物が数多にありそうだね。因みに、粘土を丸い玉にして並べ、上から圧力をかけると、隙間を埋めて、丸い粘土玉が、六角形になるという事だよ。シャボン玉でもこの現象が。今度、試してごらん。知識は学問から得られるが、その知識を活かす知恵は経験からしか得られん。経験なき知識は、ただの『物知りさん』だよ」と。