1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2363話目】 昨今、混浴女性待ち伏せ『ワニ族』の被害で混浴施設が次々閉鎖を。顔だけ出して待ち伏せる姿が、ワニに似てる事から、と。

2022-02-27 16:17:38 | 法話
読者女性が「今田さんの番組で『ワニ族』の話があった。混浴温泉の湯船で顔だけ出して、女性が入ってくるを待ち構えているとの事。これ、若い人達はしないと。『42度で20分以上入り、熱中症死亡例が』と専門医が。そんな知識を知ってか知らずか、ペットボトルを所持してまで、アホか。どう思うよ、住職は」と。

【追伸】
この読者女性が「30年程前には1200ヶ所もあった混浴施設が、現在では500ヶ所程に。この『ワニ族(混浴女性待ち伏せ男性)』のマナーの悪さが原因の1つと。混浴施設が閉鎖すると、その施設がある温泉宿にワニ族が集まってくると」「昔、檀家の爺様から『〇〇風呂や、ソープ〇〇があるは、街中で女性が襲われるを最小限にするため。所謂、必要悪というやつだな』と教えられた事が。混浴や風俗店が全てなくなったら、ある意味、病気とも言える人達はどうするんだろね」と。「本性の問題だから、難しいですよね。一般人は然程、他者の目は向けれらないが、政治家さん、芸能人さんは、これだけスマホで『パシャパシャ』やられる時代に、次々不倫(浮気)して職を追われる人が。危機管理能力の欠如(平和ボケ)がここにも、ですね。だが、まあ、混浴の話に戻しますが、そう時間を掛けずに日本も、外国の様に、浴衣を付けての入浴スタイルになってくるんではないかな」「そういえば昔、CMで『私はこれ(小指を立て)で、会社を辞めました』というものがあったね」と。









【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 人には誰しも、忘れちゃならんものがある。大事にしなきゃならんものがある。それが、間違いなく、我が人生の支えになってる。

2022-02-26 10:22:11 | 法話
2月は息子の誕生月。33年前、母子共に危険な状態で出産を。当時、日本で3本の指に入る産婦人科医が家内を。出産後、看護師さん達が分娩室から出てこられ「あなた、先生にお礼を言いなさいよ」と涙目で。先生が「久し振りにこんな出産を」と拙僧の肩をポンと。以来、毎年、この月には、本山へ御礼報謝に参拝を。

【追伸】
拙僧家族の今の幸せは全て、33年前の2月22日からが、始まり。この出産で家内と息子が亡くなっていたら今、この日は2人の命日に。当然の事、その後の娘と次男にも会う事が。拙僧も全く違った人生に。この恩を忘れない為に毎年、この日は本山へ御礼参りに。33年前、出産中の夜7時前、看護師さん達が数人、分娩室に走り込んでいった。「何か、大変な事が起こったんだな」と心配しているところに、白い僧衣を着たお坊さんがスーと分娩室の中へ。恐らくこれは幻想、いや、間違いなく幻想。が、直後に『オギャー』と産声が。その18年後、息子が大学で家を離れる事になった時、夫婦でその出産の時の思い出話を。家内が「あの時ね、パパ。入れ替わり立ち替わり、看護師さんが私の体の上に跨ってお腹を。苦しくて、視界が徐々に薄れていき『私、死ぬのかな』と意識朦朧の中、横に白い僧衣を着たお坊さんが立ってね、間を空けず赤ちゃんが」と。驚いた。家内にはその話をしてなかったので。恐らく『この子を助けてもらいたい』という同じ思いが夫婦の中に。その同じ思いが、同じ幻想を見る事になったのかな、と。偶然が重なったとはいえ、不思議なものですね。





【住職の法話】 今日3月13日で拙僧夫婦、結婚34年目に突入。今年で拙僧、還暦に。結婚当初、妻と何年一緒に暮らせるのかな、と。今も命長らえて、一緒に生活を。これ程に、嬉しく、有難く、幸せはない、かな。

2022-02-25 19:51:39 | 法話
3月13日の今日、拙僧夫婦、結婚34年目に突入。妻から本気蹴りを2度、食らった以外、喧嘩は全くなし。ヒステリックに大声を出す姿を1度も見た事がない。蹴りを入れられた時も、顔色1つ変えず、その後は即、普通の会話を。余程に踏んではいけない妻の地雷を踏んだんだと思う。何の地雷だったかは聞いてない。

【追伸】
私達の初対面は拙僧24歳、家内20歳の時にて。付き合いが始まって3ヶ月後に、家内にプロポーズもせず、結婚式の会場と日程を予約し、ウンもスンもなく、事後承諾をさせた。それから後に、家内のご両親の許可をもらいに。許可をもらえたは、結婚式の2ヶ月前、半年掛かった。非常に焦った。後に3人の子供達から「お父さん、それは犯罪やで」と。対し「何を言うか。母さんに考える時間を与えなかったから、お前さん達は今、この世に」と。現在、家内のご両親と同居して10年を超えた。逆マスオさんというも、非常に居心地がよかですばい。

投稿写真は、家内と高野山へ。年末には必ず、御礼報謝でお山へ。







【拙僧、結婚記念日の法話】 調査では順調に貯蓄が出来るは、妻よりも夫が家計管理をした方が、と。夫婦共同管理が最も貯蓄が出来ないと。檀家女性が「女性はストレスで、食ってやる、買ってやる、だもんね」と。

2022-02-25 18:18:29 | 法話
読者が「お寺では、住職の給料って、どうなってるんですか」と。「通常の会社と同じ。お寺から給料が出てるんだよ」「どの寺院も同じなんですか」「同じだよ。住職の中には『お寺の収入は全て自分のもの』と勘違いして、好き放題使う人もいるが、そういう寺院には査察が入って追徴課税が」「へえ、そうなんだ」と。

【追伸】
その読者が「ところで、お寺から貰った給料は、住職夫婦はどっちが管理するんですか」と。「副住職の時代から父(前住職)は直接、家内の手に渡していたから、今でも拙僧、全額家内に」「じゃ、住職は、個人的に自由に使えるお金は持ってないの」「持ってないよ。お寺のお金以外は、幾ら貯金があるかも知らん。だけど、拙僧は個人的にお金は必要ないもんね。煙草もお酒もやらんし、趣味もないし、遊びにも行かんから、小遣いなんていらん」「私達夫婦とは真逆だ。私の夫は毎朝、1000円を私に手渡して会社に。給料が幾らあるかも、貯金が幾らあるかも、私は知らない」と。「そういうご夫婦は、檀家の中にも何組もおらっしゃるよ」「そういう旦那は、どんな旦那ですか」「お金に細かいか、亭主関白、かな。だけど、人(旦那)がそう動くには、そう動くだけの理由があってね。そうされる奥さんの半数は、お金にだらしないかな。そんなご夫婦は、お互いに隠し事が多く、上手くいってない家庭が多いよね。お互いを疑いながら、誤魔化しながら、生活してるからね」と。











【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2362話目】 世の中には、引き際を誤る人が数多に。これまで築き上げてきた物を全て、置いて引かにゃならん。最後の敵は、我が心にて。

2022-02-24 09:50:05 | 法話
知人の外科医が、52歳で執刀医を引退。「住職よ。理由は、目。人の命を預かる責任が持てなくなった。今1つの理由は、親が危篤状態の時に手術が入り、結局、親の臨終に。仕方がない、それが自分の仕事と重々わかってはいるが。様々な理由から、ここが限界だな、と」「これからは」「若手の育成に貢献するわい」と。

【追伸】
人間に、平等に与えられているは、時間の流れ。寿命は別だが。この時間には全て限りがある。よって人間、引き際が大事。この引き際を間違ったら、自分だけでなく、周囲にまでも、様々後々まで影響が。引き際の成功例としては、家康公と秀忠公の代替わりがまず頭に。後ろに家康公が控えている事で諸大名は野心を持てず、その間に、叩かれて、恥かいて、秀忠公は推しも推されぬ将軍に。余力を残しての引退は、スムーズな代替わりに加え、後継者育成に尽力出来るという利点も。拙僧の父も家康公同様の代替わりを拙僧に。代を拙僧に譲って3年後に他界を。安倍元総理が他界し、日本はリーダー不在の国に。たった1人の御人が消えただけで、こんなにも浮き足立つとは。が、何人かは、安倍さんの心を踏襲出来る人達が。