【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 読者が「事あるごとに難癖をつけてくる国とトンネルで繋ぐなんて」と。「まだ、国ではそんな話は何も出てないんじゃないの」と拙僧。

読者が「報道番組で日韓トンネルの話が、また浮上を」と。「国家間ではそんな話、出てないでしょ。民間レベルの話じゃないの」「ところで住職は、この日韓トンネルは、どうよ」と。「そうだね。日本は飛行機での入国は多少厳しいが、あとは、ゆるゆる。よくよく考えないと、国内の治安が悪くなっていくのでは」と。

【追伸】

この読者が「飛行機と船だけで十分、と考えてるの、住職は」と。「鉄道で繋いだら、雪崩を打って。分母が大きくなれば、当然リスクも。将来の子供達に危険リスクを背負わせる様な物を、わざわざ残さんでもいいかな。折角、島国なんだから、海という自然の利を、わざわざ失くす必要はないかな」「国葬反対デモ、あれを見たら、ゾッとしますもんね」「まあ、あれは、あれで、色々ね。拙僧もその報道番組（日韓トンネル）、見ましたよ。安倍さんの国葬が終わったら、早速にこの話が」「ワイドショーは、今度はこれを飯の種に」「まあ、その意図は知りませんが、いかに親しい隣家とでも、その間に垣根は必要でしょ。垣根があるから『親しき仲にも礼儀あり』が保たれておるんですもんね。付かず離れずの距離間をわざわざ壊す必要はないかな」「この投稿してある地図（東京と北京間鉄道）を見ると、悪い予感しかしないのは、私だけでしょうか」と、この読者が。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 神輿は担いでくれる人がいなければ、神輿の上に乗る事は出来ない。担いでくれる人がいるという事は、その人はそれなりの人、という事。

諺に『馬には乗ってみよ。人には添うてみよ』と言う言葉が。昨今、与野党問わず、実際、会話をした事もないのに、人間（人格）否定をする人達が増えてきたよね。SNSが爆普及してからは特に、陰口を言えるツールを貰ったからね。否定、誹謗中傷した人が、後にその人の真実を知って、大恥をかいたを少なからず目に。

【追伸】

数年前の話だが、檀家爺様（現在９１歳）が５０歳の時、福岡県の町会議員当選の祝賀会に麻生太郎さんが。その時、爺様は数分間だけ、麻生さんと会話を。その１０年後、爺様が町会議員に当選した時、祝賀会に顔を出してくれた麻生さんに『覚えてるはずないよな』と思いながらも「私の事、覚えてますか」と聞くと「〇〇勝弥さんでしょ」と。これには驚いたと。聞くと、麻生さんは１度会った人は、大概忘れないとの事。人を大事にする人は、人からも大事にされるんですね。これを数年前、ツイッターに法話として投稿したら、有名大学生達が数多に「麻生さんは、漢字が読めん、漫画しか見らん、のイメージしか。住職の言う通り、直に接してみないとわからないものですね。麻生さんのイメージが爆変わりしました」と。「人間には誰しも、長短がある。短所を抑え過ぎたら、長所まで萎む。短所があって初めて、長所が光るんだよ。特に子育ては、この教えは大事かな。将来、親になった時の為に、覚えておいて下さいね」と。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。２４１７話目】 迷信は、解明されれば、迷信でなくなる。様々な事が解明されていき、拝み屋信仰の畑が徐々に狭くなってきたよね。

檀家の家族が「昨夜、空に数個の光玉が静止状態で数秒間。住職はUFO を信じるか」と。「この大宇宙に知的生命体が人間だけ、というは少々傲慢かな、と。昔、人類は『地球は丸い』や『海向こうに人が存在』なんぞ、誰も。迷信は解明されたら、迷信でなくなる。現状をもって、これが全て、と判断するは、少々性急」と。

【追伸】

この家族に「解明されてないものに、恐れ慄くのはどうかとは思うが、イギリスの理論物理学者、スティーブン、ウイリアム、ホーキングさん（２０１８年３月没）は、こんな事を言われたよ。『そもそも、地球に知的生命体などいるのか』と。確かに。同族同士で殺し合う様は、他の生物（チンパンジー、イルカ、カモメ、ミツバチ、など）と何ら変わらん。因みに、人間を１番殺しているは『蚊』と。人間を２番目に殺しているは『人間』と。もし、宇宙人（知的生命体）がいるとするならば『危ないリスクを背負ってまで、地球に攻撃を仕掛けるより、人間同士に殺し合ってもらって、静かになるを待つべよ』と、そうなりそうだね」と。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】騙されない様にするには、間違った方向に導かれない様にするには、知識、知恵を身に付ける事。知識、知恵は、わが身を守る鎧にて。

読者が「日本の事しか知らんが、信仰問題が起こり過ぎだよな、住職」と。「ワイドショーで『このサラダ油が、このココアが、この〇〇が』体に良いと言った途端、自分でその真偽を確かめもせず、町のスーパーからその品物があっという間に消えてなくなる。洗脳されやすい国民性なんだろうね」「日本は信仰天国か」と。

【追伸】

この読者が「と、いう事は、ワイドショーを使えば、国民感情なんて、どうとでもコントロール（転がせる）という事だね」「そうだね。何度も、何度も、大声出して騒ぎ立てれば、人は恐怖心を抱き、簡単に洗脳されていく。信仰なんかは特に『災難に、事故に、死ぬ病気に』など、恐怖を煽れば人の心など簡単に。テレビだけではないよ、書物も、勧誘も、昨今ではSNSも洗脳の手段に」「紛い信仰を見分ける方法はありますか」「釈迦も、達磨も、空海も、最澄も、親鸞も、脅して人を導いたなんていう話、聞いた事がない。先祖が祟った、悪霊がついた、などの脅し文句が出たら、眉唾と思った方が無難かな。何が悲しゅうして、先祖が子孫を祟りますかいな。先祖を愚弄するのも大概にせにゃ、ですね。洗脳されたくなければ、しっかり、知識、知恵を身に付ける事ですね。知識、知恵は、我が身を守る為の鎧ですもんね」と。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。２４１６話目】 政治も、経済も、教育も、宗教も、その組織を担っているは、人間にて。盛衰の根本は、やはり、人材育成かな。

檀家が「友人の母が他界したら、葬式してもらえませんか」と。「その友人に菩提寺は」「あります」「何故、そこに」「住職が、いい加減で」「先祖の遺骨はどこに」「その菩提寺の納骨堂に」「拙僧が葬式して、その納骨堂に納めるの。そりゃ、失礼でしょ。檀家総代会を開いて、様々思いをご住職にお伝えしたら」と。

【追伸】

また、別の檀家が「この人、友人なんですが、菩提寺の住職が他界されて廃寺に。近くのお寺に移ったのですが、お金の話ばかり持ち出すので嫌になり、そこで私に『あなたのお寺を紹介して』と。で、今日、連れて来たのですが」と。その友人（女性)の方に「移ったお寺さんには、どのくらいお世話になってるの」「１年ほどです」「ご家族のご意見は」「まだ、話し合ってはいません」「お金の話ばかりされるご住職なら、離檀料の請求があるかもよ。離檀料の話が出てから『そんな額、払えません』となって、居残る事になったら、居り辛くなるよ。よくご家族と相談を」と。後日、その女性（檀家の友人）から電話で「移ったお寺に、残る事にしました。今の住職の息子さんが人格者なので『そこに期待しよう』と家族でそういう話になりました」「それがいいでしょうね。拙僧のお寺に移って、もし、次の住職が気に食わない住職だったら、またお寺を移るの、という話ですもんね。本来ならば、何故、檀家さんが逃げようとするのか、住職自身が考えなくちゃならない事なんですが、そんな横暴な住職にした総代さんや、檀家さん達にも、少しは責任があると思いますよ」と。この様な菩提寺の住職に関する相談（不満）は少なからず。

さて、離檀料ですが、この相談も結構にあります。その額も凄いのになったら、３００万、８００万、１２００万など。その相談者達には拙僧「離檀料は、どこぞの地裁が『上限５０万円と言いよりました。裁判は鬱陶しいけど、裁判を起こしたら、その額です。それよりも、お寺さん側は恐らく、離檀料が欲しい訳ではなく、檀家に残ってもらいたいんでしょうね。もう１度、ご住職とお話をされては如何ですか」と当人さん達に。因みに、拙僧のお寺は、離檀料はありません。お寺を選ぶ（信仰も同じ。出る、入る）は、本人（檀家側）さんの自由にて。ただ、お寺側の気持ちも分からない訳では。現在、日本の寺院は７７０００ヶ寺。その内の２００００ヶ寺以上は、既に廃寺（住職不在）です。お寺の存続が難しい時代に。お寺以外の分野（職種）でも、同じ傾向にあるようですが。