1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2286話目】 前澤友作さんが、12日間の宇宙旅行から無事帰還を。地球から、月までは4日と6時間、火星までは8ヶ月、掛かると。

2021-10-30 11:41:54 | 法話
読者が「寺院、神社のご利益って、本当にあるの」と。「願いが成就するだけがご利益ではないよ。不成就もまた然り。更なる飛躍の道に踏み出せるし、諦めて別の道にも踏み出せる。今の自分を助けるも、陥れるも、過去の自分の行い。先の自分を助けるも、陥れるも、これからの自分の行い。これを悟れるもご利益」と。

【追伸】
読者が「住職が法話で『超有名信仰指導者が、数多の信者の前で、念力で山を動かす、と。が、何度挑戦するも失敗。すると、信者は皆、その指導者に不信感を。そこで指導者が、山がこちらへ動いて来んのなら、私が山の方へ向かって歩いて行こう、と。各祖師と言われる人達は、関連書物を読む限り、皆、その様な教えを。神通力の存在があるとわかると人間は、努力するを止め、責任転嫁の心や、怠け心が、身に付く事になる』と。私の母が当に、それです」と。「拙僧のとこにも、色々な人が来らっしゃる。『歯が痛い。腹が痛い。ご祈願を』と。『病院に行きなっせ』と指導を。車が度々故障する。ご祈願を』と。『勝ったとこの車屋へ行きなっせ』と指導を。『白蟻が出た。スズメバチが出た。ご祈願を』と。『害虫駆除屋へ依頼しなっせ』と。どうかしとる。拝み屋さんの、またとないカモ、だね。『宇宙旅行へ行かせてください。ご祈願を』と。『命のリスクを背負って、企画社と自分を信じて行きなっせ』と。神社、仏閣のご祈願は、心を落ち着かせてもらう手立てにて」と。





知人老婆が「飼い猫に『ワン、と言わにゃ、ご飯をやらん』と無茶振りしたら、何と『ワン』と猫が。驚いた」と。「某番組で仔犬と仔猫を一緒に育てたら、猫が、ワンと鳴き、待て、お手、まで犬の様に。環境の影響大。

2021-10-30 09:25:43 | 法話
拙僧の小学生時代、学校の前に駄菓子屋さんが。店主の婆様に、先に10円を渡して品物を選ぶと「貰ってない」と言い張り、再度請求が度々。泣いた小学生、数知れず。が、そこしか駄菓子屋がないもんで、皆々学習して、お菓子と10円と同時に交換を。これもまた、社会勉強。婆様に文句を言いに行く様な親もなし。

【追伸】
檀家中学生が「住職、知ってるかい。昨今、塾によっては、A I が入試内容を予測して、山を張った勉強をさせていると。努力をする姿勢は、いいとは思うけど、これって、ほんとに知能向上になってんのかな。応用力が身に付くのかな。ただの点取り合戦だよ。こんな勉強をさせてるから、高校に入って、大学に入って、社会に出て、付いていけない子が、出てるんじゃないの。将来、日本からノーベル賞は出ない、と言われる所以は、ここにもあるかな」と。










白洲次郎さんが「人に好かれようと思って、仕事をするな。むしろ、半分の人には嫌われる様に、積極的に努力しないと、良い仕事は出来ない」と。人が動けば必ず文句言う者が。それが嫌なら政治家には、だね。

2021-10-30 09:01:59 | 法話
お寺では、専ら選挙の話が。「住職。野党と与党の一部がまだ、モリカケ、桜の話を。アホか。そんなの求めてるは、一部の国民だけ。もういい加減、前を向かんかな、政治家達は。岸田さんは、そんなの無視出来るかな、住職」と。「トップは下々の意見を伺うは必要だが、顔色を伺う必要はないけどね」と。

【追伸】
読者女性が「結婚相手は『当人の資質が1番』は、わかってるんですが、その人の家族が同じ地域を転々と引越しを。意味があって、そうしてるんなら、いいんですが」と。「それは色々気になるね。転勤族ならわかるが。何かしらの理由がないと、そう同じ地域を次々引越しは、ね」「その人達の家族の1人になりたい、という気にどうしてもならない」「君の心の内をその人にぶつけてみたら。結婚して、2人で、家風を変えていった夫婦を結構に見てきたよ」と。





英国人と結婚した妻妹の息子達が「日本人は危機管理が欠乏。英国では、ハンドバッグは膝の上に置いておかないと、すぐに盗られる。僕達は午後4時を過ぎたら、外出はしない。昼間とはガラッと雰囲気が変わる」と。

2021-10-30 07:11:38 | 法話
檀家大学生が「コロナ前、北千住で某国の旅行者に、千代田線乗り換えを聞かれ『説明しても無理』と判断、現地まで連れて行った。思えば日本人は、本当にそこへ連れて行くが、某国で親切にされて、着いて行くと大変な事に。この日本の常識が、世界の常識と勘違いして、どえらい目に遭った人を、何人か知ってる」と。

【追伸】
神田うのさんがマネージャーに、750万円のピアスを盗まれ、転売されたとの報道が。神田さんは、これで2度目だよね。この話題が出た時、番組でウエンツ瑛士さんが「人間関係がギクシャクしない様に、罪を作れない状況を構築する。現金は持ち歩かない。家の所在を他者に教えない、マネージャーにも、など。何かあったら、誰かを疑わなければならなくなるから」と。日本も徐々に、そっちの方向に移りつつあるかな。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2285話目】 昨今流行りの『イノベーション(新発想)』は、過去のものを目線を変えて、工夫していく考え方。当に『温故知新』にて。

2021-10-29 20:56:11 | 法話
檀家中学生が「蜂の巣は何故、六角形なの」と。「決められた領域(巣)の中で効率よく、を考えた時、隙間なくが、最も大事。五角形から丸までは外側に無駄な空間が。四角形、三角形では丸い幼虫が入ったら、内側に無駄な空間が。六角形が最も無駄な空間がない」「何でそれを蜂が」「さあ、自然界の不思議かな」と。

【追伸】
この中学生に「六角形で作れば、最小の材料で作る事が出来、構造上も頑丈に作れる。これを『ハニカム(蜂の巣)構造』と言って『六角形の不思議』とも言われているそうだよ。人工衛星、飛行機、建築機器、などの材料にもこの構造が。これを蜂が自然に身に付けたとは、ほんと、驚きだよね。自然界にはまだまだ、習うべき物が数多にありそうだね。因みに、粘土を丸い玉にして並べ、上から圧力をかけると、隙間を埋めて、丸い粘土玉が、六角形になるという事だよ。シャボン玉でもこの現象が。今度、試してごらん。知識は学問から得られるが、その知識を活かす知恵は経験からしか得られん。経験なき知識は、ただの『物知りさん』だよ」と。