1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

コロナ時代は、体操競技の平均台と同じ。右に落ちても地獄(動かねば、餓死)、左に落ちても地獄(注意事項無視して動けば、感染し、最悪死亡)。なれば、バランスを取って、落ちない様に歩くだけ。

2021-10-08 10:03:56 | 法話

四国霊場浄瑠璃寺門前(松山)に、提灯屋さんという遍路宿が。毎年10月に自作の新米(投稿写真)を送って下さいます。宿のご亭主さんも、徳島の鯖大師本坊ご住職も、言われておられましたが「見てよ、金剛寺さん。周囲は山、川、海、田畑、こんな所にコロナはおらんよ。十把一絡げ政策では、社会は動かんよ」と。

【追伸】
拙僧度々法話で「仕事が出来る人間は、仕事が出来る工夫を探す。仕事が出来ない人間は、仕事が出来ない事の言い訳を探す。同じ時間を使って探すなら、言い訳など探さず、工夫を探せ」と。わが寺はコロナ初期の頃は、得体が知れないウイルスだったので、お寺の行事は全て止めましたが、半年後には通常に戻しました。参拝する、しないは、本人の自由。お経の声出しは、本堂内陣の僧侶だけ、それも小声で。本堂外陣の参拝者は、心の中でお経を唱えるを徹底。お接待、お茶は持ち帰り用を作り、法要後はサッと、各々帰宅の途へ。