独り合点(ひとりがてん)

きもの業界をステージとした、ビジネスと生活スタイル、および近況。

料理(4)買い物

2010-06-07 | 料理
料理をするようになって、俄然変わったのが買い物。いままではメニューも何もなく、欲しい物をただポイポイ買い物かごに入れていただけなので、すべて酒のつまみのような物で献立が出来ないこともしばしで、アラレに「あなたは、ただの買い物が好きなだけ」とばっさり!しかしこの数ヶ月、献立を考えながら買うと、レパートリーの少なさ故に、タマネギ、ジャガイモ、人参、そしてもやしは重宝で、リーズナブル、しかも料理の幅が広い野菜なので、随分使いました。しかも主婦よろしく野菜は八百屋、しかも数軒のお店の得意技を比べながら買うまでに成長。でも素人の悲しさで、鮮度や重さ、旬や産地などの知識がないため、単に値段だけで比較して安い物を買ってしまい、あとで「えっ~!」と思うこともしばし。自分に知識がないのを棚に上げ、「やられた~」と思ってしまうから不思議。本当に「安物買いの銭失い」を実践し、かなり失敗しました。また先日はNHKの《ためしてガッテン」で紹介されていた大根っぱカレーが美味しそうなので早速作ろうと準備。しかし、いざ葉のついた大根を買おうと思ったら、2軒、3軒と八百屋、スーパーを回れどもない。意地になって人形町の八百屋、移動販売のトラックがつけている場所まで探し、ようやくゲット。苦労して料理しただけに家族にも好評。意外に美味ですから、だまされたと思って、一度作ってみて下さい。
それにしても自分で料理するようになって、買い物は《美味しくて、旬で、鮮度があって、安全で価格の安い物》を探すようになりました。献立によっては、旬の食材でなくてもOKという融通もつけられるようになりましたが、その日の店頭を見て、献立を考えるアラレに比べれば未だ未だを実感しています。単に安いではなく、コストパフォーマンスがいい、という買い物感覚を女性なら本能的に身につけ、主婦なら更に研ぎ澄まされたものを持っているように思います。小手先の《安い価格》だけでは、お店の姿勢をすぐに見透かされてしまう様に思います。いかにお得、コストパフォーマンスを感じてもらえるか、十分な説明が必要と改めて考えています。こんなことを考えるようになったのも、料理を始めたおかげです。

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1 コメント

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Unknown (maymayman)
2010-06-07 22:54:27
いっや~~~!!!
道端の石からも学べるね~~??
私・・・お買いものデビューは未だです!
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