大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

ありがとうございました

2006-12-31 21:24:21 | Weblog



さして広くもない庭の落ち葉を片付けて室内をいつもより少しだけていねいに掃除したところで体力が尽きました (~o~)

亜土さんからいただいたともだち限定カレンダーをシャックのドアに張って一段落. 張り終わったものは大事にしまってあり今年で9枚目になりました.このカレンダーはいつも西暦が入っていないので見返しても何時のものかが瞬時にはわからないのが特徴.

早めに蕎麦を食べ終わったのであとは今日買ってきた純米酒をチビチビやりながら年を越します.

今年の誕生日から始めたブログですがお読みいただいた方々ありがとうございました.来年もよろしくお願いいたします.

「武士の一分」 

2006-12-25 20:16:08 | Weblog

観てきました.  

感じたことを少し. 

演技を語る鑑賞眼はないので一言だけ, キムタク・・・なかなかやるなっ.

プロットは極めてシンプルで既知であったことから、物語の展開に意外感はありません.
願わくはラスト間際のシーンで戻ってきたヨメさんの加世を煮物の味で見破る場面はもっとタメた演出でもよかったような気がします.なにしろこの話の泣かせどころですから.

実はこの物語の原作者をテッキリ山本周五郎と思い込んでいました. ”時代物・けなげな嫁・失明 ”という三題が当てはまる物語を昔々読んだことがあったからです. オボロな記憶ですが,日本婦道記という連作短篇集に納まっていたと思います.

藤沢周平作品には 「たそがれ清兵衛」 公開あたりからにわかに光が当たり始めたような気がします. NHKの”ラジオ深夜便”でも松平アナによる作品の朗読が長いあいだ続いています. 

多くは読んでいないのですが,藤沢作品はラストまで読み進んでもハッピーエンドとはならないことが多いです.重くどうにもならない現実の中でもがく人々を描く作品が目立ち,エンターティメント時代物としてのカタルシスはほとんど望むことができません. この映画のラストでホッとさせて泣かせる展開に山本作品と間違えたのは自分としてはむべなるかなと思っています.

新宿の映画館で本作を見た晩,偶然テレビで 「たそがれ清兵衛」 を放映していました. 既観でしたが比較のため再度観てみました. 重箱隅の話で恐縮ですが,加世の着物姿がほとんど皺もなく整った着こなしでいかにも不自然.アイドル出演の映画とはいえ内容からしてもう少しリアリティがあってもよい.
清兵衛は五十石,三村新之丞は三十石ですが三十石の方がこぎれいに生活しているのは同じ演出者の作品としては一貫性が無いように思えました. 

あと,「~でがんす.」 という山形の古い言葉づかいになんともいえない優しさを感じました. 「スウィングガールズ」もオリジナル方言を含むとはいえ同じ地域の方言だったと思います. この地方の言葉が好きになりました.

出張の神様・・・(?)

2006-12-20 07:40:55 | Weblog
今日ヤボ用のため上京します.
都内に行く機会は多いのですが基本的には自費で上京しないのがワタシのポリシー.
ところが今回は一ヶ月以上前に決まっていたプライベートな用件.明日の午前中に用件を済ませてサッサと帰る予定だったのだけれど昨日になって金曜日(22日)に都内での会議が”ポン”という感じで入ってきた.
プライベート部分の有給休暇は取得する必要があるが交通費や滞在費の一部が出張旅費でまかなえるので非常に ラッキー(^-^)

こうゆう偶然は記憶しているだけでも,昨年8月,今年5月.今年11月に続いて4度目.  なかなかステキな神様がついていてくれるらしい・・・

忘年会

2006-12-18 01:19:54 | Weblog

シーズン真っただ中ですね.
かつてはこの時期になるとワタシもお呼びのかかる会が何回かあった様な気がしますが,淘汰が進んで現在は地元のアマチュア無線クラブのみになりました. 

忘年会が減った原因は勤め先の平均年齢が上がって飲み会に対するテンションが低くなったことが一番大きいと思います.
なにしろ昨年まではワタシが若い方から数えて2番目でしたから. 退職者等の要員補充の無いままメンテしている装置群の自動化が徐々に進み, 最終的には人員は整理されてしまうような感じがあります. 

装置産業にたずさわる者にとって技術進歩と要員のに合理化は避けて通れない部分があるので,それがこの職を得たときからの宿命と思えば,リストラされないだけ良しとしましょうか・・・ 

ところで昨夜(16日夜)の忘年会ですが

大島の広さは約91平方キロ,山の手線の内側全部の面積とほぼ同程度の広さがあるそうです. そう,結構広いんです.
そのためなじみで集まって飲むと言っても自家用車を使わざるを得ず,地元ハムクラブの忘年会は近頃の飲酒運転取締り強化が始まるはるか昔から泊り込みが慣例です. いつもとおり三原山外輪山上にある大島温泉ホテルで実施しました.
35年ほどの歴史のある地域ハムクラブで一時期はYL (女性)さんも複数参加するほど盛況な時期もあったのですが昨夜の参加者は6名
 (^_^;) 

全員大島のハムの黎明期から仲間で,年齢差は最大12歳近くあります.お互い若さ溢れる頃や中学生の頃からの付き合いですが,いまは孫や子どもがいる年代にシフトしています.
長いハム歴の間に趣味の傾向の変遷はありましたが各自仕掛け物に対する興味は変わらないので,堅気の方と話す時のような前フリなしでいきなり技術系話題の核心に入れるのが,なんともいえず楽しいところです.
昨今のアキバ系と呼ばれる若者たちのオタッキーな会話も方向性こそ違え,似たような快感を伴いながらなされているのだろうと想像されます.

コールサインが失効した,などという寂しい話題もありましたが,縁あって年齢も職業も異なる人たちが30年以上に渡ってお付き合いを続けているというのはある意味貴重なことのような気がします. もっぱら幹事役なのですが,来年以降も定例のレク行事 (花見・夏季キャンプ)は気力の続く限り続けて行きたいと思います.

冬空

2006-12-05 00:58:43 | Weblog


11/30に利島より戻りました.写真をクリックしてください,現地から見える大島です.
大島を北側や西側からみた島影は船で上京するときに毎回見るので慣れているのですがこのアングルからは一瞬戸惑います.

まだ利島に行き慣れていない頃伊豆半島の地形と勘違いしたことがあります.

利島からは5000トンの貨客船で約1時間で大島に帰り着きます.
時刻表には一応ジェットフォイル便も掲載されているのですが西からの季節風の厳しくなるこの時期はまったく就航できません.いったん走りだせば約半分の所要時間で着くのですが,冬は完全な画餅となってしまいます.

明日は都内へ出張です. (~o~)