大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

2013.10.27 やっと現場に入りました

2013-10-27 22:47:53 | Weblog
  


現場での被災者捜索は,はたして若い一般消防団員の足手まといにならないか心配だったのでその旨分団本部長に事前に申し出ました.ロジステックス部分をやってもらえれば助かるので参加OKとのことでした.ただ今日の現場ではそのような役務は特になく実際は多分にモタモタしながらみんなと一緒片付け作業に従事しました.

以下のURLで現場の写真にリンクします.

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.531681903587262.1073741852.100002363704378&type=1&l=621b974f59

一週間経過 メガクルーザーがたくさん

2013-10-23 20:47:34 | Weblog


元町の沖には連日おおすみ型LSTがどっしりと腰を据えています.

昨日まで随伴するように海保のヘリ搭載型の大型巡視船(PLH)が特救隊を擁して漂泊していましたが今日は見えませんでした.

島内はカーキ色のメガクルーザー(自衛隊では高機と呼ぶらしい)数十台をはじめ多くの特殊車両が走行していて非日常感がとても強いです.

被災直後,職場は現状把握で精いっぱいだったのですが復旧活動が進むにつれて安定した連絡手段の需要が増えてきたため,週明け頃から急にあわただしくなってきました.今日で三日続けての残業です.

日中に入った開発総合センタの大会議室はいつもは200名ほど収容できる講演会等のための施設ですが,現在は自衛隊のオペレーションセンターになっています.

迷彩服にヘルメットのままの隊員 60-70人が会議用テーブルにノートPCを広げ,壁には組織図・インフラ拠点図・地図等が多数掲示され運び込まれたプロジェクタには大きな島の地図が投影されていました.会話をした担当者は,姿はものものしいけれど話してみると優秀な通信エンジニアでした.

退勤時,前方を今日の救出活動を終え宿舎に向かう高機5台のコンボイが走行していました.
幌の窓からは疲れきった様子の若い隊員の顔が見えています.

「お疲れ様」 「ありがとう」 心の中で呼びかけました.

意外なのはどの高機も思いの他の安全運転(40km/h)で後ろに着いてしまうとちょっと焦るくらいなこと.

社用車(軽)で走行していた日中には,なんと前方を走行していた高機が路肩に寄って道をあけてくれました.

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もう少し若ければ,休日だけでもチェーンソー持参で現場に入りたいところですが,たぶん邪魔になるだけだろうなぁ.

今回はインフラ復旧にプライオリティを置かせてもらったので消防団の捜索活動にも参加できていない.

とりあえず日々やらなければならないことをこなしていくだけ.



2013.10.16 伊豆大島元町地区の現状

2013-10-16 23:25:15 | Weblog
たくさんの方からお見舞いのメールやメッセージをいただきありがとうございました.

現在のところ亡くなった方17名,安否不明43名との報道があります.人口8000人ほどの島としては大変多くの犠牲者が出ている模様です.私自身は家屋を含めてさしたる問題なく過ごしています.被災現場はマスコミに頻繁に報じられているように元町地区の3丁目・神達地区ですが写真にある通り三原山山腹の西南面に大きな地滑りが生じています.
ここを通っていた登山道路(御神火スカイライン)はほぼ崩壊しているように見えます.
まだ一日目で被害の全貌が不明ですが,今日現場を歩いた記録をアップします.

http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry/#

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他の写真はフェイスブックのアルバムにリンクします

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