大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

山頂ジオパーク展 2013年6月16日

2013-06-17 00:28:38 | Weblog
月にほぼ一度のペースで山頂ジオパーク展の説明員をやっています.
今日は朝から視界10mの濃霧+雨で予想どおり午前中のお客様はゼロ.今回の当番は展示室の掃除をして帰るだけかなと思いながら昼食をとっていたら定期登山バスに乗って来たという大学生くらいの男子2名が訪れてくれました.他に乗客はほとんど無く貸切状態で山頂に着いたようです.

  


お茶っ引きは免れたとホットしながら二人に山の細かな成り立ちや南海トラフの説明をしていると,ツアーの観光バスが着いたらしく一気に百数十名を越す来場者が入ってきました(*_*;

いつもなら山頂に着いた団体客は個々の興味の向くところに散らばっていくのですが,濃霧で写真撮影さえママならないため,下車したお客様全員がこのレクチャールームに流れてきたようです.とりあえず先頭グループを30脚席足らずのパイプ椅子に案内しましたが,後からあとから入ってくる人で会場は風除室にまで人が並ぶ大混雑.

一人でさばくにはチト厳しい人数なのでいったん,ジオパーク大島を紹介する10分ほどのPVを流し放映が終わるまでにレクチャー内容を考えることにしました.PV放映中にこの手の話題(ジオロジー)に興味を感じない方や混雑に耐えられない方は退室し100名ほどに減ってだいぶ話しやすくなりました.島や三原山がどのようにできたか,地質や過去の噴火時のエピソード,今後の噴火についてといった話をするのですがPVを事前に流すことによってある種のフィルターが効いたようでビデオを見終わった多くのお客様はワタシのつたない説明も概ね興味を持って聞いていただけたようでした.



入れ替わるように同様のツアーがもう一組入場し同様の手順で対応しました.一日に200名以上にレクチャーを行ったのはこの役をいただいてから初めての事でした.視界のまったく望めない天候の日が図らずも対応人数記録更新の日となりました.



2013.6.2 むらなが吟さんのライブ

2013-06-03 23:54:40 | Weblog

久しぶりに島内で,むらなが吟さんのライブを聞きました.
大島で毎年のようにライブをやるようになって9年ほどだそうですがワタシが前回聞いたのは2006年なので7年ぶり位になります.

彼の浪曲師を思わせる発声のブルースは訴求力がとてもつよく屋外でアコギ一本と小型SP2台,超小型の返しSP1台というミニマム構成で60名ほどの聴衆を2時間に渡って引き付け続けました.
今回初めて彼を観る(ブルースも初体験)同行のオネエ様方はスタート前,イケメンとは言いにくいむらなが氏の容貌を見てさして期待していなかったようですが,帰りの車中(もちろんワタシがアッシー)では「良かった」「歌に人生が…」などと大騒ぎ.


3.11に宗谷岬をスタートし徒歩で佐多岬まで日本縦断をしながらのライブだそうで大島に来るまでにすでに1500km以上を踏破しているそうです.
(もちろん島への渡航は東海汽船利用ですが)

MCで被災地のまだ立ち直れていない現状をマスコミが伝えない切ない話や憤る出来事を交えて語ってくれました.
ライブの目的もここにあるそうで意義あることと感じました.

8月半ばの鹿児島までトータルでざっと3600kmを歩いて移動しながらのステージだそうです道中ゴールまで無事で被災地の現実を生の声で伝えて欲しいと思いました.


今回エスコートしたオネエ様達 これ以上鮮明にするとリンチにあいます^^;


ライブ風景


ジョッキを脇においてのスタイルは彼の定番