大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

ビッグプレゼントを頂きました.

2015-03-09 21:31:27 | Weblog


写真は今日届いた2冊の本です.

「島々の聖地」伊豆大島編は248ページ.八丈島・八丈小島・青ヶ島・南大東島 編は171ページ,変形A5全ページカラーの
豪華本です.いずれも国学院大学学術資料センター(考古学部門)発行です.

  
昨年伊豆大島編の存在を知り,発行元に購入方法を問い合わせたのですが個人領布はしていない旨の返答があり
諦めていました.ところが事情を知り尽力してくださった方のおかげで入手できました.しかも無料で!!

島のあちこちには今も小さな祠や石塚などが残っています.
島民が子供のころから親しんでいたこれらの神々は近い将来忘れ去られる運命にあるように思えます.
この2冊はそれらを丁寧に写真(緯度・経度付)に蒐集し可能なものは祀神も記載してあります.
伊豆大島編の監修者である樋口秀司氏は中学生の頃から知る地元出身の教員であり大島のジオパークガイド養成講座の講師でも有った方ですが残念ながら昨年亡くなられました.
神々と深い絆を保って生活している古老たちが鬼籍に入リ始めた現在,このような資料を世に出すことは今後不可能と思われるので大事にすると同時に関心のある方と内容を共有したいと考えています.

2015.2.25-27 「伊豆諸島くるまざフォーラム」と箱根石畳トレック

2015-03-02 23:17:02 | Weblog

2月25・26日は各島のガイドや島好きが集合する「伊豆諸島くるまざフォーラム」に参加しました. こんな会にはきっと面白い人やヘンな人が集まるはずと予想しポケマネ・有給利用で参加したのですが講師陣は長谷川雅美先生や大御所 伊藤和明先生等々.非常に濃い内容で楽しくも充実した会合だったと思います.

翌日は箱根にある旧東海道の石畳を歩いてみました.
芦ノ湖のほとりをスタートし湯本までの約11kmの道のりですが7-8割が江戸時代の石畳か当時を復元したものという珍しいトレッキングコースでした.
湖畔や湯本にはウイークデーにもかかわらず多くの観光客がいました.聞こえてくる話し声から,大陸からと思われる方がかなり(3-4割?)いるようでした.(旧街道はガラガラ) 
随所に立つ解説板には,石畳はぬかるむ街道を歩きやすくするためとあるのですが歩きにくいことこの上ない.体感的には20km以上歩いたような疲労感があります.



到着後,箱根湯本のジオパーク館分室に寄ったら「出女や逃走者が手間取るようにわざわざ歩きにくく作ってある」 との新(真)説を聞くことができました.解説してくださった(田附より年長の)女性ガイドさんは雨の日に傘を指して件の石畳を歩くのが好きとのことでかなりの山好きとお見受けしました.ジオパークつながりで火山の話で盛り上がり,再訪なのでちょっと寄るつもりがかなり長い時間になりました.箱根は畑宿や宮城野・大涌谷・小涌谷・強羅と主に東側を何度も歩いていますが,最近やっと箱根火山とそのカルデラを実感することができ湯本がその裂け目であることが理解できるようになってきました.

↓その他の写真は以下のFBリンクにあります.

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.781063705315746.1073741879.100002363704378&type=1&l=1caa596eb5