細い花茎を長く伸ばす センジュガンピ は倒れやすく鉢では育てにくい。
偶々 この鉢の場合は小さくまとまって自立してくれている。
細い花茎には不似合いな程大きな花の花弁には不規則な切れ込みがある。
結実性も良く 勝手に種子を振り播くので 予期せぬ鉢で開花していることがある。
小さな池に生える ショウブ の元気がいい。水面から120cmも伸びている。
その株をよく見ると・・・・・・・。
初めて見る ショウブ の花だ。
葉の途中に花が着いているように見えるが葉ではなく花茎で花から上は長い苞だという。
拡大してみると 小さな花が整然と並んでいる。
六角の子房を囲んで6個の雄蕊 子房の真ん中から短い雌蕊が見える。
雄蕊に隠れるように小さな6枚の花被片も確認できる。
たくさんの種子が稔るように思われるが ショウブ は三倍体で結実しないという。
雨が落ちてきそうな空の下では ハナショウブ の色も少しさえない。
品種名はわからないが昭和のころ亡父が植えた株が幾種類か花を咲かせている。
背の高いピンク系。
長い間にはこんな雑種もできてくる。
唯一 jokichi が植えた花は背の低い白い花。
夏至の陽光が トキソウ の咲く湿原に降り注ぐ。
花の受ける光量は高い位置からの太陽光は どっちを向いても大差がない。
敢えて太陽に向かって咲かなくてもいい。勝手気ままの方向を向いて咲く花たち。
同じ方向を向いて咲く仲良し二輪を 正午の光線がほぼ真上から照らす。
(6/20)
タニタデ と思い込んでいたこの花は ミヤマタニタデ が正しいようだ。
最初に教えていただいた種名が刷り込まれている硬くなったアタマを切り替えなければならない。
ひとつの花の大きさは 3~4mmの小さな花が集まって咲いている。
雌蕊は一本 雄蕊 花弁 萼片 はそれぞれ二つずつ。
直射日光を避けて棚下に置いた イワタバコ の開花が始まった。
知人から頂いたこの イワタバコ の花は白い花。