アムステルダムのコンセルトヘバウへ、クラシックコンサートを聞きに行ってきました。今回は、小ホールのほうです。
私はバイオリンが好きなので、今回新鋭のSerge Zimmermann(セルゲ?・ツィンマーマン)が登場とのことで、期待していました。彼は1991年生まれですから、20歳くらいですね。若いです。
演目は、
Robert Schumann - Eerste sonate in a, op. 105
Ludwig van Beethoven - Sonate in c, op. 30 nr. 2
Maurice Ravel - Sonate in G
Maurice Ravel - Tzigane
でした。
ラベルの前に休憩がありました。
シューマンとベートーベンは、心地よい音で、伸びのある艶やかな音で、良かったですけど、感動するっていうほどでもありませんでした。彼はずっと、楽譜をそばに置いてそちらを見て弾いているので、それがいまひとつ音がこちらに伝わってくる感を減少させている気がしました。
休憩では、夫と、Lorenzo Gatto(ロレンツォ・ガット)のほうが良いねと話していました。
しかし、休憩後、ラベルになってから、うってかわって、彼の演奏と音に引き込まれました。ラベルのBluesというニックネームがついている部分や、ツィガーヌは、テクニック的にも素晴らしいですが、音に揺さぶられる感じ、深い感じがあって、またラベルのモダンな部分がよく表現されていて、とてもよかったです。
彼は、ドイツ有名バイオリストFrank Peter Zimmermann(フランク・ペーター・ツィンマーマン)の息子で、9歳でオーケストラとの共演デビューを飾っており、15歳くらいでリサイタルも経験しています。黒髪の細面で、目のあたりの感じが、日本人ぽいなあと思っていました。フランク・ペーター・ツィンマーマンとは、まったく違う面立ちです。そしたら、お母様は日本人だとのことです。
まだ20歳。これから、どんどん円熟していくのが楽しみです。10年後くらいにもう一度、聞いてみたいです。
今年は、NHK交響楽団との共演がこれからあるそうです。
ピアノのEnrico Pace(エンリコ・パーチェ)、とてもよかったです。フランク・ペーター・ツィンマーマンとよく組んでいるイタリア人ピアニストです。Sergeを父親のようにガイドしていて、よいコンビネーションでした。実際にも父親くらいの年齢ですしね。このエンリコ・パーチェ、ソロピアニストとしてもときどきコンセルトヘバウに登場します。指が力強く鍵盤で跳ね、かつ繊細な感じがするピアニストです。フランツ・リスト・ピアノ・コンクールで優勝した経歴を持つのですが、リストって、私の中ではあまり馴染みがないんですよね。
というわけで、この夜も良い時間を過ごすことができました。
小ホールは、小さな空間に椅子がぎっしり詰まっています。椅子のクッションは良いですが、背もたれの角度はあまり心地よくありません。また、足回りもちょっと窮屈です。前から3列目だったのですが、ちょっと前すぎでした。アーティストをしっかり見たいので、前の席がいいのですが、それでも5列目くらいのほうが良かったと思います。バルコニー席もあります。今回は満員で、チケットは売り切れでした。
体調は良好です。
少し気温が上がってきたので、うれしいです。
私はバイオリンが好きなので、今回新鋭のSerge Zimmermann(セルゲ?・ツィンマーマン)が登場とのことで、期待していました。彼は1991年生まれですから、20歳くらいですね。若いです。
演目は、
Robert Schumann - Eerste sonate in a, op. 105
Ludwig van Beethoven - Sonate in c, op. 30 nr. 2
Maurice Ravel - Sonate in G
Maurice Ravel - Tzigane
でした。
ラベルの前に休憩がありました。
シューマンとベートーベンは、心地よい音で、伸びのある艶やかな音で、良かったですけど、感動するっていうほどでもありませんでした。彼はずっと、楽譜をそばに置いてそちらを見て弾いているので、それがいまひとつ音がこちらに伝わってくる感を減少させている気がしました。
休憩では、夫と、Lorenzo Gatto(ロレンツォ・ガット)のほうが良いねと話していました。
しかし、休憩後、ラベルになってから、うってかわって、彼の演奏と音に引き込まれました。ラベルのBluesというニックネームがついている部分や、ツィガーヌは、テクニック的にも素晴らしいですが、音に揺さぶられる感じ、深い感じがあって、またラベルのモダンな部分がよく表現されていて、とてもよかったです。
彼は、ドイツ有名バイオリストFrank Peter Zimmermann(フランク・ペーター・ツィンマーマン)の息子で、9歳でオーケストラとの共演デビューを飾っており、15歳くらいでリサイタルも経験しています。黒髪の細面で、目のあたりの感じが、日本人ぽいなあと思っていました。フランク・ペーター・ツィンマーマンとは、まったく違う面立ちです。そしたら、お母様は日本人だとのことです。
まだ20歳。これから、どんどん円熟していくのが楽しみです。10年後くらいにもう一度、聞いてみたいです。
今年は、NHK交響楽団との共演がこれからあるそうです。
ピアノのEnrico Pace(エンリコ・パーチェ)、とてもよかったです。フランク・ペーター・ツィンマーマンとよく組んでいるイタリア人ピアニストです。Sergeを父親のようにガイドしていて、よいコンビネーションでした。実際にも父親くらいの年齢ですしね。このエンリコ・パーチェ、ソロピアニストとしてもときどきコンセルトヘバウに登場します。指が力強く鍵盤で跳ね、かつ繊細な感じがするピアニストです。フランツ・リスト・ピアノ・コンクールで優勝した経歴を持つのですが、リストって、私の中ではあまり馴染みがないんですよね。
というわけで、この夜も良い時間を過ごすことができました。
小ホールは、小さな空間に椅子がぎっしり詰まっています。椅子のクッションは良いですが、背もたれの角度はあまり心地よくありません。また、足回りもちょっと窮屈です。前から3列目だったのですが、ちょっと前すぎでした。アーティストをしっかり見たいので、前の席がいいのですが、それでも5列目くらいのほうが良かったと思います。バルコニー席もあります。今回は満員で、チケットは売り切れでした。
体調は良好です。
