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Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

本「獣の奏者 4完結編」

2013-06-06 13:22:07 | Book
上橋菜穂子著「獣の奏者 4完結編」を読了。
あー、良い本だった…。これで、ほんとうに最後なのね、と残念な気持ちが湧き上がってきました。
でも、少しネットを検索してみると、「獣の奏者 外伝 刹那」というエクストラな話が出版されているようではないですか。まだ文庫になってないので、文庫になって読むのが楽しみです。
このシリーズは壮大な王国の歴史の物語と、人ひとりの思惑では生きていけない人間の宿命のなかでどう生きていくかという問題を取り扱っており、また歴史を隠すこと、秘密をつくることは、そこから学ぶということ自体を拒絶するので、いかにその事実が醜く、かつネガティブな影響を与えることが予測されたとしても、その事実を隠すことはよくないのではないかという教訓が含まれています。
主人公エリンという女性は、戦闘において決定的な武器となりうる王獣の扱い方を知っているがために、王国を守るために、平穏な生活を失って、ときに自分が先頭に立たなくてはならないことを意識して生活しています。
エリンは、つかのまの平穏な生活を送りながら、こう思います。
「かたわらに夫がいて、息子がいま、カザルムの学童になろうとしている。
 とどめておくことはできなくとも、この幸せなときは、たしかにここにあった。」
このような、日々にはっと気づく幸せな瞬間を感じる感受性と、それを心にとどめておく力は、永久に幸せが続くことが少ない(不幸なときも訪れる)人生において、強く生きることのできる糧ではないかと私は思います。
オランダも気温が20度を超えて、暖かく、天気もよいです。過ごしやすく最高です。体調も良好です。

本「Getuige」

2013-05-30 10:40:50 | Book
Lars Keplar(ラーシュ・ケプレル)著「Getuige」を読了。
ラーシュ・ケプレルは、スウェーデンのミステリー作家名だが、実際はアレクサンデル・アンドリルとアレクサンドラ・コエーリョ・アンドリルの夫妻の共同ペンネームです。つまり、夫婦でこの本を一緒に書いたということですね。
この「Getuige」(原題は「Eldvittnet」)、オランダ語タイトルを日本語訳すると「目撃者」となります。 Joona Linna(ヨーナ・リンナ)の犯罪ミステリーシリーズの第3弾です。すでに、「Hyponose」(日本語版「催眠」)と「Contract」(日本語版「契約」)は読んでいます。
「Getuige」は、問題のある少女たちが収容されている人里離れた施設で事件が起こります。周りは森だらけで、ストックホルムからは何時間もかかる場所です。少女と、ケアテイカーの女性が惨殺されます。そして、Vickyという少女が施設からいなくなっていることがわかります。中盤くらいから、自分はミディアム(霊能者)だと名乗るFloraという女性が警察にこの事件を見たと電話をかけてくるようになります。Floraは、殺人事件が起こった場所から遠く離れたところに住んでおり、実際に目撃したはずはありません。いろんなことが絡み合いつつ物語は進みます。スウェーデンの森ばかりの荒涼とした風景が、本の中からは浮かび上がってきます。
全部で550ページ弱あり、長いですが、一章が2ページから3ページなので、一つ一つの場面が短く完結していて、次へ次へとラクに読み進められます。結局、194章まであります。
最後は、次の本への読む意欲がそそられる予兆のある内容で終わっており、このシリーズ第4作「Slaap」(原題「Sandmannen」を読むのが楽しみです。
話によると、このシリーズは6作完結だそうです。
実は、平行してノルウェーのミステリーHarry Holeシリーズも読んでいるので、少し頭がこんがらがってしまうところがあります。本の雰囲気はかなり違うのですが、北欧っていう雰囲気が私の中では同じなので…。
話が戻りますが、この「Getuige」は私の感想としてはいまひとつです。前作の「Hyponose」、「Contract」のほうが断然よいです。まあシリーズですが、第1、2作を読んじゃったら、これも読まずにはおれないですけどね。いまひとつって言っても、読み始めたら最後まであっというまに読んでしまうレベルではあります。
体調が少しずつ良くなってきました。


本「ミカドの肖像」

2013-05-02 15:11:20 | Book
猪瀬直樹著「ミカドの肖像」を読了。
800ページを超える、読み応えのあるノンフィクション。1986年に書かれたものですが、まったく色あせない内容で、とても興味深く読むことができました。
ベルギーのバンドMikadoへのインタビューからはじまり、海外で人気のゲームMikadoの話が混ざり、海外で長年人気のオペレッタ「The Mikado」についての話が絡みます。どうして、これらにミカドという名がついたのかを調べるために著者は海外取材も行って、探っていきます。
Mikadoといえば、こちらではポッキーと類似のお菓子の名前がMikadoです。これは、ゲームのMikadoが細い串状のものを使うゲームなので、その棒とよく似ていることからつけた名前なのでしょう。
この本には、なぜ明治天皇の肖像写真が欧米顔をしているかについての考察もあり、その原因に大きくかかわっているのが、当時紙幣に肖像を入れるのに銅版画の技術が必要で、そのために招聘した外国人技術者エドアルド・キヨッソーネでした。彼は、多数の日本美術工芸品を収集し、死後、その美術品は故郷イタリアに送られて、現在美術館になっています。
ここで、以前、ロッテルダムのWereldmuseumに「SAMURAI」展を見に行ったときに、出展されている多くの鎧やかぶとがイタリアの聞いたことがない美術館からのもので、不思議に思ったことを思い出しました。ああ、あの展示物はこのエドアルド・キヨッソーネの収集物からなるイタリアのジェノバにある美術館(エドアルド・キヨッソーネ東洋美術館)から来ていたのだなと、納得することができました。この本を読むまでは、この人物のことをまったく知らなかったので、読んで、知識がつながって、うれしく感じました。
また、プリンスホテルが旧皇族の跡地に建っており、西武の堤一族がどのようにして土地を買い、今の繁栄を築いたかについても書かれており、いろいろと多岐にわたるテーマが絡み合った一冊ですが、一応、天皇、皇族、ミカドという点で収斂され、とても面白かったです。
同著者の別の本も読んでみようと思っています。日本の明治以降の歴史には、自分が知らないことが多すぎるなあと感じています。
体調は良好です。


本「獣の奏者 3探求編」

2013-04-29 12:25:18 | Book
上橋菜穂子著「獣の奏者 3探求編」を読了。
これは、「獣の奏者」シリーズの第3巻で、すでに闘蛇編と王獣編を随分前に読んでおり、その続きが早く文庫にならないのかなと思って待っていて、やっと文庫版を手にいれたところでした。入院中にさくっと読みました。
ファンタジーで、児童文学も書いている著者の文章はとても平易で読みやすく、やさしさとつよさが感じられます。
前編を読んだのは実は3年前、ほとんど内容は忘れていたのですが、第3巻を読むにつれ、どんどんと思い出し、さほど問題なく、物語の中に入り込むことができました。
主人公エリンは、第1巻では子どもだったのですが、第3巻では結婚をし、夫と小さな息子がいます。エリンは、今回、闘蛇が大量死した事件を調べるために大公の命を得て調査に出かけます。そして、ここからまたエリンはふつうの生活ができないような大きな使命を受けて、冒険に巻き込まれていくのです。
国ということ、国を司るということ、親と子のつながりなど、いろいろと考えさせることが多い物語です。
ファンタジーは読まないんですが、このシリーズとハリーポッターシリーズの二つはどうしても続きが読みたいと思わせるもので、その物語世界に引き込まれてしまいました。
第3巻は物語がすぐ第4巻に続くので、私も時をおかずに第4巻を読むことにしました。
体調は良好です。まだ少し咳が残っています。無理をせずにゆっくりしています。

本「Taal is zeg maar echt mijn ding」

2013-04-18 10:03:44 | Book
Paulien Cornelisse著「Taal is zeg maar echt mijn ding」を読了。
この本、オランダでベストセラーで50万部売れています。オランダ語の最近の言い回しや、言外の意味、年代による意味の変化、外国語の影響など、軽妙な語り口で書かれたものです。それぞれ雑誌などに書いたコラムをもとにしており、ひと項目が半ページ、長くても2ページくらいなので、とても読みやすいく、ちょっとあいた時間などにすいすい読むことができます。
評判だったので買ってみたわけですが、とても楽しく読めて、知らない言い方を知ったり、オランダ語の言い回しについて理解が深まったりで、よかったです。
言語に関する薀蓄もあり、女性は一日に約2万語をしゃべるそうです。それに対し、男性は7千語。女性のほうが3倍おしゃべりなのだから、口達者になるはずですよね。語学が女性のほうが得意なのもこの点の影響があるのかも。でも、私自身は無口なほう。時には、200語くらいしか話さない日もふつうにあるんじゃないかなと思います。これでは、語学(特に会話)はなかなか上達しませんね…。
続編「En dan nog iets」も出ており、早速購入しました。
オランダ語に興味がある人には是非おすすめします。
少し鼻がぐずぐずしていて、風邪みたいなんですが、それ以外は体調は良好です。火曜日のCRPは11まで下がっていました。毎週火曜日にCRPをチェックすることになりました。


本「Het Grote Zwijgen」

2013-03-23 08:00:10 | Book
Erik Menkveld著「Het Grote Zwijgen」(大いなる沈黙)を読了。
オランダの小説で、2012年のAcademica Literatuurprijs受賞作品です。
だいたい小説を読む場合には、前もって書評などは目を通さないようにして、事前に情報はなるべく得ずに読むほうです。
この小説は、アムステルダムのコンセルトヘバウが舞台として出てきて、1910年代のオランダの音楽界の様子がうまく描かれているということで、興味を持って、読み始めました。
主要登場人物の一人が、Alphonsus Diepenbrock(アルフォンス・ディーペンブロック)というオランダの有名な作曲家で、この名前はコンセルトヘバウの壁に刻まれている作曲家たちの名前の一つです。そのほかに、マーラーも登場しますし、コンセルトヘバウの初期に活躍した指揮者Willem Mengelberg(ウィレム・メンゲルベルク)も登場します。主人公は、Matthijs Vermeulen(マタイス・フェルミューレン)という作曲家志望の青年で、アムステルダムへ出て生活のために雑誌にクラシック音楽の批評を書く仕事をし始めます。そのうちにディーペンブロックと親交を持ち、その交流が物語りの多くの部分を占めます。
読んでいるときは、このフェルミューレンは想像上の人物だと思って読んでいたのですが、その後実際の人物であることがわかり、この物語がほぼ事実にそって描かれていることを知り、びっくりしました。
物語は、ディーペンブロックが亡くなった1921年で終わります。このとき、フェルミューレンは33歳。この後も、彼は波乱万丈の人生を送り、58歳のときになんとディーペンブロックの娘Theaと結婚したことをWikiで読んで、またびっくりしました。
1910年代のアムステルダム、音楽界の様子がよくわかり、また二つの愛の物語としても読めます。第一次世界大戦の時期を含みますから、そのときのオランダの不安定な状況と人々がどう捉えていたかも読み取ることができます。
380ページ強と長いですが、ゆっくりじっくり読むと味わい深いものがありました。
クラシック音楽が好きだとか、アムステルダムやコンセルトヘバウに興味がある人には、おすすめです。
体調は良好です。




本「中原の虹」1~4

2013-03-14 08:21:32 | Book
浅田次郎著「中原の虹」1~4巻を読了。
「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」と清朝末期から始まる壮大なロマンを堪能しながら、読み終わりました。
重要な歴史的人物の名前(張作霖、袁世凱など)は、学校で教わったものが続々出てきます。でも、自分の頭の中を探ってみても、その人は名前以外に何をした人なのかさっぱり知りませんでした。この本を読んで、その人たちがどう考え、どういうことをしたのかがわかり、面白かったです(といっても物語なので実際にどう考えたかは事実とは違うと思いますが)。読んでいる間はずっと我慢して、読了後にネットで史実を調べてみるのも楽しみです。この本の中には、実際の人物と架空の人物が混在していますから、あとで整理しておかないとと思います。
また、清朝が出来た経緯についても、うまく話が組み込まれており、そちらも興味深いです。この部分は、少しファンタジーを読んでいるような幻想的な部分があります。
張作霖がとても格好よく描かれています。貧乏な家の出身で、貧乏な民のことを良く理解しており、権力や名誉よりも貧乏な民衆を助けることに第一義を見ている人物として描かれています。
また、袁世凱は天下の俗物として描かれており、でも最後の最後には、彼なりの真心のようなものも描かれており、少し救いがあります。
こういうことはWikiを読んだだけでは、思い浮かばないことです。まあ実際はどうだったのかということは別の問題としてありますが…。この時代を扱った他の本も読んでみたいなと思いました。今だったら、「ラストエンペラー」を見たら、新たな見方ができるかも。
この本のメインとはまったく違う部分なんですが、日本に亡命した清朝高官梁文秀と共に日本渡り彼の妻となった中国人のりん(日本名)の日本人に対する感想の部分で、「日本人の女の会話のほとんどは愚痴なのだった。さほどつらくないことでも、つらいことと脚色してお互いの連帯を深めるのが、日本の女たちの習慣だった」とあり、ああそうだなあと思いました。最近、日本人の女性たちと話す機会があり、えんえんと会社の愚痴を話す女性がおり、でもなんか少し楽しそうで、他の人たちもかなり同意したコメントをし、私は何となく違和感を感じていました。まあそういう人たちばかりじゃないけれど、こういうことや「同調圧力」や、やはり嫌だなと思いました。
話は戻りますが、実は続編「マンチュリアン・リポート」があるそうで、楽しみです。でも読むのは文庫本になってからかなと思います。
体調は良好です。





本「動物化するポストモダン」

2013-02-28 10:59:09 | Book
東浩紀著「動物化するポストモダン ー オタクから見た日本社会」を読了。
新書なのであまり長くなく、簡単に読めました。ところどころ難しい概念が出てきますが、平易な言葉で簡潔に説明があり、ついていくことができます。
哲学は学生時代に少し授業を受けたりしましたが、断片的な知識ばかりで、実のところはよくわからないままです。
例えば、この本には、
ヘーゲル哲学は十九世紀の初めに作られた。そこでは「人間」とは、まず自己意識をもつ存在であり、同じく自己意識をもつ「他者」との闘争によって、絶対知や自由や市民社会に向かっていく存在だと規定されている。へーゲルはこの闘争の過程を「歴史」と呼んだ。(p.96)
というようにさらっとまとめられていて、これを読むだけで、ヘーゲルの「他者」や「歴史」という言葉が頭に入ってきます。
「近代の人間は、物語的動物だった」(p.140)とし、現代の新しい人間を「データベース的動物」(p.140)と名付けています。昔の人たちは、大きな物語を信じ、人間の生きる意味を考え、人間だけがもつ他者とのかかわり、他者が自分をどう思うかなどを考え、社会とのつながりなどのもと、自分を捉えなおし、生きてきました。しかし、ポストモダンの人間(今の人たち)は、大きな物語を必要とせず、自分の欲求が赴くままに小さな欲望をいくつも満たすことで、生きています。大きな物語と、小さな物語のあいだに明白なつながりはありません。モダンの人たちは、物語を消費していましたが、ポストモダンの人たちは、データベースを消費していると言えるそうです。そういわれると確かにそうかなあと思います。特に今のキャラや愛する風潮などを見るとそうですね。でも、この本ではもっと深いところから見て、データベース消費といっています。
物語性というものは、人間の創造物であり、動物に物語を意識する力はありません。この物語性と、人間の精神の病(病でなくても、自己嫌悪や嫉妬心など)は深く関係性があると、思います。
うまく書けないですが、面白く読めた本でした。しかし、もう私の頭はざるのようになっていて、読んでいるときはいいけど、読み終わって思い出して見るとあまり残っていないなあと悲しくなります。
体調は良好です。週末に向けて少しずつ暖かくなるそうで、うれしいです。もう2月も終わり。このまま春へと思いますが、オランダはそうはいかないでしょう。でも、日が一日一日長くなり、気分が良くなってきました。


本「邂逅の森」

2013-02-07 10:41:18 | Book
熊谷達也著「邂逅の森」を読了。
読み出したら止まらない、一気に読みました。ミステリーでもスリラーでもない本で、題材も馴染みのないマタギの世界なのに、これほどスラスラと読めてしまうのは、著者の技量なのでしょう。
この本を知ったのは、twitterで誰かが読んで感動したと薦めていたから。そして、山本周五郎賞、直木賞をダブル受賞した作品だと知って、調べたら文庫にもなっていたので、即注文しました。500ページ余りの長編です。
内容は、マタギ(狩猟)を行う秋田県の雪深い山村に生まれた富治が大正から昭和にかけての時代を生きていく、波乱の人生を描いたもので、中心にはマタギの世界、人と自然というものがあります。また、鉱山の話もあり、当時のマタギの世界、鉱山の世界がとてもよくわかります。
大正から昭和にかけて、日露戦争や第一次世界大戦という社会の変化とともに、軍隊用に毛皮や金属の需要が増え、それがマタギの世界や鉱山の世界に影響を及ぼしていく様子もしっかりと描かれており、この時代の人々の暮らしを感じることができます。また、鉄道が少しずつ広がっている時代で、それが及ぼす村への影響があったことも描かれており、このような変化が村の暮らしに変化を強要した様を読んでいると、以前読んだ宮本常一著「忘れられた日本人」を思い出しました。これは、民俗学者が書いた本ですが、明治から昭和のはじめあたりまでの人々の生活の変化について書かれています。
100年少し前の時代を扱った作品ですが、今のコンピュータとネットの時代に比べて、ひじょうに違っていることを実感します。一人の人間は80年くらい生きますが、その人生でできることはそう多くはないですが、世界は80年もあればとても飛躍的に変化します。おそろしいなと思います。
しかし、人間社会や生活が大きく変化しても、森の奥では動物たちがまだまだ遠い昔と同じ生活を続けていることも事実です。
そうそう、軍隊用の毛皮の需要が高まったことと、その頃にニホンカモシカが乱獲され、激減したことで、天然記念物として保護されることになったこともこの本に出てきます。
とても興味深く読めた本でした。
体調は良好です。



本「カラマーゾフの兄弟1」

2012-12-28 15:11:28 | Book
ドストエフスキー著、亀山郁夫訳「カラマーゾフの兄弟1」を読了。
ロシア文学をこれまでまったくといっていいほど読んだことがありません。学生時代に文庫本に手をだしたことはあるのですが、難しくて途中で挫折。
今回、新しく読みやすい訳が出たときいて、名作といわれるドストエフスキーを読まずに人生を終えるのも残念かなと思い、「カラマーゾフの兄弟」の第一巻を購入しました。
ずいぶん読みやすく、最後まで読めました。しかし、最近の話の展開の早い本に慣れている私としては、なかなか話しが進まないので、読むのが楽しいという感じではありませんでした。
当時のロシアの抱える問題や、どういう思想をもっている人がさまざま存在したかとか、神の問題とか、いろいろ詰め込まれている話だとは思います。じっくり、いろいろ考えながら読むと面白いのでしょうが、このまま続きを何冊も読むのかと思うと、うーんと思ってしまいます。
Wikiであらすじを読むのを控えていたのですが、結局読んで、続きを実際には読まずじまいに終わりそうです。
体調は良好です。最高気温が10度くらいと暖かいのも私にはうれしいことです。