goo blog サービス終了のお知らせ 

試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3600形クハ3618[3618F] 芝山鉄道色 (クハ3618[3618F'] 改装)

2016-04-26 21:15:02 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形3618F(3618F-2)は京成3600形3618F芝山色(3618F-2)への改装が決定しました。
手始めにクハ3618,クハ3611の前面[SR]マーク印刷を剥離しました。
続けて側面も京成仕様へ変更しますが全車が入場対象になっています。


芝山3600形3618F
[3618F-2]:3618-3617-3616-3607-3606-3613-3612-3611

帯色に変化はなく[K'SEI]マーク貼付と[芝山鉄道]ステッカー剥離が実施されました。
何れもジオマトリックス製インレタで再現します。
先ずクハ3618を入場させました。


入工中のクハ3658,クハ3618 (3658F,3618F-2)。

[K'SEI]マークは中央扉戸袋吹寄への転写です。
一方[芝山鉄道]ステッカー印刷は剥離せず[Keisei]社名板インレタで覆う工程にしました。
これなら転写目標にもなり得るため効率が上がると考えました。


[芝山鉄道]ステッカーの上に転写した[Keisei]社名板。

[Keisei]社名板インレタはファイアーオレンジ地です。
従ってヒューマンレッドとは色温度が異なります。
ただ[Keisei]表記と赤色系統が肝心であり気にならないと思います。


位置が高過ぎた[K'SEI]マーク。

社名板インレタは位置合わせの入力を誤ると転写されてしまうほど繊細です。
台紙へセロハンテープを貼り付けた後はできる限り車体との接触を避けました。
これに対して各々が単独で構成される[K'SEI]マークの転写力は低めでした。


クハ3658を参考にした[K'SEI]マーク位置 (クハ3658,クハ3618)。

銀色塗装のせいかいつも通りに進めてもなかなか全てが揃ってくれません。
また目標がないためクハ3658と見比べながら大凡の位置へ転写するしかありませんでした。
ようやく一区切りと思いましたが海側が幕板寄へ偏位していました。


準備した破損品のTNカプラーSP。

余りにもバランスが悪くせっかくの[K'SEI]マークでしたが剥がしました。
転写を安定させるため戸袋吹寄を消しゴムで均し再挑戦しています。
これが奏功したかは分かりませんが一発で決まり時間も大幅に短縮されました。


細工中のTNカプラーSP用カバー (加工品,原形品)。

今までに投入した3600形先頭車にはTNダミーカプラーを採用してきました。
しかし別件でTNカプラーが必要となりTNカプラーSPへの変更を画策してみました。
購入当時からの破損品を緊急予備品に廻していたためこれを再用しています。


組み込めた細工済TNカプラーSP。

TNダミーカプラーに準拠してカバー前端を短縮しました。
ちょうど品番刻印がありここまで詰めました。
フレームとの嵌合箇所が後端側にあるため簡単には外れないと考えています。


TNカプラーSPに変わった運転台側。

この細工により運転台側にもTNカプラーSPが取り付けられるようになりました。
カバー以外は未加工で取り付けや機能は原形品と変わりません。
従ってTNダミーカプラーとは異なり剛性低下は防げると思います。


問題無く嵌合した床板。

但しジャンパ連結器の支持が弱くなった可能性があります。
カバー前端を全面的に切除するとジャンパ連結器まで失ってしまいます。
この時点では存置を選び現物合わせで上部を薄く削りました。


カプラーが異なる床板 (クハ3618,クハ3618)。

まだTNカプラーSPの予備品は増えていません。
編成増備の都度端数が生じますが遣り繰りに労する状況が続いています。
そのため3600形専用とはせず予備品兼用にするつもりでした。


クハ3618,クハ3618 (3618F,3618F-2)。

連結面側は従来通りKATOカプラーAタイプです。
床板関連の工程を終え車体へと移行しました。
基本的に3668F現行仕様での整備を踏襲しています。


分解前のクハ3618

行先表示器を基準幕に改めるため側面窓セルを取り外しました。
運転台側用は分割されておらず一体で撤去できました。
引き続き裏面のみをマッキーで塗り潰しました。


青マッキーで塗り潰した側面行先表示器。

側面窓セルを撤去したため導光体ケースも同時に脱落しています。
行先表示器用導光体前端を青色化する強力発光対策を施しました。
運行番号は旧3658Fで使用していた富士川車輛工業製[A01]表示ステッカーを再用しています。


[A01]。

やはり貫通扉窓セルは接着されていませんでした。
3618F-1も同様であり個体差よりも製造ライン都合のような気がします。
種別表示器窓を切り落とし現れた断面をマッキーで塗り潰しました。


ゴム系接着剤で固定した貫通扉窓セル。

3618F-1では固定用のゴム系接着剤量が多過ぎ種別幕交換に支障が出てしまいました。
但しモハ3628現行仕様(3668F)は少な過ぎたようで貫通扉窓セル脱落が脱落しました。
加減が難しくひとまず上下2点への塗布に変更しています。


反転させて組み込んだ前尾灯レンズ。

芝山籍当時に色地種別幕へ交換されており選択肢は限定されます。
やはり3858Fから撤去した色地[快速]表示を再用しました。
なおばらつきが見られる前尾灯レンズ方向ですが3618F-2は凸形でした。


ジャンパ連結器モールドを切除したTNカプラーSP。

当方では凹形で統一しているためクハ3618もこれに倣っています。
組み立てへ戻ろうとしたところTNカプラーSPのジャンパ連結器が大きく傾いていました。
何かの拍子で触れたようですが根元が白く変色するほど負荷が掛かっていました。


クハ3618 [A01 快速 成田]。

8両固定編成の3600形は連結を考慮せずに製造されました。
その経緯からジャンパ連結器は必要ないと考えジャンパ連結器を切除しています。
これにより車体との現物合わせは要さなくなりました。


クハ3618 点灯試験[A01 快速 成田]。

先に[A01 快速]表示が決定したため当時の運用を確認してみました。
その中から行先設定を行いマイクロエース製[成田]幕ステッカーを貼り付けています。
これは3618F付属品ではなく3300形3320F標準色用です。




京成3600形クハ3618芝山鉄道色(3618F-2:クハ3618 改装,側面行先表示器基準幕再現施工)。

京成3600形クハ3618F芝山色(3618F-2)が竣工しました。
側面見附は変化し[K'SEI]マークや[Keisei]社名板が効果を発揮していると感じました。
その他TNカプラーSPへの細工が大収穫でした。

●芝山鉄道線
※集約:2024年11月11日
※改訂:2024年11月12日

芝山3600形3618F 回着 (印刷剥離)

2016-04-25 21:10:52 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形(A9984)を再増備しました。
既に3618F前期仕様が出場済ですが二代目を新製投入しています。
光が反射したせいか緑帯色温度が異なるように見えました。




芝山3600形3618F
[3618F-2]:3618-3617-3616-3607-3606-3613-3612-3611
◆[SR]マーク印刷剥離。

3618F-1は当初色地種別幕編成の後期仕様に仕立てました。
ただ回着整備中から緑帯色温度が前期仕様寄だと感じていました。
出場後1箇月を待たずに英小文字併記種別幕編成へと繰り上げています。


クハ3618,クハ3618 (3618F,3618F-2)。

さっそく3618Fと3618F-2を比べてみました。
ところが大きな差はなく個体差の範囲程度に留まっていました。
後期仕様の復活出場を計画していたためこれは少々誤算でした。
そこでこの計画を更に進め京成3600形3618F芝山色へ充当可能か試してみました。
改装には前面幕板の[SR]マーク印刷を消去する必要があります。
剥離できれば3618F芝山色,不可なら後期仕様と二方面作戦を展開しました。


クハ3618 [□□□ □ □]。

[SR]マーク印刷消去は爪楊枝式を採用しました。
ただ3300形3304F標準色(3304F-5)で[K'SEI]マーク印刷の剥離で苦戦したばかりです。
印刷が浮かなければ即中止とし別方式を探る算段にしました。
取り敢えずクハ3618の[SR]マークへ爪楊枝を当ててみました。
すると捲れ上がるように消え去りました。
剥離は塗料だけであり[SR]マーク跡は残りました。


クハ3618 [□□□ □ □]:[SR]マーク剥離。

実車は京成籍復帰後もしばらく[SR]マーク剥離痕が残っていました。
これを再現するため敢えて仕上げを省略しています。
3304F-5とは全く正反対の展開で拍子抜けしました。
ただ改番車の車両番号標記印刷は抵抗なく剥がれており銀色塗料の特性が絡んでいると思います。
続くクハ3611も[SR]マーク印刷を剥離しました。


クハ3611 [□□□ □ □]:[SR]マーク剥離。

3618F-2は京成3600形3618F芝山色(3618F-2)への改装が決定しました。
なお復籍に当たり[K'SEI]マーク貼付及び[芝山鉄道]ステッカー剥離が行われました。
このうち後者は[Keisei]社名板インレタを転写して再現するつもりです。

●芝山鉄道線
※改訂:2024年11月12日

京成3600形モハ3628[3668F] 標準色 現行仕様 VVVF制御改造車 通過標識灯レンズ復旧

2016-04-16 21:30:35 | 京成線:3600形
マイクロエース製京成3600形モハ3628標準色現行仕様(3668F)用通過標識灯レンズを発見しました。
これは回着整備で何処かへ吹き飛ばした部品です。
新製品だった3600形の構造解析を進めている最中での大失敗でした。


京成3600形3668F 標準色 現行仕様。
[3668F]:3668-3621+3608-3601-3628-3661。
※VVVF制御改造車編成。

モハ3628は運転台跡が残る中間組込改造車であり先頭には立ちません。
ただ標識灯を開いたままにはできず0.56mm×0.56mmプラ棒で代用しました。
取り敢えず目立ちにくくはなったものの所詮はいんちきでした。


回収した通過標識灯レンズ。

さっそくモハ3628を入場させたところ乾いた異音を発しました。
いんちき通過標識灯レンズかと思いましたが脱落した貫通扉窓セルでした。
サハ3601に続くセル分割車両で接着剤量が不足していたようです。


入工中のモハ3628。

貫通扉窓セルはゴム系接着剤で固定しました。
ただ試行錯誤を繰り返していた頃であり下部約2mmしかその痕が見られませんでした。
モハ3668以降から全面塗布へ変更しており初期竣工車ならではだと思います。


割れていた前尾灯レンズ。

いんちき通過標識灯レンズは木工用ボンド固定でした。
このボンドが導光体ケースに付着したらしく後方へ移動させられません。
そのため両側の側面窓セルを撤去し引き剥がしました。


復活した通過標識灯レンズ。

亀裂が折損まで進んだ前尾灯レンズの修正も行いました。
移設当時は嵌め込んだだけでしたが取り外す際に割れてしまいました。
安定性が欠けるため接着剤で一体化しています。




モハ3628 [■■■ ■ ■]:通過標識灯レンズ復旧。

更に導光体ケースへ付着した白色塗料を剥離しました。
行先表示器の[]幕を再現した際に触れてしまった模様で貫通扉窓奥が気になっていました。
通過標識灯レンズ復旧とを併せて前面見附は大幅に改善されたと思います。

※改訂:2024年11月11日

京成3600形3658F 標準色 中期仕様 種別表示類変更

2016-04-14 21:34:13 | 京成線:3600形
マイクロエース製京成3600形3658F標準色中期仕様を入場させました。
同時回着した4編成は予め行先表示類の絞り込みを済ませていました。
しかし確認不足により3658Fは変更を余儀なくされています。




京成3600形3658F 標準色 中期仕様。
[3658F]:3658-3657-3656+3603-3602+3653-3652-3651
※英小文字併記種別幕8両編成。
◆種別表示類変更。

回着前は[73K 快特 (芝山)東成田]表示を採用するつもりでした。
ところが英小文字併記[快特]種別幕が手配から漏れており英小文字併記[特急]に設定しました。
これに伴い行先表示類は[A01 特急 (芝山)東成田]となっています。


入工中のクハ3658。

芝山3600形3618Fを前期仕様へ変更するため富士川車輛工業製ステッカーを投入しました。
これには英小文字併記[快特]種別幕も収録されています。
当初の計画に従うべくクハ3658を入場させました。


取り出し中の導光体ケース。

クハ3658は分解対策試作車で敢えて山側側面窓セルを固定しませんでした。
初出場からまだ約1箇月しか経過していませんが今のところ問題はありません。
ただ経過を確認する前にクハ3658の運行番号表示変更を迎えています。


[73K]。

海側側面窓セルは2pcs構成ですが導光体ケースの取り出しは容易でした。
先ず山側側面窓セルを車体から浮かせてケースを後方へ移動させます。
次にセルの破損に注意しながら空間を稼ぎ撤去しています。


接着剤除去に手間を要した貫通扉窓下部。

導光体ケースの組み込みは取り外し時の逆を辿るだけでした。
独立した海側側面窓セル乗務員室部には全く手を掛けていません。
どうやら2pcs構成品は当該部を取り外す必要がなさそうです。


クハ3658 [73K 快特 (東成田)芝山]:種別表示類変更。

クハ3658での誤算は前照灯レンズの破損です。
種別幕用プラ板が小さ過ぎレンズに固定補助の役割を与えていました。
ゴム系接着剤塗布を忘れて取り外そうとしたところ折損させてしまいました。


クハ3658 点灯試験[73K 快特 (東成田)芝山]:。

急遽モハ3628標準色現行仕様(3668F)用前照灯レンズを移設して凌ぎました。
中間組込車用のみ尾灯レンズを赤色にしていたためペイントリムーバーで原形に戻しました。
代わりに前クハ3658用レンズを赤マッキーで塗り潰しモハ3628へ取り付けています。


入工中のクハ3651。

また貫通扉窓セル下部断面にもゴム系接着剤が盛られていたため除去に追われました。
なお取り外した英小文字併記[特急]種別幕は保管品に廻しました。
3600形では少々苦しいですが同社製3300形なら現状のまま再用できると思います。


広幅にした種別幕用プラ板。

クハ3651の作業は順調に進められています。
広幅種別幕用プラ板で統一したため変則的な固定方法は消滅しました。
運行番号表示ステッカーは富士川車輛工業製で[A01]よりも一回り大きく切り出しています。


クハ3651 点灯試験[73K 快特 (東成田)芝山]。

運行番号変更前はクハ3651を点灯させると[A01]表示に斑が生じていました。
クハ3658,クハ3651とも何度も[73K]貼付位置を確認しています。
均等な点灯にはステッカー寸法も関係したと思います。


3300形3320F-2,3658F。

3658Fが再出場しました。
プロトタイプ時期は2006年12月~2010年6月頃で入場前と変わりません。
但し[73K 快特 (東成田)芝山]に限ると2010年3月までとなります。

●3600形京成線出場
※改訂:2024年11月11日

芝山3600形3618F 前期仕様 英小文字併記種別幕編成 (仕様変更)

2016-04-13 21:32:33 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形3618F後期仕様を入場させました。
回着整備では色地[快速]種別幕を採用しました。
しかし出場間近から緑帯の色温度が淡く感じており変更を思い立っています。




芝山3600形3618F 前期仕様。
[3618F]:3618-3617-3616-3607-3606-3613-3612-3611
※英小文字併記種別幕編成。
◆種別表示類変更。

当方では種別幕ステッカーを貼り付けたt0.5mmプラ板を貫通扉裏面に固定しています。
ゴム系接着剤で貼り付けているため交換は自在でした。
また色地[快速]種別幕も再用可能であり抵抗なく作業へ入れました。


入工中のクハ3618。

3618Fでは側面窓セルを固定しませんでした。
これは導光体ケースの取り出しを単純化する名目でした。
早くもその利便性を体感しています。


簡単に取り外せた導光体ケース。

取り外した側面窓セルは海側用のみです。
導光体ケースが前後に動くまで山側側面窓セルの運転台側を浮かせます。
あとは脱落を待つだけで構いませんでした。


新旧[快速]種別幕。

種別幕交換に当たり運行番号も変更しています。
成田スカイアクセス線開通により大幅にダイヤが見直されました。
これ以前では[81K]と[高砂]が合致しないため[A25]表示へと改めました。


クハ3618 [A25 快速 高砂]:種別表示類変更。

種別幕用プラ板は3618Fから広幅にしてみました。
接着剤代が拡大し予想を上回る固着を示してくれました。
安定度を優先し英小文字併記[快速]種別幕でも幅広プラ板を採用しています。


クハ3618 点灯試験[A25 快速 高砂]。

なお幕式運行番号表示器への変更も検討していました。
しかし表示器モールドは桁毎に区分されておらずステッカー再現では全体が光ってしまいます。
従って京成3600形3668F標準色中間組込車用導光体ケースに頼るしかありません。


クハ3611,クハ3618 (後期仕様,前期仕様)。

ただ前面車両番号表示が合わなくなってしまいます。
相互交換だけでは済まされず車両番号や[■■■]幕への対応まで求められます
規模が想定を越えたため今回は見送っています。


入工中のクハ3611。

次発入場車のクハ3611では導光体ケース撤去を更に簡略化してみました。
海側側面窓セルは取り外さず運転台側だけを浮かせました。
撓ませながら嵌合爪から外したところケースが前後に動いてくれました。


側面窓セルを残して撤去した導光体ケース。

この状態はクハ3618の山側側面窓セル撤去後と同様でした。
そして山側側面窓セルの一部を嵌合爪から外し導光体ケースを取り出しています。
但し側面窓セルが2pcs化されていなかった3618Fだからこそ採用できた方法だと思います。


車体へ組み込まれた導光体ケース。

運行番号表示ステッカーを[A25]へ変更して導光体ケースを車体に戻します。
取り付ける際は浮かせた海側側面窓セルと天井との間にケースを差し込んでから前進させました。
そして山側側面窓セルでケースを押えたのちに海側側面窓セルを復旧しています。


種別幕,前尾灯レンズを取り付けたクハ3611。

種別幕用プラ板の寸法は定めていません。
貫通扉より幅が広くても前尾灯レンズには支障しない構造です。
接着剤代をここまで確保する必要はなくレンズ凹形成形部内に収めました。


クハ3611 [A25 快速 高砂]:種別表示類変更。

第二次整備当時よりも分解への壁は大幅に低くなりました。
それでも従来形式に比べて工程数の増加は避けられません。
クハ3611では若干の貼付ずれが生じましたが誤差の範囲と考え見切っています。


クハ3611 点灯試験[A25 快速 高砂]。

3618F前期仕様が出場しました。
英小文字併記[快速]種別幕への交換で前面見附が変化しました。
色地[快速]幕はやや赤帯に埋もれがちだったため対比が強調されたと思います。

●3600形京成線出場
●芝山鉄道線
※改訂:2024年11月11日

芝山3600形3618F 後期仕様 色地種別幕編成

2016-03-19 21:30:14 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形3618F後期仕様を出場させました。
プロトタイプ時期は2010年5月頃の色地種別幕交換から2013年3月までです。
基本構造は京成3600形3658F標準色後期仕様と変わりませんでした。




芝山3600形3618F 後期仕様。
[3618F]:3618-3617-3616-3603-3602-3613-3612-3611。
※色地種別幕編成。

2008年4月に緑帯がエメラルドグリーン系からリーフグリーン系へ変更されました。
当初製品は中間色だと思っていましたが現在はエメラルドグリーン寄に見えてきました。
そのため色地種別幕よりも英小文字併記種別幕が相当する気がしています。
なお付属ステッカーは色地種別幕のみが収録されていました。


京成3600形3668F,3618F。

約10年5箇月間の在籍でしたが細かな変更が続きました。
◆2002年10月:運行開始
◆2003年5月:LED式運行番号表示器交換
◆2008年4月:緑帯色温度変更
◆2010年5月:色地種別幕交換
◆2013年3月:運行終了
最も長く見られた仕様はLED式運行番号表示器英小文字併記種別幕編成でした。


3618Fサイドビュー(クハ3611:日本車輌製)。


京成3600形3658Fサイドビュー(クハ3651:東急車輌製)。

京成3600形3618Fは日本車輌で製造されました。
モハ3603+モハ3602が東急車輌製であり8両の車体裾は揃っていません。
緑帯とを併せて独特の存在感を放っていると思います。

●3600形京成線出場
●芝山鉄道線
※改訂:2024年11月1日

芝山3600形クハ3611[3618F] 後期仕様 (行先表示類設定)

2016-03-18 21:37:05 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形クハ3611(3618F)を入場させました。
3618Fの最終入場車で工程はクハ3618に準じました。
よって妻面窓セルを取り外さずに分解を行いました。


芝山3600形クハ3611(3618F)。

成田寄Tc車には連結面側の貫通扉が取り付けられていません。
妻面窓セルはU字形で剛性に若干の不安を感じていました。
従って無理な力が加わらず破損を回避できる方法となりました。


入工中のクハ3611

運転台側用側面窓セルは一体成形でした。
生憎S字形成形部には夥しい量の流し込み接着剤が投入されていました。
ただ2pcs形だった3658F/3668F標準色後期仕様を踏まえ深めに罫書き針を差し込みました。


凸形でも違和感がない前尾灯レンズ。

その結果破損なく取り外せています。
分割してしまった場合には3658F/3668Fに倣うつもりでした。
併せて前尾灯レンズを確認したところクハ3618と同じく凸形で嵌め込まれていました。


凹形に反転した前尾灯レンズ。

本当に天地が定められていないのかもしれません。
ただ当方ではプラ板を介して種別幕を表示しています。
プラ板を貼り付けるには凹形が有利でありこれを基準にします。


[高砂]。

同社製3600形では一貫して組み立てたまま行先方向幕ステッカーを貼付してきました。
前面窓セルが接着固定されていないうえに通過標識灯レンズが後部を通っています。
ステッカー位置合わせ中に全てが脱落する可能性があるためその予防を優先しました。


クハ3611 点灯試験[81K 快速 高砂]:前照灯。


クハ3611 点灯試験[81K 快速 高砂]:尾灯。

[高砂]幕は同社製3300形3312F/3324F/3356F復活塗装色用です。
今回が初起用で予備も十分残っていました。
そのせいかお釣りなしの寸法で切り出せました。


クハ3658,クハ3618,モハ3668 (3658F,3618F,3668F)。

[81K]表示,[快速]幕は富士川車輛工業製ステッカーです。
3658F,3668F,3618Fの3編成とも同じ組み合わせを採用しました。
付属ステッカーのやや淡い青地が馴染めませんでしたが3300形用に救われています。




クハ3611後期仕様(3618F:側面行先表示器基準幕再現施工)。

クハ3611後期仕様(3618F)が竣工しました。
ようやく先頭車の分解にも慣れてきました。
それでも側面行先表示器の基準幕はメーカー再現が望ましいと思います。

●芝山鉄道線
※改訂:2024年11月1日

芝山3600形クハ3618[3618F] 後期仕様 (行先表示類設定)

2016-03-17 21:24:45 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形クハ3618(3618F)を入場させました。
部品構成は京成3600形クハ3658標準色現行仕様(3658F)と殆ど変わりません。
基本工程は踏襲しましたが一部見直しを行っています。


芝山3600形クハ3618(3618)。

3658F/3668F標準色用運転台付車は完全分解が前提でした。
ただ改めて構造を確認したところ側面窓セルだけを撤去できそうに見えました。
そこで中間車に倣い妻面窓セルを残して作業を進めてみました。


入工中のクハ3618

先ず海側用側面窓セルを取り外そうとしましたが乗務員室窓まで一体成形されていました。
3658F/3668F先頭車では運転台側用が第一扉付近で分割されていました。
クハ3618用は3668F中間組込改造車用と同一でした。


凸形に嵌め込まれていた前尾灯レンズ。

クハ3600形は途中から運転台側乗務員室扉位置が変更されました。
クハ3618はこの変更前の落成車です。
3668F中間組込改造車も同様で部品数を増やさず差異に対応する手法なのかもしれません。


妻面窓セル以外を撤去したクハ3618。

その一方前尾灯レンズは未だ正規取付方向が分かりません。
前尾灯点灯車は凹形だと考えていましたがクハ3618は凸形でした。
これは共通項がないサハ3608(3668F)以来でますます混乱しています。


細工した部品群。

予想通り妻面窓セルを残したままでも側面窓セルは取り外せました。
ただ窮屈な嵌合も中間車と同じでした。
そのため撤去する際は斜め方向へ引き抜いています。


脱落した貫通扉窓セル。

整形を要する貫通扉窓セルは接着固定のはずでした。
ところが勝手に外れ落ちたうえに接着剤痕も見られませんでした。
なお前面窓セル及び通過標識灯レンズは車体に存置しています。


広幅にした種別幕用プラ板。

これに乗じて種別表示器交換に取り掛かりました。
車内側が三平面折妻ではないため種別幕用プラ板を広幅に変更しました。
接着剤代が増え安定性は向上したと思います。


凹形に戻した前尾灯レンズ。

貫通扉窓セルから種別表示器窓を切り離し車体へ戻しました。
ゴム系接着剤固定は従来通りですが上部1点止めに変更しました。
前尾灯レンズは天地を逆転し凹形で組み込んでいます。


車体へ戻した導光体ケース。

導光体ケースには運行番号表示器ステッカーを貼り付けました。
ケースを戻す前に片側だけ側面窓セルを取り付けます。
妻面窓セルを残したため嵌め込みは連結面側が先となりました。


偶柱へ差し込んだ側面窓セル。

偶柱角へ突き立てるように側面窓セルを差し込んでから運転台側に向かいました。
次に導光体ケースを天井へ取り付け反対側の側面窓セルを戻しています。
反力が働く都合上折損に気を付けながら天井引掛爪に差し込みました。


床板を組み合わせたクハ3618

床板に組み込まれている導光体は双方とも流し込み接着剤を投入しました。
当方ではモハ3668(3668F)で種別表示器用導光体が脱落したため対策を行っています。
また3618Fも前面車体裾断面の切り欠きがなくTNカプラーSPは取り付けられません。
よってTNダミーカプラーを代打起用しました。


[快速 高砂]。

行先表示類は[81K 快速 高砂]です。
[東成田]幕や[佐倉]幕も候補に挙がりました。
しかし同社製3300形用ステッカーには当該表示が含まれておらず断念しました。


クハ3618 点灯試験[81K 快速 高砂]:前照灯。


クハ3618 点灯試験[81K 快速 高砂]:尾灯。


モハ3668 点灯比較[B19 普通 上野]:尾灯(3668F)。

点灯試験を行ったところ[81K]表示ステッカーが傾いていました。
右肩上がりがはっきり分かるため再度分解して貼り直しています。
さっそく山側側面窓セルだけを撤去して導光体ケースを取り出しました。




クハ3618後期仕様(3618F:側面行先表示器基準幕再現施工)。

試験的に側面窓セルの接着固定を見合わせており作業が捗りました。
これはクハ3611でも試行する予定です。
接着固定を採用した3658F標準色中期仕様に匹敵する安定性を期待しまていす。

●芝山鉄道線
※改訂:2024年11月1日
Comments (4)

芝山3600形モハ3607+モハ3606[3618F] 後期仕様 (側面行先表示器基準幕化)

2016-03-16 21:33:24 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形モハ3607+モハ3606(3618F)を入場させました。
この2両は東急車輌製で車体裾の補強梁が特徴的です。
またモハ3606には動力ユニットが搭載されています。


芝山3600形モハ3607(3618F)。

3618Fは第一次整備でKATOカプラーへ交換しました。
これまでは床板を取り外したうえ台車も撤去していました。
しかし効率が悪く組み付けたままの床板から台車を取り外すようにしてみました。


入工中のモハ3607

作業こそ捗ったものの床板と座席部品がずれてしまうと分かりました。
3658F標準色現行仕様では発生せず3618Fから見受けられた現象でした。
選択を誤った模様でこの方式は今回を以て打ち切ります。




モハ3607後期仕様(3618F:側面行先表示器基準幕再現施工)。

また側面窓セル撤去を取り止めた影響も出てしまいました。
モハ3607だけは海側側面窓セルの一部が嵌まりきっておらず斜めになっていました。
組み立てた後に気付いたため分解のうえ修正しています。


入工中のモハ3606

パンタグラフ搭載車は立体的なランボードが再現されています。
今までも若干の波打は見られましたが体裁を保てていました。
ところがモハ3606に限り上野寄海側ランボードが浮き上がっていました。


接着固定したランボード。

いくら押し戻しても全く解消されずランボード嵌合爪が機能していないようでした。
仕方なく流し込み接着剤で固定しています。
湾曲等はなく相性が悪かったのかもしれません。


かなり状態が良かった動力ユニット。

動力ユニットはモハ3602(3658F)よりも良好な状態でした。
導電板は輝いておりFS-513動力台車にも純正グリスの塊がありません。
そのため軽度の清掃のみ行っています。




モハ3606後期仕様(3618F:側面行先表示器基準幕再現)。

モハ3607+モハ3606後期仕様(3618F)が竣工しました。
同一構成のモハ3603+モハ3602に比べ進捗が早くなりました。
その代わり見落とし等も発覚しており少しずつ改善を図っていく方向です。

●芝山鉄道線
※分割:2024年10月31日
※改訂:2024年10月31日

芝山3600形モハ3617+モハ3616,モハ3613+モハ3612[3618F] 後期仕様 (側面行先表示器基準幕化)

2016-03-15 21:43:33 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形3618Fの第二次整備を開始しました。
基本工程は側面行先表示器への基準幕再現です。
京成3600形モハ3653+モハ3652標準色現行仕様(3658F)に倣い部品撤去は行いませんでした。


芝山3600形モハ3617(3618F)。

入場第一陣はモハ3617+モハ3616です。
当方では初の日本車輌製車体で車体裾には補強梁がありません。
嵌合爪が補強梁と重なる東急車輌製車体に比べ分解は容易でした。


入工中のモハ3617

従来通り側面行先表示器基準幕化には青マッキーを使用しました。
側面窓セルの撤去を取り止めたため飛躍的に作業性が高まっています。
ただ途中でインクがなくなり新品へ交換したところ塗りにくくなってしまいました。




モハ3617後期仕様(3618F:側面行先表示器基準幕再現施工)。

まだペン先が固く斜め方向からでは全面を上手く塗り潰せません。
試行錯誤を重ねているうちに天井にインクをつけてしまいました。
当面は養生して凌ぐつもりです。


入工中のモハ3616

パンタグラフ搭載車には避雷器の接着固定を施してきました。
3658Fでは全車撤去しましたがモハ3616ではこれを取り止めてみました。
ランボード上を養生したのちにパンタグラフ台枠裏側から接着剤を投入しています。




モハ3616後期仕様(3618F:側面行先表示器基準幕再現施工)。

流し込み接着剤の流出危険性を考えるとこの方法には不安が付きまといます。
作業時間短縮こそ図れるものの失敗が命取りになりかねません。
結局モハ3616限りで打ち切りました。


入工中のモハ3613

入場第二陣はモハ3613+モハ3612としました。
モハ3617+モハ3616とは車両番号が異なるだけです。
よって追加工程はありません。




モハ3613後期仕様(3618F:側面行先表示器基準幕再現施工)。

側面行先表示器窓支持Hゴムはセル再現であり裏面だけを青マッキーで塗り潰しています。
基準幕再現は同社製3200形3232F標準色晩年仕様で初採用しましたが両面への施工でした。
多少両者の差を感じますが誤差の範囲内にあると思います。




モハ3612後期仕様(3618F側面行先表示器基準幕再現施工)。

モハ3616,モハ3612とも海側ランボードが波を打っているように見えました。
特にモハ3612でこの傾向を強く感じました。
将来的には対策が必要になるかもしれません。

●芝山鉄道線
※分割:2024年10月30日
※改訂:2024年10月31日

芝山3600形3618F 回着

2016-03-14 21:41:57 | 京成線:3600形
マイクロエース製芝山3600形(A9984)を入場させました。
プロトタイプは芝山鉄道に在籍していた3618Fです。
京成3600形3658F/3668F標準色現行仕様と同時回着していました。


芝山3600形3618F
[3618F]:3618-3617-3616-3607-3606-3613-3612-3611

2002年10月に京成3600形3618Fが芝山鉄道へリースされました。
同鉄道唯一の所属車となる芝山3600形3618Fが登場しています。
青帯が緑帯へ代わり前面幕板には[SR]マークが貼付されました。
そして[Keisei]社名板も[芝山鉄道]ステッカーで被われました。
運用は京成3600形と共通であり所定各方面に顔を出しています。
2003年5月頃にはLED式運行番号表示器へ交換され2008年4月には緑帯の色温度が変わりました。
更に2010年5月頃に色地種別幕へと交換されています。
なお2013年3月付で返却されたため現在は形式消滅しています。


3618F付属ステッカー。

8両編成は3658Fと同様ながら6両が日本車輌製です。
3608Fから異動したモハ3607+モハ3606は東急車輌製で車体裾に補強梁が設けられています。
補強梁の有無が塗装変更によるバリエーション追加だけで終わらせませんでした。
緑帯の色温度はエメラルドグリーン系,リーフグリーン系どちらにも捉えられました。
ただ付属ステッカーが3658F共用であり後者に該当すると思います。


モハ3616+モハ3607 (日本車輌製車両+東急車輌製車両)。

先ず各車連結面側をKATOカプラーへ交換しました。
行先方向幕ステッカー貼付は先送りしています。
第二次整備は3658Fに準ずる予定です。

●芝山鉄道線
※改訂:2024年10月30日

京成3600形3658F 標準色 中期仕様 英小文字併記種別幕8両編成

2016-03-07 21:38:31 | 京成線:3600形
マイクロエース製京成3600形3658F標準色中期仕様を出場させました。
LED式運行番号表示器と英小文字併記種別幕の組み合わせを特徴に据えました。
プロトタイプ時期は各々が交換された2004年9月頃から2010年6月頃までです。




京成3600形3658F 標準色 中期仕様。
[3658F]:3658-3657-3656+3603-3602+3653-3652-3651。
※英小文字併記種別幕8両編成。

東急車輌製の3658Fに東急車輌製のモハ3603+モハ3602を組み込んだ8両編成です。
よって全車とも車体裾には補強梁が設けられており整った編成見附を有しています。
行先表示類は[A01 特急 (東成田)芝山]です。


新3000形3001F,3658F。

当方では3668F標準色現行仕様を先発出場させました。
そのため乗務員室跡がない中間車は初登場でした。
側面行先表示器裏面の処理が異なっていたため途中から基準幕再現時の分解を取り止めています。


3658Fサイドビュー(クハ3651:FS-013台車装着車)。


3668Fサイドビュー(モハ3661:FS-562台車装着車)。

なおクハ3658,クハ3651:FS-013台車装着車,モハ3657以下6両:FS-513台車装着車です。
3668FはFS-562台車装着車とFS-013A装着車でした。
既に台車が4形式まで及んでおり多彩な床下見附も美点だと思います。

●3600形京成線出場
※改訂:2024年10月27日

京成3600形クハ3651[3658F] 標準色 中期仕様 (種別表示器交換)

2016-03-06 21:31:41 | 京成線:3600形
遂にマイクロエース製京成3600形クハ3651標準色後期仕様(3658F)を入場させました。
先頭車の分解も4両目で不都合なく進められました。
山側用側面窓セルは2pcs構成でクハ3658と同様でした。


京成3600形クハ3651標準色後期仕様(3658F)。

海側用側面窓セルへの流し込み接着剤投入量は僅かでした。
運転台側の溶着痕はt4.0mm×w2.0mm程度しか確認できませんでした。
これまでと同じ撤去方式ですが罫書き針での剥離は不要でした。


入工中のクハ3651

クハ3658では山側用側面窓セルを接着固定しませんでした。
クハ3651の溶着は殆ど機能していなかったように思えました。
よって助士側用は嵌め込みだけで差し支えないのかもしれません。


接着剤痕が僅かに残る山側側面窓セル。

比較的流し込み接着剤投入量が少ないと感じました。
部品撤去は予想よりも順調に進められています。
唯一貫通扉窓セルだけは綿棒で押し込み取り外しました。


接着剤痕が残る貫通扉周り。

分割した貫通扉窓セルを車体へ嵌め込みゴム系接着剤で固定しました。
その直下へ富士川車輛工業製[特急]種別幕を貼り付けたt0.5mmプラ板を設置します。
同社製3300形以来の定番方法にも関わらず切り出し寸法を誤ってしまいました。


一回り小さくなった種別幕用プラ板。

採寸せずに裁断したため想定よりも小さくなりました。
先に[特急]幕を貼り付けた失敗も重なりこのまま使用しています。
余り位置調整が利かないうえに接着剤代も狭く固定に苦戦しました。


前尾灯レンズで抑えた種別幕。

平時はゴム系接着剤を上下2点に塗布しています。
これでは安定度が欠けており貫通扉窓セル下部にも塗布しました。
更に前尾灯レンズで裏面からも支持する4点止めとしました。


[特急 (東成田)芝山]。

この方式であればまず外れないと思います。
車体単独ではもちろん床板を組み合わせる際も安定していました。
ただ交換方式が他車と異なるためいずれ取り替えるつもりです。


クハ3651 点灯試験[A01 特急 (東成田)芝山]:行先表示器光量抑制車。


クハ3651 点灯試験[A01 特急 (東成田)芝山]:行先表示器光量抑制車。


クハ3658 点灯比較[A01 特急 (東成田)芝山]:行先表示器光量抑制車(3658F)。

クハ3658では運行番号表示ステッカーがずれたらしく[A01]表示になってしまいました。
この反省を踏まえ慎重に導光口と合わせています。
[A01]表示の視認性は良好ですがその位置はクハ3658標準色中期仕様と変わっていない気がします。




クハ3651標準色中期仕様(3658F:側面行先表示器基準幕再現施工)。

クハ3651標準色中期仕様(3658F)が竣工しました。
特急運用を選んだため通過標識灯はONのままにしました。
普通運用の3668F標準色現行仕様とは異なる印象に仕立てられたと思います。

※改訂:2024年10月26日

京成3600形クハ3658[3658F] 標準色 中期仕様 (種別表示器交換)

2016-03-05 21:23:29 | 京成線:3600形
マイクロエース製京成3600形クハ3658標準色後期仕様(3658F)を入場させました。
第一次整備では[(東成田)芝山]幕ステッカーだけを貼り付けました。
運行番号,種別を絞り込めておらず第二次整備を進めながら確定させています。


京成3600形クハ3658標準色後期仕様(3658F)。

モハ3668,モハ3661標準色後期仕様(3668F)とは床下機器成形が異なるだけです。
側面行先表示器基準幕裏面への塗り潰しは簡便な方法に切り替えました。
しかしステッカー貼付が残っており側面行先表示器は撤去しています。


入工中のクハ3658

従って基本工程はモハ3668,モハ3661を踏襲しました。
側面窓セルは流し込み接着剤固定であり罫書き針を差し込み剥がしました。
そして海側用は前後で分割されていました。


2pcs構成だった海側側面窓セル。

実質的に乗務員室扉窓セルと客室用窓セルに分かれていました。
この措置はモハ3668,モハ3661と同様です。
恐らくクハ3651もこれを踏襲していると思います。


車体に残る乗務員室扉窓セルと後方へ移動させた導光体ケース。

モハ3668,モハ3661では組み立て時に乗務員室扉窓セルを溶着固定しました。
導光体ケースは嵌め込んだだけであり後方へずらせば撤去できます。
つまり乗務員室扉窓セルを車体に残しても何ら問題はないと気付きました。


[特急 (東成田)芝山]。

行先表示類は[A01 特急 (東成田)芝山]に決定しました。
[特急]種別幕は種別幕を含む貫通扉窓セルを短縮のうえ内側掲示に変更しています。
貼付済の[(東成田)芝山]幕以外は富士川車輛工業製ステッカーでまとめました。


接着固定を簡略化した側面窓セル。

[A01]幕を貼り付けた導光体ケースを車体に戻しました。
そしてゴム系接着剤固定を海側側面窓セルと妻面窓セルのみに変更しました。
山側側面窓セルは導光体ケースと妻面窓セルの2点で押さえられるため省略しています。


TNダミーカプラーを取り付けた運転台側。

床板運転台側にはTNダミーカプラーを取り付けました。
線バネ台座は撤去しマウント前端も大幅に短縮しました。
連結器を固定しており連結はできません。


クハ3658 点灯試験[A01 特急 (東成田)芝山]:行先表示器光量抑制車。


クハ3658 点灯試験[A01 特急 (東成田)芝山]:行先表示器光量抑制車。

行先表示器用導光体前端のみ青マッキーで塗り潰しました。
その他は製品原形を保っていますが[A01]表示に変わってしまいました。
位置調整が詰め切れておらず導光口からずれてしまったのかもしません。




クハ3658標準色中期仕様(3658F)側面行先表示器基準幕再現施工)。

クハ3658標準色中期仕様(3658F)が竣工しました。
3668F標準色現行仕様とは異なり英小文字併記種別幕を採用しました。
殆ど同一で種別幕の違いだけしかありません。

※改訂:2024年10月26日

京成3600形モハ3653+モハ3652[3658F] 標準色 中期仕様 (側面行先表示器基準幕化)

2016-03-04 21:31:25 | 京成線:3600形
マイクロエース製京成3600形モハ3603+モハ3602標準色後期仕様(3658F)を入場させました。
当初工程はモハ3657+モハ3656に準ずるつもりでした。
しかしモハ3602で事情が変わり側面行先表示器への基準幕再現過程を改めました。


京成3600形モハ3653標準色中期仕様(3658F)。

モハ3602までは側面窓セルの取り外しが大原則でした。
生憎窮屈な構造と慎重な取り扱いが重なり作業時間を押してきました。
ところがペン先が届くと判明したため撤去せずに青マッキーで塗り潰してみました。


入工中のモハ3653

側面行先表示器裏面は平面ではなくやや凸面で成形されていました。
更に梨地風に仕上げられており鏡面風の他箇所と異なっていました。
唯一屋根板R及び肩部との距離が懸念材料でした。
ただ経過はペン先から伝わる感触と表面からの目視で辿るつもりでした。




モハ3653標準色中期仕様(3658F:側面行先表示器基準幕再現施工)。

塗り潰しは相変わらずの青マッキーです。
念のため行先表示器上部の天井をセロハンテープで養生しました。
予想通り細字側から梨地面の感触が伝わってくるため踏み外しなく進められました。
また塗り残しや斑が出ないよう確認を重ねています。




モハ3652標準色中期仕様(3658F:側面行先表示器基準幕再現施工)。


モハ3656標準色中期仕様(3658F)。

モハ3653+モハ3652標準色中期仕様(3658F)が竣工しました。
両車とも従来方式と変わらない基準幕再現に至ってくれました。
なお側面行先表示器裏面成形の異なる先頭車ではこの方法が採れないと思います。

※分割:2024年10月25日
※改訂:2024年10月25日