試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

芝山3600形3618F 回着 (KATOカプラー交換施工) ※後期仕様種車

2016-03-15 21:41:57 | 京成線:3600形
第四陣。

マイクロエース製京成3600形系列3編成目の回着整備は芝山3600形3618F(3618F)である。
新3000形を含め4編成同時に回着したが純粋な京成形式ではないため後回しにされていた。
京成新3000形3026F現行仕様(8次車:3026F)が出場し漸く出番が回ってきた。


芝山3600形3618F。
3618F:3618-3617-3616-3607-3606-3613-3612-3611。

芝山3600形は京成3600形3618Fが8両編成に復帰して直ぐにリースされた。
塗装は独自のものとされたが青帯が緑帯に変わっただけだった。
この色違い方式は千葉急行晩年色の様である。
[Keisei]プレートの上に味気ない[芝山鉄道]ステッカーが貼られ社名をアピールしていた。
ただペラペラのステッカーで角度次第で[Keisei]プレートのエッチングが判るものだった。
前面幕板には取って付けたような[SR]マークが貼られたが緑帯のインパクトが勝り存在感が薄かったように思う。
製品は京成3600形3658F中期仕様(3658F)の色違いに近いが日本車輌製車体の登場が目新しい。
補強梁の露出が無く車体裾が一直線なのが特徴である。
3608Fから脱車されたモハ3607+モハ3606が組み込まれたため東急車輌製と日本車輌製が混結する。
芝山3600形3618Fは単なる色違いで終わらせていないところがマイクロエース製品らしい。
逆に日本車輌製車体の金型が存在するのは明白で今後のバリエーション展開を考えていると思われる。


3618F付属ステッカー(再掲)。

ステッカーは3658F共用で色地種別幕だけが印刷されている。
3618Fは一度緑帯が貼り直され若干色温度が変わりやや濃い緑帯になった。
製品の緑帯はどちらとも取れそうだが貼り直し前に近い気がする。
試作品から不安を抱いていた点で嫌な予感が当たってしまった。
3618Fは2003年5月頃に運行番号表示器がLED化された。
色地種別幕化は2010年5月からで自分の感覚ではプロトタイプが合わないと思う。
3668Fには専用ステッカーを興しながら3618Fでは3658F共用という点にはやや疑問を持つ。
会社名が違う時点で専用ステッカーでも良かったと思う。
この点はコスト都合が絡んだのかもしれない。
やや誤算な緑帯の色温度だが1編成しか存在しなかった芝山3600形だと納得させる。


モハ3616+モハ3607 (KATOカプラー化)。

3658Fで8両編成の整備工程がほぼ決まった。
先に中間車のカプラー交換を行い順次側面行先表示器基準幕化を施していく。
Tc車は入場時に全工程を済ませることにして行先方向幕ステッカー貼付は先送りとした。
車体裾の違いが見られるモハ3616+モハ3607,モハ3606+モハ3613がセールスポイントになる。
日本車輌製車体は東急車輌製車体よりも床板の着脱は楽だろう。
工程が決まっているだけに3618Fの出場は早くなると思われる。

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