試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

芝山3600形3618F 後期仕様 色地種別幕編成

2016-03-19 21:30:14 | 京成線出場
不完全燃焼。

マイクロエース製芝山3600形3618Fが出場した。
プロトタイプは2010年5月頃の色地種別幕化から京成に復籍する直前の2013年3月までが該当する。
約3年が運行期間で付属ステッカーに従っても完成品の割には短期間の存在になる。




芝山3600形3618F 後期仕様。
3618F:3618-3617-3616-3603-3602-3613-3612-3611。
※色地種別幕編成。

当初から緑帯の色合いが引っ掛かっていた。
この色温度は白地種別幕の方が合っている気がしてならない。
ちなみに運行番号表示器のLED化は2003年5月である。
◆幕式運行番号表示器+白地種別幕:2002年10月~2003年5月。
◆LED式運行番号表示器+白地種別幕:2003年5月~2008年4月。
★緑帯色温度変更:2008年4月。
◆LED式運行番号表示器+白地種別幕:2008年4月~2010年5月頃。
◆LED式運行番号表示器+色地種別幕:2010年5月頃~2013年3月。
短期間で外観の小変更が繰り返された3618Fで一番長い期間はLED式運行番号表示器+白地種別幕だった。
付属ステッカーには白地種別幕を用意しても良かったと思う。
当初の計画では白地種別幕を採用する予定だった。
色地種別幕としたのはもう1編成増備する計画があったことによる。
結局増備は先送りしたが所有編成とのバランスを考え色地種別幕編成がプロトタイプになった。
[A15 快速 東成田]が第一候補だった行先表示類はマイクロエース製ステッカーに[東成田]が無く頓挫した。
自社線入口で折り返す[A15 東成田]は京成3600形と共通運用だったことを強く表す行先で残念だった。
最終的に[81K 快速 高砂]と中途半端な列車設定としたのはせめてもの意地である。
色地[快速]種別幕はやや腰板赤帯に埋没するが色地[特急]種別幕よりも存在感がある。
今更[快速特急]でも良かった気もするが速達列車への偏りが激しく調整にはいい選択になったと思う。


京成3600形3668F,3618F。

京成3600形系列は3編成の増備ながら同一形式の同時期プロトタイプが2編成並ぶ。
3300形は特例だが京成同一形式でプロトタイプが完全に重なるのは珍しい。
これも京成3600形3668Fのプロトタイプ選定に限りがあったことが影響している。
仮に3618Fが白地種別幕だったとしても3658Fと重なる。
付属ステッカーに頼れば全て同時期になった訳で出来る限りの差別化を図ったつもりである。


3618Fサイドビュー(クハ3611)。


京成3600形3658Fサイドビュー(クハ3651)。

サイドビューは日本車輌製車体と緑帯が特徴だが京成3600形3658Fとの印象差は少ない。
京成からのリース車で大きな改造を施さなかった事が作用した。
緑帯と赤帯が逆転配置されていればまた違った雰囲気になっていたと思われる。
京成3150形と千葉急行3150形3154Fの帯配置による印象差がこれを表している。

3600形の整備工程が決定していたためあっさり仕上がった気がする。
しかし緑帯色温度の印象で何処かすっきりしない出場になった。
かなり手こずった3668Fが懐かしく思える。
3618Fは更に手を加える計画があったものの二代目増備の目処が立たない。
3658Fと表示類を入れ替えれば多少晴れる気がする。

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