試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3600形3658F 現行色 8両編成 中期仕様 白地種別幕編成

2016-03-08 21:38:31 | 京成線出場
白地種別幕。

マイクロエース製京成3600形3658F中期仕様が出場した。
中間車全車を分解していたらまだ時間を要したことだろう。
途中で側面行先表示器裏の処理相違に気付けたことが大きかった。




京成3600形3658F 現行色 8両編成 中期仕様。
3658F:3658-3657-3656+3603-3602+3653-3652-3651。
※白地種別幕編成。

3658Fは飛番こそあるものの全車東急車輌製で揃う編成である。
補強梁は決してスマートとは言えないが整った編成美を見せる。
日本車輌製には敵わないが補強梁が良いアクセントになっているとも思える。
3658F付属のステッカーには色地種別幕しか印刷されていなかった。
京成形式は細かなプロトタイプ設定が裏目に出ており隙間を埋める必要がある。
3658Fを敢えて白地[特急]種別幕にしたのはこれが名目だった。
本来なら2編成導入し1本は現行仕様とする予定が価格の壁に跳ね返されている。
行先表示類は[A01 特急 (東成田)芝山]とした。
芝山鉄道直通運用は初登場になった。
当初から芝山鉄道3600形3618Fを[(東成田)芝山]にする気は無かった。
その代わりとして3658Fで[(東成田)芝山]を採用している。
運行番号・種別が迷走したのは前途の通りである。
予め富士川車輌工業製ステッカーの手持ちを確認していれば[73K 快特 (東成田)芝山]で出場していた。
この時点から白地種別幕採用が確定しており格下げになったものの名残のある種別幕になっている。


新3000形3001F,3658F。

プロトタイプの隙間を埋める役割は新3000形3001F,3010Fとの離合が可能になってたことが示している。
3001F,3010Fは3色LED表示器の前期仕様としたため離合に齟齬のない編成が少ない。
最新形式だが一度採用したフルカラーLED表示器仕様を廃止したため3700形の大半とプロトタイプが合わなくなっていた。
3658F中期仕様出場で無理のないステンレス車同士の離合が可能になっている。
なお新3000形は運行番号表示器,3600形は行先方向幕にマイクロエース製ステッカーを使用しており妙な一致点がある。
3600形の行先方向幕は3300形に揃えるため,新3000形の運行番号表示器はステッカーを手配していなかったためである。
新3000形は3色LEDの色温度にかなり差があるが3600形は行先表示器が幕式で違和感は無いと思う。


3658Fサイドビュー(クハ3651)。


3668Fサイドビュー(モハ3661)。

クハ3600形は台車が両抱式ブレーキのFS-083で独特の存在感を放つ。
実運用では制御車が先頭で制約があるがバリエーションとしては良い差別化になっている。
なおクハ3651のTNダミーカプラーはやや下垂気味だったためこの後修正を施している。

風変わりな3668Fから着手したマイクロエース製京成3600形系列の整備だが正統派の8両編成が出場した。
お座敷レイアウトは直線が長く主力を占める4両編成だとやや寂しい雰囲気が漂う。
今後も8両編成の増強が進むためこの様な状態からは脱せるだろう。

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