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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

高山、胎金寺山と三国岳

2011-12-25 | インポート

12月24日(土)

 三連休中日。この冬一番の寒波到来で京都北部は大雪注意報が出ているが、南丹市辺りは日が差していた。

 本日一座目の高山(372m)は、園部町宍人に登山口があった。高山西麓の集落から田んぼの中を通る道を進むと獣避けのゲートがある。車は手前の路肩においた。ゲートを開けて6~70m行くと右手に小さな溜池があり、その左に杉と桧の植林地の中に延びる山道があるのでここを登る。すぐに道は二股に分かれるが左へ進路をとり結構急な道を登ると高山から南に延びる尾根の鞍部に着く。ここから進路を北にとり尾根筋の歩きやすい道を進むと山頂に到着した。登山口から約25分を要した。山頂は樹木が刈り払われ、西から北方面の展望がある。地元の小学校の登山記念プレートがあり、一クラスぐらいはくつろげる広さだ。430Mhzで堺市のJA3WPN局と交信する。

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園部町口人の国道477号から見た高山

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高山山頂、結構な広さと展望がある

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高山山頂からの展望

 今日の二座目は胎金寺山(424m)。高山の西側にある山だ。登山道は何本かあるようだが、北麓の摩気神社からの道を選んだ。摩気神社は京都府指定文化財にもなっている本殿があり、隣には神職の住居もあるような立派な作りだった。神社の駐車場に車をおかせてもらい、神社の右側にある林道を登る。堰堤を二つ過ぎると山道になるが良く踏まれた歩きやすい道だ。山頂まで200mを切った辺りで道は二股に分かれるが、山頂へは右の道を進んだ。上り始めて40分ほどで三角点と祠のある山頂に到着した。山頂は樹木に囲まれて展望はない。JM3GVH局と交信してから昼食にする。

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登山口の摩気神社

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胎金寺山山頂の三角点

 胎金寺山を後にして次の三国岳に向う。この山は丹波、山城、摂津3国の境の山で、今は篠山市と京丹波町の境界となるが、地図で見る限り山頂は篠山市側にある。篠山市のオータニ広尾カントリークラブへの道路を走り、ゴルフ場入口から先も直進する舗装路を進む。府県境の手前で舗装路は終わるので、その辺りに車をおく。府県境の鞍部から南側の尾根筋を適当に登る。明確な道はない。藪が酷いうことはないが、マツクイムシにやられたものかとにかく倒木が多く、尾根筋をまっすぐに進むことはできない。倒木を避け、あるいは跨ぎ苦労しながら300mほど進むと山頂に到着した。三角点があるが展望はない。7Mhzで大分市移動のJN4PCW局と交信した。

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三国岳山頂

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京都と奈良の府県境辺りの山へ

2011-12-18 | 山と無線

12月18日(日)

 京都南部の笠置山や奈良との府県境に位置する山々を訪れた。

 一座目の笠置山(288m)は、鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇が公家政権の復活をめざした元弘の変が発覚して京を逃れ、笠置山の山頂を行在所として北条氏と戦ったところとして有名だ。この戦いに敗れた後醍醐天皇は結局隠岐に流された。笠置山へはJR笠置駅から歩いて登っても30分程だが、山頂にある笠置寺まで車で上がることもできる。ずっと前に、笠置山の旅館で雉鍋を食べたことを思い出した。山頂は寺の境内にある行在所跡で、参拝料300円を払って磨崖仏や胎内くぐりなどの行場を順路に従って進むと到着する。430Mhzで堺市のJA3WPN局、金剛山白雲岳移動のJH3JFF局と交信する。

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笠置寺の山門

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笠置山山頂の後醍醐天皇行在所跡

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笠置山からの眺望

 笠置山を後にして、京都と奈良の府県境の山を次々とめざす。

 行者山(273m)は木津川市と奈良市の境界にある山で、奈良市北村町から府道47号で加茂町岩船に入ったらすぐに府県境を通る細い道路があり、この道が山頂横を通っている。山頂には何の表示もない。明神山移動のJA3JCH局と交信して来た道を戻る。

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行者山山頂は道路横の樹木の中

 次に向ったのは御本陣山(321m)。木津川市の岩船寺の背後にある山で、三角点があり地形図に名前がある。府道47号の「ミロクの辻」辺りに車をおき、御本陣山の南側から「三体地蔵・岩船寺」の表示にしたがって山道に入る。地蔵を過ぎた辺りに踏み跡のようなものがあるがすぐに藪となる。結局適当に登りやすそうなところを選んで山頂を目指した。山頂は三角点はあるものの訪れる人も余り無いようで、山名プレートも見当たらなかった。明神山のJH3ETK局と交信する。

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ミロクの辻から見た御本陣山

 本日の四座目は内ノ倉山(250m)。ここも木津川市と奈良市の境界の山だ。浄瑠璃寺横から林道のような道を登り、三叉路になったところから山道に入るとそこそこの道が山頂まで通じていた。枚方市国見山のJM3GVH局と交信しここも終了。

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浄瑠璃寺横の登山口

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三叉路の上にある山道に入る

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内ノ倉山山頂も展望なし

 この後向ったのは経塚山と殿山。加茂町山田に笠置町の飛び地があり、付近は茶畑となっている。狭い道を茶の木に車をこすりながら登る。小屋の横に車をおき奈良県境方向に伸びる林道を進む。鞍部となった府県境から茶畑の縁の道を東へ登ると経塚山(325m)だ。帰ってから改めて地形図を見ると三角点があるが、現地では確認することができなかった。茶畑の上にある大きな広葉樹のあるところが山頂だ。岸和田SAのJO3LIB局と交信する。

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正面の大きな木の辺りが経塚山山頂

 本日最後の殿山(303m)は、経塚山への鞍部から西に伸びる廃林道を進む。しばらく行くと林道は終わるが、府県境を示す杭が埋められ、比較的歩きやすい尾根筋の道となる。殿山の山頂もGPSがなければわからないようなところで、展望も山名表示もない。430MhzでCQを出すも応答なく、やむなく7Mhzのアンテナを張って栃木県岩舟町移動のJE1NGI局と交信した。

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殿山山頂

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殿山山頂へはこの杭を目印に登る

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城陽市と綴喜郡で4座

2011-12-11 | 山と無線

12月11日(日)

 地形図「田辺」には未踏の山が多い。今日は城陽市の鴨谷から高塚林道を上がり、綴喜郡の艮山までの往復を計画、途中で高塚山、高尾山に登り、余裕があれば飯盛山をも探索する予定で出かけた。

 国道307号線の鴨谷に「上方温泉一休」がある。その向いが高塚林道の入口だ。林道を入るとすぐに木製の橋があり、「普通車以上通行禁止」の表示がある。その先も路面の荒れた所があり、車は国道沿いに駐車場所を求める。

 一座目は高塚山(223m)。林道を上がると突然立派な石積が現れ、その先に広い道のようなものがある。しかし、少し進むと道も不鮮明になり、後は松の低木などの藪の中を高みを目指して登る。山頂は低木に覆われた小広いところで、地形はなんとなく城跡のような感じがした。展望はない。430MhzでのCQに、川西市のJH3UUT局、亀岡市のJA3LOZ局から応答があった。

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高塚山へは、石垣の先から取り付いた

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松の低木が繁茂した高塚山山頂

 二座目の高雄山へは林道の終点から広い山道を登る。途中、古い車や重機が捨てられていた。ところが、その先で道がよく分からなくなり藪漕ぎをして尾根に取り付き、何とか高雄山(443m)に到着した。山頂にはたくさんの山名プレートがかかっていた。枚方市国見山のJM3GVH局に声をかけて山ラン終了。

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山道に復帰したところにあった高雄山への案内

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高尾山山頂も展望なし

 三座目の艮山へは、「手の平」という峠への表示を頼りに進む。途中から井手町と宇治田原町の境界を歩くことになり、境界杭が目印となる。高尾山と艮山の間は、歩きやすい尾根筋の道だった。艮山山頂(444m)には三角点があり、山名プレートも多くかかっていた。野洲市移動のJI3AZH局と交信し、昼食にする。

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手の平峠の大きな看板

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艮山山頂の三角点

 三座を終えて往路を戻る。手の平の先に宇治田原町南に下る分岐があり、こちらの道から高塚林道へ下ることにした。順調に下っていたものの途中で道を失い、やや強引に斜面を下って林道に復帰することができた。

 高塚林道入口の鴨谷案内板まで戻ってきたのが14時過ぎ。時間に余裕があったので飯盛山もチャレンジ。飯盛山は低山ながら、地形図を眺めていても何処から取り付いたらいいのかよく分からなかった。しかし、案内板に鴨谷の滝への道が表示されており、とりあえずその道を進んでみることにした。鴨谷の河原を歩き飯盛山に近づいた辺りから適当に斜面を登る。低山ながら結構な急斜面で、藪とシダが繁茂しており歩きにくい。何とか山頂に到着できたが、山頂も腰までシダが茂っていて移動するのも厄介な様子だ。岸和田市のJP3AIM局、豊中市のJH3HYI局、堺市のJA3WPN局と交信し、本日の山ランを終了した。(下山中に鳥居と熊鷹大神の社が見えたのでここへ下りたが、その先は石屋の敷地で、ゲートが閉まっており出るのに苦労した。ここに下りるのは間違い。)

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シダの下草が繁茂した飯盛山山頂

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高山(四ツ谷)で山ラン

2011-12-04 | 山と無線

12月4日(日)

 12月最初の山ラン。昨日から冬型の気圧配置となり京都北部は時折時雨れている。幾つか候補に挙げた山の中でもっとも安直に登れる高山を一座目に選んだ。同名の山は京都府内でも複数あるが、今回の高山は地形図名「四ツ谷」で、JR日吉駅の北方1kmほどにある山だ。山頂にNTTドコモのアンテナがあり、地形図で見ると山頂まで道路が通じている。南麓の日吉町田原から山道があるようだが今回は天候も考慮しNTTの管理道を選択する。

 高山北方を東西に通じる道路に取り付きがある。取り付きの300mほど西に広い路側帯がありここに駐車した。管理道は地道ながら広い道だが、入口にゲートが設けられており車は入れない。駐車場所から緩やかの道を25分ほどで山頂に到着した。山頂からの展望はない。とりあえず430Mhzをワッチすると宮津市に移動しているJH3HYI局が強力に入感していたので声をかけて山ラン終了、急いで下山した。下山に要した時間は20分強だった。

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高山山頂を占めるNTTドコモの日吉局

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高山への途中で若干の展望がある

 二座目に大向山を考えていたが、天候がいまいちなので登山口のみ確認して、今日は撤退することにした。 

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