JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

鈴鹿の釈迦ヶ岳から金山を縦走し4座

2018-10-29 | 山と無線

2018年10月28日(日)

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 鈴鹿で未踏の釈迦ヶ岳に登りそこから御在所山方向に県境尾根を縦走して全部で4座のヤマランを計画して朝6時に自宅を出発。朝明の駐車場に着いたのは8時前だったが広い駐車場が既に7~8割埋まっていて鈴鹿山系の人気ぶりに驚く。

朝明駐車場

 まずは中尾根ルートで釈迦ヶ岳に向かう。結構な急登や山頂手前のキレット状の登り返しなどもありそこそこ変化のあるルートだった。珍しく体調がいいのか予定よりも早く釈迦ヶ岳(1092m)に到着。最高点を過ぎてその先の三角点まで行く。430Mhz・FMで岐阜県揖斐郡移動のJP3KML局と交信した。

駐車場横の中尾根登山口

中尾根の登り

色付く木々

山頂手前、キレット状の切れ込み

釈迦ヶ岳山頂

釈迦ヶ岳からの眺望

 来た道を少し戻りハト峰分岐から県境尾根の縦走が始まる。次のポイントは猫岳(1058m)。歩きやすい道が続き行く手には猫岳や御在所山、振り返れば釈迦ヶ岳と展望もすばらしい。程なく着いた猫岳山頂からはCQを出す。津市のJL2TPD局が呼んでくれてここも終了。

分岐をハト峰方向へ

猫岳の先には御在所山や雨乞岳

振り返ると釈迦ヶ岳、キレットがよくわかる

 

 

猫岳山頂

 その先も展望や紅葉の残った木々を見ながら気持ちよく歩く。羽鳥峰峠のすぐ手前にザレた土のてっぺんに石が乗っている小山がありこれが羽鳥峰(823m)だった。ここでもCQを出し名古屋市西区のJS2CQB局と交信することが出来た。羽鳥峰峠まで降りてランチ休憩とした。

羽鳥峰への道

羽鳥峰が見えた

羽鳥峰山頂

羽鳥峰峠はすぐそこ

 この先金山までは少しザレ場を登り、その後も所々斜面崩落で切れ落ちたすぐ横の尾根を歩く。金山は縦走路からほんのちょっと外れている。この辺りは歩く人も多くないのか羽鳥峰峠からは出合う登山者も少なくなった。しかし、金山山頂は鈴鹿北部の御池岳から釈迦ヶ岳、伊勢湾方向にすばらしい眺望が広がっていた。奈良県山辺郡移動のJG3NLL局と交信し予定していた4座でのヤマランを無事終了した。

金山への登りから羽鳥峰

近づく御在所山

遠ざかる釈迦ヶ岳

金山山頂も眺望は良い

御池岳から竜ヶ岳方向

 その先中峠まで進み東に折れて朝明渓谷まで谷筋の急な道を下る。ガレ場も多くやや緊張した下山だったがゆっくりと歩いて渓谷最上部の車道に降りた。ここから砂防公園ややや寂れた感じのキャンプ場などを見ながら駐車場に戻った。

中峠

ようやく林道に下山

砂防公園と水車小屋、水車はなかった

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鳥羽市の日和山

2018-10-23 | 山と無線

2018年10月21日(日)

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 近鉄鳥羽駅の前にある標高69mの低山。駅の正面から狭い道を車で入る。先の道路状況がわからなかったので分岐辺りに車を置いて歩く。山頂までは舗装路や階段を数分登る。すぐに着いた山頂には方位石や「幸せの鐘」のモニュメントがあったが草ぼうぼうで余り落ち着けないところだった。430Mhz・FMで知多半島のヤマランサポート局JF2BER局と交信してもらい一座ゲットできた。帰ってから日本山名事典(三省堂)を見ると、「無線電話発祥の地」の石碑もあったらしい。アマチュア無線局としてはぜひ見ておくべきだったと少し残念に思った。

方位石の横の説明は半分消えている

幸せの鐘は鳴った、眺望はまあまあ

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伊勢市の朝熊ヶ岳

2018-10-22 | 山と無線

2018年10月21日(日)

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 伊勢市と鳥羽市を結ぶ伊勢志摩スカイラインの中間辺りにある朝熊ヶ岳(555m)に行く。山頂は観光客が訪れる山頂展望広場の西にあり、金剛証寺境内を通って歩いて行けるようだが今回は安直に車で山頂まで行く。山頂は広くアンテナ施設や神社が祀られていた。樹木越しに伊勢湾の眺望も少しあった。430Mhz・FMでCQを出し、鈴鹿市のJR2RSH局他と交信した。

山頂の八大龍王社

山頂横のアンテナ施設

山頂からの眺望はこの程度

こちらは観光客が訪れる山頂広場

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加越国境の大長山と赤兎山

2018-10-17 | 山と無線

2018年10月15日(月)

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 福井と石川の県境にある赤兎山は珍しい名前だが、なだらかな山容や白山の展望、高層湿原などがあって人気の山のようだ。そうした情報はまったく知らず地理院地図だけを眺めて登山の候補に選んだ。

 勝山市小原集落の先に朝7時から夕方5時まで開いているゲートがあり、一人300円の協力金を払って舗装林道を入る。林道は長く10km程走った先に広い駐車場があった。平日のこの日も何台も車が停まっているが、何でも日曜の昨日は100数十台もの車が入ったとの話が聞こえてきた。

 登山口から広葉樹の中の道を登って行く。3度小さな流れを渡渉し高度を上げて行くにつれ、ナナカマドやブナの紅葉が見られるようになる。小原峠で小休止しまずは北の尾根を進んで大長山に向かう。途中にある標高1505mのピークは苅安山でここも山ランに有効。430Mhzや144Mhzを聞くが平日のためかほとんど入感がない。粘ってCQを出すと144Mhzで兵庫県丹波市からJP3IXKが呼んでくれた。兵庫県まで電波が飛んでいることに気をよくしアップダウンの多い尾根道を大長山めざして登って行く。

登山口の案内図

ブナ林の中を登る

小原峠

苅安山山頂

 大長山(1671m)は加越国境にある山々の盟主といわれているようだ。白山の展望の他勝山や福井方向の展望も広がっている。430Mhzで福井市を移動中のJE9AST局と交信することが出来た。来た道を小原峠まで戻りランチとした。

大長山への道、山頂は右奥

大長山三角点

山頂からの展望

 ここから赤兎山に登って行く。前半の大舟山分岐までは急登の道だがゆっくり登って行けば問題はない。のんびりと赤兎山を楽しんだであろう多くの登山者と行き違う。360度の展望が広がる山頂(1629m)からは大分粘ってCQを出し144Mhzで福井市のJR9DRR局と交信することが出来た。この先東の三ノ峰への道を下ると避難小屋や高層湿原があるらしいが、ヤマラン中心の登山のためパスして来た道を下山した。

ブナの大木

大長山の全景

赤兎山山頂から白山

こちらは反対の経ヶ岳方向

下山中は色づき始めた木々をゆっくりと楽しむ

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勝山市の御立山

2018-10-15 | 山と無線

2018年10月14日(日)

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 能郷白山への登山をあきらめ福井への移動ルートをナビで検索する。美濃市から郡上市を通り大野市へ抜けるルートを示した。当初から福井でのおまけとして勝山市の御立山を考えていた。今日十分登れそうな時間で移動できそうだ。余り早くホテルについても仕方が無いので美濃からは高速に乗らず、長良川沿いの国道156号を使って白鳥まで来た。ここから中部縦貫自動車道や国道158号に乗り福井に入る。美濃から九頭竜湖までは今まで走ったことのない道で、それなりに観光気分を味わいながらドライブを楽しむ。

九頭竜ダムから鷲鞍岳、登ろうかとも考えたが調べると時間がかかりそうなので止めた

九頭竜川の下流に荒島岳が見えた

 御立山は勝山市街の北にある山で、山頂には城跡があるようだ。南西にある小学校前に車を停めて神社の横からお地蔵さんが点在する道を登った。

神社の横にあった何かの廟

地図は左の道だったが右側を登ってみた

お地蔵さんの点在する道を登る

 山頂はベンチやテーブルなどもあって公園のように整備されていた。144Mhzや430Mhzでは全く入感がない。7Mhzのワイヤーアンテナを張ってCWで強力に聞こえていた局に応答するが他の局に負けてなかなか順番が回ってこない。空き周波数を探して久し振りにCQを出すと北海道のJA8XCS局から応答があった。

山頂は整備されていて気持ちが良い

山頂の看板、勝山の恐竜キャラらしいが三角点の前はやめてほしい

山頂から恐竜博物館方向

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本巣市の大茂山

2018-10-14 | 山と無線

2018年10月14日(日)

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 10月初めてのヤマランは行き先をいろいろ迷ったあげく、天気予報なども検討して福井と岐阜、石川県境の山を選んだ。初日は岐阜県側からアプローチして能郷白山に登り、翌日は福井県側から赤兎山などに登ろうと考えた。

 能郷白山は山の北側にある国道157号の温見峠からが最もコースタイムが短く、一番登りやすいルートだと考えた。初日はこれだけだと少し時間に余裕があるので、途中に安直に登れる山はないかと地図を見て本巣市の大茂山を見付けた。山頂付近まで林道が通じており車で登れるようだ。

 国道157号の神海から舗装された林道を入る。つい最近倒木を除去したような新しい切り口の木も多く見られたが路面状態は良好だった。山頂の東側に林道の分岐があり登り口はチェーンがかけられていた。路肩に車を置いて山頂への道を入る。5分とかからずに防災無線施設のある大茂山(453m)山頂に到着。展望台からは東側に眺望があった。430MhzでCQを出すと小牧市のJP2XLS局から応答があった。

山頂への道を歩いて登る

途中からの眺望

山頂の防災無線施設

大茂山の三角点

 大茂山での山ランを終了し本日メインの能郷白山登山口の温見峠目指して国道157号を進む。温見峠をポイントしたカーナビはなぜか最短ルートを指示せず、わざわざ大回りの福井経由を示している。少し疑問に感じながらナビを無視して進んだが、根尾能郷にさしかかったところで突然通行止めの表示。その先で完全にゲートが閉じられていた。7月8日から通行止めとなり解除時期は未定となっている。平成30年7月豪雨による災害のようだ。しかたなく来た道を引き返す。明日に向けて福井市内のホテルを予約していたのでナビを修正し、美濃市、郡上市から福井県に入った。ほぼドライブばかりのトホホな山行き初日となった。

根尾能郷集落の先で通行止め 

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