2018年3月11日(日)
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米原市と彦根市の境界にある向岳(660m)は地理院地図に名前はないが日本山名事典に掲載されていて山ランに有効となっている。事前にネットで登頂記を探したが見つけることが出来なかったが山の北側にある鎌刃城跡へは多くの記録を見付けることが出来たので、城跡から地図の道を登ってみようと登山口となる旧中山道の番場宿に向かった。番場の集落を車で走っていると鎌刃城跡への標識が道縁に見えた。名神高速を抜ける「長浜43」のトンネル前に広い駐車スペースがあり、ここに車を置いて登り始める。トンネル入口には獣除けのゲートがあるがチェーンを外して入ることが出来た。
広い駐車スペース、先客があった
ゲートを開けてトンネルを進む
城跡までの道は良く踏まれた道で、一丁ごとに標識もあり安心して登ることが出来た。城跡には堀切や石積などが見られ残雪の伊吹山や湖北の山がよく見えた。城跡を見学して更に南に尾根筋を進む。
大手口から登り始める、主郭まで13丁(1.4km)の表示
標識は多く迷うことはない
城跡に着くと伊吹方面の山がよく見えた
鎌刃城跡の遺構
城跡から先は標識の数は減る
舗装林道に出て少し行くと滝谷林道の終点に合流した。滝谷林道をほんの少し戻り関電の巡視路標識から南の谷に入る。地図にはない作業道が開設されており、後は適当に山頂方向目指して歩きやすそうなところを登って行った。向岳の山頂付近は石灰岩?が点在し、ブナなどの疎林が広がった感じの良い山頂であった。山頂の標識は「向山」となっていた。430Mhzで六甲山移動のJP3OOR局ほかと交信した。
舗装林道を少し進むと滝谷林道終点が合流
巡視路標識から谷に入る
地図にない作業道も使い地図の尾根筋に乗る
山頂手前では関電の反射板が見えた
東方向には霊仙山
向岳山頂、プレートは向山
こんな名前のプレートも
山頂の西側には高圧線鉄塔が建っており、ここから北の米原市街がよく見えた。下山は西から鉄塔に降りる道を探したがよくわからず、結局来た道辺りを適当に下った。滝谷林道に降りてからは城跡への登りを避けて林道を下った。
高圧線鉄塔下から米原市や長浜市方向を見る