JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)の活動記録

岩橋山から葛城山へ

2013-03-31 | 山と無線

2013年3月30日(土)

 大阪と奈良の府県境にある岩橋山と葛城山へ登ってきた。

 近鉄南大阪線の磐城駅から歩き始める。竹内街道を西へ進み、一度国道166号線に出て浄水場のところから左に折れて府県境の平石峠を目指す。堰堤工事用の良い道が奥のほうまで続いていた。1時間15分で平石峠に到着した。

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竹内街道の解説

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街道沿いの家並み

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平石峠への道

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平石峠、左の階段を岩橋山へ登る

 ダイトレの道はよく整備されていて迷う心配はないが、階段が多くしんどい道だ。峠から40分で岩橋山(658.8m)に到着した。ちょうどお昼時で結構賑わっていた。弁当を食べ、430Mhzで八尾市高安山から出ていた山ランメンバーのJA3JCH局他と交信する。

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途中、富田林方向の眺望があった

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岩橋山山頂

 岩橋山での山ランを終え葛城山に向う。岩橋山からはいきなりの急階段で100m程下る。そこから府県境に沿って付けられた道を忠実に南に向う。岩橋山から1時間45分かかってようやく葛城山(959.2m)に到着した。山頂は三角点横に山頂表示があり、南東方向にだだっ広い緩斜面が広がっていた。50Mhzで岡山県瀬戸内市移動のJR4EUD局を呼んで交信した。

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アンテナが見えてきて葛城山頂はもう少し

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葛城山頂

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だだっ広い山頂、金剛山も間近い

 山頂から高原ロッジ前を通ってロープウエイ山上駅方向へ車道を下る。駅の手前に右側に降りる登山道がありここを下る。階段の多い整備された登山道をどんどん下るとくじらの滝があり、ロープウエイ駅に降りてきた。バスの時刻表を見るが、次のバスまで1時間以上あるので御所駅まで歩くことにした。葛城山頂から2時間かかって近鉄御所駅に到着した。

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下山路脇の明るい自然林

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櫛羅(くじら)の滝

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ロープウエイ駅、索道の先に葛城山

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地形図の綾部で山ラン

2013-03-28 | 山と無線

2013年3月24日(日)

 2万5千分1の地形図「綾部」に、山ランに有効な山が3座ある。今回はこの3座に登ってきた。

長尾山(210m)

 歩いたルートはここをクリック

 綾部市旭町と下八田町の間を走る中丹広域農道沿いにある。地図で見ていてもなぜこの山がと思うほど目立たない存在である。日本山名事典にはしっかりと搭載されており、山ランには有効だ。農道から谷間の林道を入る。林道終点から左の谷に降り、植林された斜面を適当に登る。中腹まで来ると道があり、尾根筋から山頂まで古い踏み跡があった。山頂にも特に目立ったものはなく、雑木に覆われていた。形状からすると昔お城でもあったのかもしれない。7Mhzで長野県大町市移動のJH0HYX局と交信する。

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長尾山山頂

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途中の尾根道から淵垣方面が透けて見えた

 

城山(257m)

 歩いたルートはここをクリック

 綾部市高倉町の高倉神社の北にある山。高倉神社前の広い駐車場に車をおいて北に延びる農道を進む。山頂の北側まで行って尾根筋に取り付く計画だ。農道から山道になると道は荒れていた。谷筋を詰めると地図の道を少し外れていたようだ。斜面を適当に登って尾根に取り付くとはっきりとした道があった。たぶん関電の巡視路に使われているのだろう。山頂横の鉄塔を過ぎて茨の中を進むと三角点があった。7Mhzで埼玉県本庄市移動のJA1HGV局と交信した。下山は南の尾根を下りてみる。次の鉄塔までは巡視路で歩きやすかったが、その先は道を失い、最後は竹薮の中を適当に歩いて民家の裏に下りることができた。麓の巡視路取り付きは最後まで確認が出来なかった。

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南側から城山全景

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高倉神社

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山頂横からの眺望

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城山山頂

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下山中に見かけた鹿の角

 

秋葉山(290m)

 歩いたルートはここをクリック

 綾部市寺街の南にある山。地図では寺町から山頂付近まで道が記載されているが、南側から登ったほうが楽そうに思えたので、とりあえず行ってみる。国道173号線の質山峠の旧道取り付きに車をおく。旧道を少し入って最初の谷を入る。道はないが藪もなく歩くのに問題はない。途中から右の斜面に取り付いて、少しの急登で尾根に乗った。尾根筋には踏み跡があったが、倒木が多く避けながら山頂を目指した。山頂には三角点があるのみで、登山者が訪れることもないようだった。7Mhzで栃木県那須郡移動のJF1LEO局と交信し、来たルートを戻った。

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国道173号線の旧道入口に車をおく

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秋葉山山頂

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碁石

2013-03-26 | 山と無線

2013年3月23日(土)

 歩いたルートはここをクリック

 天狗畑の帰りに時間があったので碁石(529m)に登った。京北栃本町の玉林寺から地図の碁石坂を登るべく尾根に取り付く。登った尾根は中心が深く掘れていて、枯葉や枝が堆積しているので、端の高いところを歩く。しっかりした踏み跡もあった。

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登り口の玉林寺、無人のようだ

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ここから右の尾根に取り付く

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掘れた道の縁を登った

 稜線の手前まで登ってくると、高圧線の鉄塔が見えた。鉄塔の縁を通って稜線に乗り、南東に向きを変えて碁石の北にあるP500のピークに向う。ここにも鉄塔があった。後は南に方向を換えて少しで碁石山頂に到着した。40分ほどかかった。

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P500に立つ鉄塔

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碁石山頂のプレート

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こんな名前のプレートも

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碁石山頂

 山頂での無線は7Mhzのアンテナを張る。兵庫県たつの市のJE3GJN局と交信し下山する。帰ってからGPSの軌跡を見ると、碁石坂と思っていたのは間違いで、一つ横の尾根であった。

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天狗畑

2013-03-25 | 山と無線

2013年3月23日(土)

 歩いたルートはここをクリック

 京都府の南丹市美山町と綾部市の境界にある山。昨年の松茸シーズンに一度洞峠側から入山しようとして止山で断念した経過がある。インターネットで検索すると、綾部側と美山側からそれぞれ2ルートほど登頂記が出てきたが、今回は美山町豊郷の西川源流からのルートをたどってみた。

 豊郷集落を通る府道34号線を走り、舗装路終点のヘアピンカーブ手前に駐車する。この道路は府道綾部美山線というが、全線開通はしていない。

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最初のヘアピンカーブで舗装は終わっている

 次のヘアピンカーブに橋が架かっており、ここから西川の源流に入る。若干の踏み跡はあるが、テープなどの目印も見当たらない。途中に炭焼き小屋の跡が見られた。何度も川を渡渉しながら、歩きやすそうな所を選んで行く。川の石がとても滑りやすいので注意が必要だった。最初に現れた谷の分岐から西にルートを変える。その後も同じような谷筋を進む。

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西川橋、ここから谷に入る

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谷を遡行する

 途中に枝谷が多いが主流を外さないように西に向う。天狗畑の真南あたりまで来たところで谷が三叉に分かれていた。方向からすると真ん中の谷かとも思ったが、一番歩きやすそうに見えた右側の谷へ入る。谷筋も歩きにくくなってきたところで、左の斜面に取り付いた。急斜面で一部に藪っぽいところもあったが、山頂への距離が縮まり高度を稼ぐ。山頂の少し西の稜線に何とか出ることが出来た。登りに要した時間は2時間17分だった。三角点のプラ杭を借りて18Mhzのアンテナを立てる。ソロモン諸島のH44G局とスプリットで交信できた。

 

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天狗畑山頂(848m)での運用風景

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天狗畑から地蔵杉方面

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山頂のプレート

 18Mhzのアンテナを撤去しハンディで430Mhzを聞いてみると、さっきまで煩かったトラック局も12時をまわったので静かになっている。聞き慣れたコールサインが聞こえたので、ブレイクを入れる。生駒市大原山のJL3VOG局と、八尾市十三峠のJJ3QAT局であった。

 下山は当初予定していたルートを探してみる。洞峠に向う稜線には境界杭やテープも散見される。最低鞍部まで距離にして200m位まで下りてきたところで、左手の枝尾根に進む。目印はない。そのまま下りてきたところは、三叉の谷の真ん中の尾根であった。後は登りに使った谷を逆に下るだけだ。1時間30分で車に戻ることができた。

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大岩山と高モッコ山

2013-03-17 | 山と無線

2013年3月17日(日)

 南丹市日吉町の地形図「四ツ谷」にある大岩山と高モッコ山で山ランをやってきた。昨日に続いて今日も快晴、最高気温も20度近くまで上がるとの予報だ。

大岩山(758m)「四ツ谷」

歩いたルートはここをクリック  

  山頂から南に延びる尾根沿いの関電巡視路を使って登る。海老谷から地道の林道を進み、巡視路登り口まで車で入る。登り口には十分な駐車スペースもあった。プラ階段の急な巡視路をジグザグに上がると、尾根筋の歩きやすい道となる。送電線の鉄塔が現れると、後は送電線の下を歩くように高度を稼ぐ。

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尾根筋の道

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展望の開けたところから南方向の眺望、霞んでいる

 標高が高くなるにつれて岩の多い道となる。粘板岩のようなもろい岩が多い。

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登山道脇のカヤの大木

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大きな岩がゴロゴロと現れる、山名の由来か?

 山頂のすぐ西の尾根に鉄塔があり、そこからは北側の美山町の集落が望める。山頂には三角点があり、展望はないが疎林で明るい。多くの山名プレートがかかっていた。430Mhzで奈良県二上山移動のJS3LOW局ほかと交信する。

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三角点西の稜線に立つ鉄塔

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山頂の山名プレート

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大岩山山頂

 下山は同じ道を使う。登りが60分、下りは40分だった。

 

高モッコ山(572m)「四ツ谷」

 歩いたルートはここをクリック

  地元ではこの山を砂迫と呼んでいるようだが、山名事典には高モッコ山の名前で登載されている。中組集落の民家の前を通り、墓地の横から地形図に記載された道を登る。少し倒木がある程度で、基本的に歩きやすい尾根筋の道が続いている。

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民家の先の階段を上がり、墓地の横から尾根道に取り付く

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始めは歩きやすい道だったが

 ところが、標高が450mを越えたあたりから突然植生が変わり、松やカヤの低木が茂る藪道となる。尾根筋を外さなければ道を間違えることはないが、急に歩きにくくなる。山頂から東に伸びる尾根に乗ると、西に方向を換えて山頂まで同じような藪道を行く。65分で山頂に到着した。

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急に植生が変わる、このあとは藪道となる

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ようやくたどり着いた高モッコ山の山頂

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かかっていたプレートはすべて「砂迫」だった

 高モッコ山での山ランは21Mhzのアンテナを張る。昨日製作した21・24・28Mhzの3バンド対応のダイポールだ。ロシアのコンテスト局などが強力に入感していたが、サイパンのKH0KW局とSSBで交信し同じ道を下った。 

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船越山

2013-03-11 | 山と無線

3月10日(日)

 天気予報では昼前から雨が降る予報だったので、それまでに下山できそうなところとして選んだのが大津市の船越山。ビワコバレイから蓬莱山に登る山道の中腹にある。山と高原地図には名前が乗っているが、2万5千分1の地形図には名前はない。山名事典(改訂版)に掲載されているので山ランに有効だろうと登ってみた。

 ビワコバレイの入口まで来ると、今日は強風のためゴンドラの営業をしていないとのことで、係員が次々とやってくる車を追い返している。歩いて山に登ると説明して、駐車料もとられずに入れてもらうことが出来た。

 ゴンドラリフト駅の横を通って上の駐車場に車をおく。堰堤工事のための舗装路を登ると左手に「金ぴら峠、蓬莱山」への看板がある。堰堤に水がたまっているので、少し上流の浅瀬を渡渉して対岸に取り付く。この道ははじめて歩く道だが、よい道が続いていた。

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残雪のある登山道

 標高660mあたりで尾根に取り付く。蓬莱山は右に登るが、船越山は左だ。少し登りもあるが、そのあとロープのついた急坂を下る。船越山(614m)は、手入れのされていない桧とアセビやシャクナゲの藪の中で、琵琶湖の展望も良くない。ピークというよりせり出した尾根の肩のようなところだった。430Mhzで和泉市のJL3CEQ局他と交信し、すぐに下山にかかる。

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船越山への分岐、左(東)へ進む

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最初のうちは歩きやすい道だったが

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山頂はこんな藪状態

 下山中に5~6人のパーティと出会う。服装が警察っぽいので聞くと、74歳の男性を捜索に行くという。労をねぎらう声をかけて下山する。車に戻ってくると小雨が降り出し、車に乗って帰る頃には本降りとなってしまった。

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神戸元町から六甲の前山を歩く

2013-03-10 | 山と無線

3月9日(土)

 京都からJRの昼特キップ利用で神戸の元町へ。諏訪神社から諏訪山(151m)へ登る。花粉か黄砂か分からないが、視界はいまいちすっきりしない。山頂展望台から六甲山移動のJA3KYS局を呼んで交信する。

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諏訪山公園入口

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ビーナスブリッジを通って

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諏訪山山頂展望台から

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山頂のモニュメント越しに市章山

 諏訪山からいったん再度山ドライブウエイを歩き、太子の森の案内看板から碇山への山道に入る。山の斜面に錨と市章の電飾があり、それぞれ錨山、市章山と説明されているが、地形図や山名事典では高いほうの市章山が碇山(292m)のピークとなっている。奈良県明神山のJA3JCH局と交信する。

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ここから碇山へ入る

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山頂手前の風力発電施設

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碇山(市章山)山頂から

 碇山から再び車道に降りて堂徳山に向う。少し戻れば車道の西を歩く山道があるようだが、車がほとんど走っていないのでそのまま車道を進む。山道に入ると標識があり、左が堂徳山・再度公園、右は行止りとなっているが、堂徳山山頂の三角点(337.5m)は右へ行く。交野市のJM3GVH局と交信する。

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三角点は右へ進む

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堂徳山山頂

 堂徳山での山ランを終え、先ほどの分岐を再度山方面に進んで城山に向う。城山山頂(323m)は史跡滝山城址となっている。徳島県上勝町移動のJA5WPR局と50Mhzで交信した。

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城山山頂

 時間も早いので世継山に向う。城山から新神戸駅方向へ、途中から布引の雄滝への道を下る。布引貯水池の横を抜けて車道へ上がり、ロープウエイの中間駅からハーブ園の中を歩いて再び登山道に入って急な階段の道を登る。世継山(417m)はロープウエイ山頂駅の横にあるが、ハーブ園側からはゲートが閉まっており山頂までは行くことができなかった。GPSで確認すると山頂まで35mほど。ゲート横でCQを出し堺市のJH3JFF局と交信した。

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布引の五本松堰堤

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ハーブ園側から世継山を見る

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高尾山から高安山と信貴山へ

2013-03-02 | 山と無線

2013年3月2日(土)

歩いたルートはここをクリック

 京都の自宅からJRで鶴橋まで出て近鉄に乗り換え、柏原市の法善寺駅を降りたのが9時45分。地形図にある小学校南側の道を詰めるが堰堤の先で道が途絶える。どうもここではないようだと少し戻って住宅街を北に進む。山に取り付けそうな道路を見つけて山道に入る。右手の竹薮には地主の立入禁止表示がうるさいくらい出ている。柏原市の表示のあるコンクリート杭が登山道を示している。少し登ると「なかよしの道」や「柏原水仙郷」の表示が現れ、水仙の花に癒されながら登る。

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登山道に現れた標識

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柏原水仙郷の中の遊歩道を登る

 いったん車道に出て高尾山(280m)に登る。三角点があるのは鐸比古鐸比売神社の御神体である大岩の上だ。西方向の展望が開けていた。最高標高点は尾根道を100m程北に進んだところで三角点よりも若干標高が高いようだ。50MHZで神戸市のJF3RGS局と交信する。

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高尾山三角点の山名プレート

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高尾山三角点からの眺望

 高尾山最高標高点から尾根筋の道を北に進む。車道に出る辺りは、不法投棄が非常に多い。変電所と火葬場を右に見ながら進むと、左手に大阪環状自然歩道の案内板があるので、ここから山道に復帰する。墓地の横に付けられた道を高安山目指して進む。

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ここから山道に入り墓地の横を抜ける

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自然歩道の途中にあった展望台

 ケーブル高安山駅を過ぎて高安山山頂を目指す。気象レーダーのすぐ先に高安山山頂に入る取り付きがあった。高安山山頂(487m)は樹木で囲われていて冬枯れとはいえ展望は良くない。北風が強く時々小雪が舞う。430MHZでのCQに和泉市のJL3CEQ局他から応答があった。

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ケーブル高安山駅

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山頂手前の気象レーダー

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高安山山頂

 高安山から信貴山に向う。昨日の雨で所々ぬかるんではいるが、いい道で標識も多く設置されている。信貴生駒スカイラインを横断して高安城址の倉庫跡で昼食にした。

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高安城址倉庫礎石碑

 緩やかに下り、最後に簡易舗装された道を少し登ると信貴山山頂に到着した。山頂には朝護孫子寺の奥の院があり、結構多くの参拝者が訪れていた。430MHZで堺市固定のJH3JFF局と交信する。信貴山城址に戻ると誰かが私の名前ぶ。偶然にも山ランメンバーのJN3PYI局だった。

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信貴山山頂への鳥居

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山頂から金剛山方面、手前のピークが雌嶽

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信貴山城址

 信貴山での山ランを終え、山ラン新規有効になった雌嶽に向う。雌嶽は信貴山頂の200m程南のピークで、先ほど山ランを終えてきたJN3PYI局のナビゲートをいただく。雌岳(400m)は桧の植林地の中にあった。JN3PIY局とお手軽交信をすませ本日予定の4座を達成できた。

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雌岳山頂、山ラン各局の新しいプレートが光っていた

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朝護孫子寺のトラ

 旧ケーブル跡のまっすぐの道を下り、近鉄信貴山下駅に着いたのが14時50分であった。近鉄西大寺経由で帰宅する。 

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