2014年1月3日(金)
和歌山市内の安宿に宿泊し、翌日の夜明けとともにQSOパーティ2日目の山ランに出発する。
城山(42m)
海南市の黒江地区にあり、東側をトンネルが貫通している。地形図にある北西側の道を登ろうと考えたが、民家の間から見つけたそれらしいところは藪が深く早朝から分け入る気にはならない。あきらめきれず反時計回りに山を一周する。トンネル南側の階段は何らかの工事中で先に進めない。トンネル北側の民家の先にも階段が見えたので登ってみる。階段の先には畑があり、その上に山頂とほぼ標高の同じような藪の切り開きがある。GPSの距離は50mを切っている。誤差の範囲と考えここで徳島県名東郡移動のJG5VFK局と交信する。
城山の山頂辺り
大山(94m)
城山の北にあり、海南市と和歌山市の境界となる。登り口を探して車で狭い道を走っていると、住宅の間に「室山古墳群」の標識を発見する。車の停められそうなところを探し、先ほどの道を上がる。この道は関電の巡視路にもなっているようだ。尾根筋の道を山頂めざして登ると、鉄塔の立つ山頂に到着。神戸市のJP3WSW局と交信できた。
大山登り口
7基の古墳が発見されたようだ
大山山頂
福飯ヶ峯(102m)
和歌山電鉄神前駅の東にある。南麓の西教寺横から舗装された農道を上がる。レモン、みかん、ポンカンなどいろんな種類の果実が生っているのを見ながら登る。尾根筋に乗るとはっきりした山道を少しだけ山頂に向う。山頂には古い手製のベンチなどがあるが、木が伸びて展望はいまいちである。JN3DMJ局を呼ぶが昨日も交信しており山ランのみログインする。
福飯ヶ峯山頂
山頂の三角点、奥の小さな方には三角点の文字が、手前は?
花山(77m)
昨日大日山に登った後で下見をしておいた。散歩中の方に聞いて南側にある団地の北西角から道を登る。最初の内ははっきりした踏み跡があったが途中から見失い、GPSを頼りに適当に登る。山頂は笹薮の中であった。ここからは7Mhzに換え、埼玉県東松山市移動のJJ2JQF局と交信する。
花山山頂は深い藪
愛宕山(92m)と高塚山(172m)
和歌山大学の東側にある山。ネット検索で登頂記もあったが、取り付きがよくわからずあきらめる。
宮山(57m)
和歌山大学の西側、国道26号線の傍にある。大年神社の裏山であり、初詣の参拝者が多い。神社に参拝して登れそうなところを窺うが、人が多く正面からは遠慮する。東側を回って行くと北側の池の手前、アパートのガレージの先に道があり、斜面を適当に登って山頂に着いた。川崎市のJG1WSK局と交信。
大年神社と宮山
北東のアパート駐車場先から取り付く
宮山山頂
権現山(51m)
宮山のちょっと西にある。南側の老人ホームの横に舗装された急な参道があり、終点に神社が祀られていた。山頂はその少し奥となり、シダの深い藪の中であった。八王子市の7K3PCI局と交信。
老人ホーム横の参道
権現神社
宮舞山(46m)
権現山のさらに西側にある。八幡宮と保育園の間を適当に登る。山頂は尾根筋の踏み跡の途中のようなところである。福島県伊達郡のJH7ALG局と交信できた。
木本八幡宮、この右手を入る
宮舞山山頂
甲山(212m)
この後県道751号を通って大阪に入る。猿坂峠を過ぎて右折れすると甲山の取り付き道があり、ゲート前に車を置いて少し歩く。甲山山頂は非常に展望の良いところで、大阪府のテレメーター施設があった。紀の川市移動のJK3YZC局他と交信し、QSOパーティのノルマ20局目指してここでしばらく交信する。
甲山山頂
山頂からの眺望
稲荷山(60m)
泉南郡岬町淡輪にある。地形図では簡単に登れそうであったが、麓はゴルフ練習場となっており、第二阪和道の工事中とあいまって登り口が見つけられずあきらめる。
愛宕山(90m)
泉南ICの北側にある。林昌寺の横から参道を少し登ると神社のある山頂に到着。神社は大きな社だが荒れていた。長野県諏訪市移動のJG0VPO局と交信。
愛宕山山頂の大権現
船岡山(26m)
泉佐野市の西端にある小丘。国道26号線から少し入ったところに、船岡公園の駐車場があり車を置く。山頂は広いが桜の植樹がされていた。盛岡市移動のJH3GBD局と交信し、今回予定のすべてを終える。
船岡公園
船岡山山頂