2025年5月1日(木)
鈴鹿峠のすぐ東側にある滋賀と三重の県境尾根は今まで歩いたことがなかった。このルートには三子山(568m)と四方草山(667m)があり、ヤマランにはどちらも有効で四方草山はSOTAのポイントでもある。
登山口は鈴鹿峠。国道1号の鈴鹿トンネル滋賀県側手前から進入路があり、その先には駐車場やトイレも設置されていた。270年前に建てられたという万人講常夜灯を見て東海道の鈴鹿峠から東海自然歩道へ入る。自然歩道はだいぶ傷んではいるが階段や柵などが整備されている。自然歩道は山女原分岐で北に折れるためその先は県境尾根を進んで行く。三子山は名前のとおり三つのピークがありアップダウンがきつい。三子山の山頂では430Mhz・FMのハンディでCQを出す。すぐに愛知県の局から応答があり、ヤマランの毎月皆勤賞も継続することができた。
万人講常夜灯
鈴鹿峠
東海自然歩道を進む
樹種は分からないが立派な巨木
東海自然歩道とはここで離れる
道はよく踏まれている
三子山一つ目のピーク
二つ目(真ん中)
三つ目が山頂
その先は100m程下り四方草山まで200m程登り返すことになる。この間には真砂土のザレ場や痩せ尾根、小さなキレットなどがあり神経を使った。四方草山(しおそやま)も南峰と本峰の二つのピークがある。山頂は広くないので少し先の登山道沿いにアンテナを張って7Mhz・CWでCQを出す。何とか12局と交信し、ヤマランとSOTAの目的も達成できた。稜線上は東寄りの冷たい風が吹きつけてとても寒く、粘ることもできず早々に撤収し来た道を戻った。当然ながら帰りも行きに通ったアップダウンが待ち構えており、久しぶりにハードな山歩きとなった。
新緑の中にシロヤシオが咲いている
ザレ場は慎重に
落ちたら終わりの斜面
イワカガミが咲いている
ここでも道を間違えそうになるが標識に気づいて山腹の巻道へ
ようやく四方草山南峰
本峰の三角点
登山道の横で開店
行きに三子山の先でルートミスしたところ、よく見るとスチールアングルがおかれていた