JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

崇山森林公園の点名「貝谷嶽」でSOTA

2024-07-16 | 日記
2024年7月13日(土)
 磯砂山で結構しんどかったので今日はこのまま帰ることも考えたが、車に戻って冷風に当たっていると次に行こうという気になってきた。とりあえず予定していた崇山森林公園の山頂をめざしてみようと登山口の岩屋寺に向かう。
 国道312号の岩屋寺取り付きには崇山森林公園への立派な標識が立っている。一度岩屋寺の広い駐車場に車をおかせてもらいここからスタートしようと思ったが、森林公園らしい案内は見当たらない。寺の石段を挟んで両側に道があり、車が通れそうだったので車に戻って左の道を進んでみた。
朝日山岩屋寺の山号
 しばらく行った先に駐車スペースが有り、何やら標識のようなものが見える。車を降りて標識を見ると「不動公園まで500m」と書かれていた。その下には「崇山展望所まで500m」の標識ものぞいている。どうやら道は間違っていないようなので車をおいてここから歩く。林道を少し歩くと堰堤が有りその右の遊歩道を進む。その先は道はあるが、朽ちた木製階段や自然に戻りつつあるような心許ない道となる。
この標識の手前に車をおいた
堰堤の右を進む
石積みの跡、奥の院があったところか
 その先には小さな滝や大岩などが有りこの辺りが奥の院の跡か。岩には薄くてはっきり分からないが磨崖仏のようなものが掘られていたのかも知れない。そこから右へ進み尾根筋に乗ると眺望が開けた。その先にはアンテナやベンチがあって展望の良いところがあった。ここが不動公園と展望所なのか。公園まで車道も通じており、岩屋寺を右に進むとここまで車で上れるのかも知れない。
岩の表面に何か掘られていたような無いような
小さな滝
この岩の表面にも何となく
尾根筋に出た
たぶん不動公園
右手の道は良さそうに見える
 その先は遊歩道のような道を進む。標高344mの山頂には、点名「貝谷嶽」の三等三角点が有りここがSOTAのポイントになっている。HFのアンテナを立て10Mhzで6局と交信、SOTAは達成できた。
山頂手前の道
山頂、三角点や石碑があった
とりあえずは無線運用
山頂の東屋、やや傷みかけている
 下山は反対側の道を下ってみる。こちらの方はだいぶましな道で、森林公園として整備された遊歩道が比較的良い状態で残っていた。滝のところで登りの道に合流し駐車場所まで戻った。
峰山町中心部の眺望
東屋の中を道が通る
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京丹後市の磯砂山

2024-07-14 | 日記
2024年7月13日(土)
 梅雨も終盤のようだが、この連休中も天気予報には雨のマークが並ぶ。初日の土曜は北ほど天気が良さそうだったので、SOTAの運用に京都府北部に向かう。
 一座目に予定したのは京丹後市の磯砂山(661m)。いさなごさんと読むが、山ランを始めた頃の14年前に一度登っている。今回も峰山町鱒留の登山口から登る。林道の舗装路終点に車をおいて登山道へ。登山道は山頂まで1000段の階段が続く。今日は暑さは幾分ましだが、それでも単調な階段を登るにつれて汗が噴き出す。山頂までは30分ほどの登りだが、今日は調子がイマイチで途中腰を下ろして休憩した。
舗装路終点に駐車
頂上まで1000段の階段を登る
舞い降りた天女の羽衣を隠して連れ帰り、利用して最後には追い出すという酷い老夫の話
ようやく半分
これはたぶん昔からあったもの
 山頂は芝の広場でベンチなどもある。一等三角点の傍には展望台があり、双眼鏡も設置されている。前回来たときにも展望台はあったはずだが記憶になかった。ほぼ360度広がる展望を楽しんだ後は、木陰を探して無線の運用場所とした。7Mhzのアンテナを立ててCQを連発するがなかなか呼ばれない。スマホの電波は来ていたので、SOTAwatch3でセルフスポットを上げるとようやく応答があった。7MhzのCWで10局、430MhzのFMで六甲山とS2S交信することができた。
展望台と一等三角点
日本最古の羽衣伝説発祥の地とのこと
北東の丹後半島方向(展望台から)
南は先日登った大江山の山並
東に天橋立と若狭湾
北西には久美浜湾
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大台ヶ原(日出ヶ岳)でSOTA

2024-07-10 | 日記
2024年7月6日(土)
 又剣山の後に向かったのは北側にある大台ヶ原。日出ヶ岳(1695m)は奈良と三重の県境の山で三重県の最高峰となる。大台ヶ原の駐車場から30分程度で登れる山だが日本百名山の一つでもある。昨年もSOTAの運用に来たが、またまたお気に入りの安直登山にやってきた。
 無料駐車場に車をおいてほぼフラットな道を進む。山頂の手前で石畳の道を歩き最後は木製の階段を登る。山頂には大きな展望台があるが今日は登らない。ちょこっと写真を撮って日陰に腰を下ろす。430Mhz・FMで愛知県や兵庫県など6局と交信、声がかからなくなったところでクローズとした。
駐車場から遊歩道を入る
樹林帯の道は気持ちがいい
途中の展望台から熊野灘
大峰方面、シロヤシオの葉は早色付きかけている
日出ヶ岳山頂展望台
三角点
大峰方面
正木峠方面
 ところで又剱山下山後役場前から大台ヶ原ドライブウエイまで、小橡川沿いを通る県道と辻堂山林道を初めて通った。距離的には国道経由より短いが、この道も落石が多いところがあった。
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又剱山

2024-07-07 | 日記
2024年7月6日(土)
 月が替わって7月になったので、何とか毎月山ランの一座を確保しようと出かけたのは奈良県南部。この日は前線が日本海側にあり、南部ほど天気が良さそうだったので選んだ。また全国的に猛暑の予想が出ていて、道中のラジオでも注意が呼びかけられていた。
 又剱山は上北山村にあり、地図に名前はないが大峰の展望台となっている。標高は1337mで大台ヶ原の南にある。登山口は山の西側を通る林道にあるが、この林道は崩落により一部が閉鎖されていて、アプローチは南側のサンギリトンネル経由のみとなっている。村役場の傍で橋を渡り林道に入る。初めて通る道だが、全線舗装されてはいるものの落石や木の枯れ枝などが落ちていて快適とは言いがたい。特にトンネルを抜けてからは落石が多く、大きな石を避けながら何とか登山口までたどり着いた。登山口の傍には駐車スペースもあった。
登山口の標識と階段
 登山口を入ると良い道があり、尾根までは九十九折りに登る。尾根筋に出てからも踏み跡は分かりやすい。山頂近くになると西側に大峰山脈の眺望が広がる。山頂には三角点と山名板があり、適度に樹木もあって日影を作っている。山頂の先に腰を落ち着けアンテナを立てる。しかし今日もコンディションが悪く、7Mhzや10Mhzは静かだ。7MhzでCQを出してもまったくお呼びはかからず、比較的強く入感している局を呼んで何とか交信成立。その後は50Mhzに変えてCQを出してみるがこちらもダメ。呼びに回って3局追加し7月の山ランとSOTAはかろうじて達成できた。
尾根筋の踏み跡をたどる

眺望が開けてきた



又剣山山頂

桧の古木、樹皮がないようにも見えるが葉は緑
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鬼の岩屋 SOTA JA/KT-114

2024-07-05 | 日記
2024年6月29日(土)
 今回の京都北部移動はSOTAのポイント三つを予定した。(大袈裟だな😅 )空山の後に行ったのは鬼の岩屋(740m)。本当の鬼の岩屋とは300m程離れているが側にある航空管制塔まで車で上れる。以前は何度もアマチュア無線の移動運用に来た場所だ。駐車場に車をおいてほんの少し歩くとパラグライダーか何かの離陸場があり、ここがSOTAのポイントになっている。朝は濃かった霧も晴れ北の日本海方向から東の若狭湾にかけて眺望が広がる。
道路終点ではアマチュア無線運用中、帰りにアイボールした
赤赤縦走路などの標識、国定公園に指定されてから標識も増えたのかな
展望が広がる
近畿自然歩道の看板も
離陸場から北を望む
東側には伊根町や若狭湾が
 ベンチに落ち着いてのんびりとアマチュア無線を運用する。430Mhz・FMで地元の京都や兵庫、福井の4局と交信しSOTAはクリアした。その後50Mhzの簡易なアンテナを上げてバンド内をワッチするがまったく入感局はない。試しにCWやSSBでCQを出してもお呼びはかからない。だいぶ粘って大阪の局と交信できたところで打ち止めとした。
50MhzのDPアンテナをいつもより高く上げた
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福知山市の空山

2024-07-02 | 日記
2024年6月29日(土)
 大江山の次に向かったのは東にある空山(717m)。地図に名前はなく登山の対象としてはマイナーな山だが、鬼嶽稲荷神社で見た眺望の説明板には正面に空山が書かれていた。空山も以前山ランで登ったことがあるが、記録を見ると2014年5月のことだった。
 北原へ通じる舗装林道のヘアピンカーブに車をおいて作業道を入る。少し進むと突然明るくなり伐採地が広がる。前回来たときは分収育林で植林された人工林だったが、それが皆伐されて西から南にかけて眺望が広がっている。以前は出資者の名前が書かれた看板も立っていたが跡形もない。収入になったのかならなかったのか、いずれにしてもまた植林しないとこのまま放っても置けないだろう。
突然明るくなる
伐採地と自然林の境を登る
当然ながら眺望は良い
天ヶ峰と三岳山かな
肉眼では鬼嶽稲荷神社もよく見える
南側の眺望
伐採地もここまで
左から大江山、鳩ヶ峰、鍋塚
 P600から先は自然林の尾根となる。最後はやや急な斜面を登ってP717の空山山頂に到着する。前回あった山名表示板も今は朽ちていて、山頂を表すような目印は見付けることができなかった。眺望のない山頂にアンテナを立て10MhzでCQを出す。スポットには上げたが余り呼ばれない。何とか4局と交信し目的のSOTAを達成できたので長居せずに来たルートを戻った。
自然林の尾根を登る
途中から鍋塚
空山山頂はこんな感じ
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大江山(千丈ヶ嶽)

2024-06-30 | 日記
2024年6月29日(土)
 梅雨時の貴重なやみまに前線から離れた京都府北部へSOTA移動に向かう。一座目は大江山(832m)。大江山連峰の主峰で千丈ヶ嶽ともいう。大江山は故郷の山でもちろん初めてではないが、今回は鬼嶽稲荷神社から初めてのルートで登ってみる。京都市内の自宅からここまで途中では弱い雨も降っていたが、北に向かうにつれて薄日も差すようになった。
 神社手前の路肩に車を駐めて登山口を入る。階段や手すりも整備された遊歩道のような良い道だ。途中には霧もみえてしっとりとした森の中を進む。山頂近くで赤石ヶ岳方向からの道が合流する。山頂は広い芝生広場のようなところで、ベンチの一つを借りて無線の準備を行う。7Mhz・CWでCQを出す。コンディションは相変わらずイマイチなようだが、SOTAwatch3でスポットを上げたので10局と交信することができた。来た道を戻る。
鬼嶽稲荷神社
神社前からの眺望説明
今日はこんな感じ
写真は撮ったが参拝は忘れました
山頂まで1100m


大江山山頂


下山する頃には雲がとれてきた
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八ヶ峰

2024-06-23 | 日記
2024年6月22日(土)
 遅かった梅雨入りが近畿地方もようやく昨日になって発表された。各地で大雨も降っているようだが、22日は日中は天気が持ちそうだったので、前線から遠い北部の山を探して行ってみた。八ヶ峰(800m)は京都と福井の県境にあり、西に行けば先日登った頭巾山、東は三国岳から百里ヶ岳へと続く。ずっと前に東の五波峠から県境尾根を往復したことがある。今回は南丹市美山町知見から西の鯖街道と呼ばれた知井坂を登ってみることにした。
 美山町も結構あちこち行っているが知見まで来たのはたぶん初めてだ。府道の舗装路終点に駐車場があり知井坂の登り口となる。初めのうちはやや急な坂を九十九折りに登る。スキー場跡や大野ダムの知見雨量計を過ぎるとなだらかな道となる。古道の名残もあり歩きやすい良い道だ。山頂手前で高圧線の鉄塔があり、若狭と丹波両方の展望がある。
知井坂登山口


スキー場跡辺り
知見雨量観測局


南無妙法蓮華経 一千部法界と読める
寛政十一年は1799年



鉄塔から日本海側
反対側、真ん中は愛宕山かな
 八ヶ峰の山頂は松の木など適当に樹木もあり、これからの季節には日影ができてちょうどよい。八ヶ峰という名も丹波、丹後、山城、近江、若狭、越前、加賀、能登の八ヶ国が見えるというところから名前が付いたとも言われるらしいが、そこまで見えるかどうかはさておき眺望は良い。
 無線の運用は、HFのアンテナを立てて7Mhzや10MhzでCQを出すが、まったくお呼びがかからない。仕方がないので呼びに回って何とか4局と交信し、その後は430Mhzや50Mhzでも何局か追加することができた。誰も来ない山頂でゆったりと時間を過ごし来た道を戻った。
八ヶ峰山頂
山頂から北側の眺望
山頂での運用風景
登山口周辺にはジギタリスが多く咲いていた
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竜王山でもSOTA

2024-06-19 | 日記
2023年6月16日(日)
 妙見山での無線運用を終え次に向かったのは石堂ヶ岡。山頂は茨木高原CCの中にあり三角点の傍まで車で行くが、ゴルフ場の客が多いのでパス。山ランは終わっているはずなのでその時はどうしたか帰ってから確認すると、ゴルフ場のフロントで断って三角点まで行ったと記録されていた。わざわざそこまでする必要もないので、SOTAの対象としては今後はパスとしよう。
 そのまま帰ろうかとも思ったが、近くで簡単に登れるところはないかスマホを見ながら思案する。茨木市の竜王山もSOTA対象なので行ってみることにした。竜王山も山ランでは一度来たことがあるが、その時はどういうルートだったかはすぐに思い出せない。近くにある忍頂寺スポーツ公園の駐車場が無料のようなので停めさせてもらうことにした。
 登りは交差点から東海自然歩道を登る。やや薄暗い道を進むと車道に出てその先に駐車できる所もあった。前回はここまで車で来たかも知れない。その先も参拝者は車で上がれるようだ。山頂近くのお寺の前を通って展望台のある山頂に向かう。展望台は木造の大きなもので、展望デッキからは南側の眺望が開けていた。ちょうどこの時は誰もいなかったので、展望台の隅に50MhzのDPアンテナを立て、デッキに座り込んで無線をする。SSBやCWで9局(内S2Sは1局)と交信することができた。
交差点から正面の階段を入る

ササユリが一輪
ここまで車で来れた
この先一般車は乗入禁止
参拝者はここまで車で入れる
大きな展望台は覚えていた

展望台から茨木市街
無線運用の様子
展望台から少し離れたところに三角点

下山は車道を通る、長閑だ
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能勢の妙見山でSOTA

2024-06-17 | 日記
2024年6月16日(日)
 二週続けて遠出したので今週は近場へ。土曜は天気がよかったが朝起きられず移動無し。日曜は午後に天気が崩れる予報だったので、久しぶりに大阪の山でSOTA運用しようと朝早く出かけた。
 向かったのは妙見山(660m)。大阪府豊能郡と兵庫県川西市の境界にある。山頂の寺院まで車で行けるのでアマチュア無線の移動地としては有名どころだ。私は10年以上前に一度来たきりで余り詳しくはないが、周辺の道路はしょっちゅう通っている。天気がましなうちにと思い駐車場前に着いたのは7時過ぎ。ところが駐車場はまだ開いておらずオープンは9時半と書いてある。駐車場付近に駐められないこともないが、とがめられるのも嫌なので出直そうと思い引き返す。少し下った辺りで路肩が広くなった所があり、付近に登山道の標識も見えるので歩いて登ってみようと思い直す。歩くこと10数分で妙見山山頂の三角点に到着。430Mhz・FMで5局と交信しとりあえずSOTAは達成できた。
路駐場所から登山道を上がる

おおさか環状自然歩道の標識
早朝のため境内は静かなもの


ガラス張りのモダンな建物
この時間視界は無し
三角点への標識、尋ねる人が多いのだろう
三角点、隣の忠魂碑の柵は砲弾を利用?
馬の銅像が多い、競馬に御利益あり?
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