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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

高知県と香川県の最高峰へ

2011-09-25 | 山と無線

9月24日(土)

 四国遠征2日目。今日のメインは三嶺(1893.4m)。徳島と高知の県境にあり、高知県の最高峰だ。

 国道439号を西へ下り名頃へ向う。名頃には県が整備した広い駐車場があり、トイレもある。7時45分に駐車場着。既に駐車場は半分ほど埋まっている。駐車場横から三嶺林道が伸びているが、路面が荒れており車両は通行止めになっている。石のゴロゴロした林道を上がり、最初のヘアピンから歩行者用の山道へ入る。林道へ復帰してすぐのところに登山口がある。駐車場からここまで35分。その先は広葉樹の中の急登が続き、稜線に出てからは針葉樹に変わる。山と高原地図によると「ダケモミの丘」と記されているところだ。

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ダケモミの丘の歩きやすい道

 樹林帯を抜けると笹原が広がり、昨日登った剣山方面の展望が広がる。山頂直下は少しだけ岩場もあるが難なく通過、小さな池が現れると三嶺小屋と山頂の分岐だ。山頂に着いたのは10時10分、駐車場から2時間25分かかったが予定よりも大分早く着いた。

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山頂手前から三嶺小屋と剣山方面の展望

 山頂からの展望は素晴らしく、四国の山々が広がる。高知方面には霞んではいるが太平洋も望める。430MhzでのCQに昨日に続いてJA3WPN局、広島県福山市のJR4GDC局から声がかかる。

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三嶺山頂

 下山は往路を下る。急な下りが足にこたえる。下りは昼食休憩も含めて2時間15分を要した。

 剣山系での予定を終了したので貞光まで戻る。次に向ったのは竜王山(1059.8m)。徳島県美馬市と香川県まんのう町の境界にあり、山頂直下まで車道が通じている。楽に登れそうな山を探していて、香川県の最高峰であることが分かり今回の予定に入れていた。車道脇に山頂への案内板があり、車を降りて上る。10分足らずで展望台のある山頂に到着した。今日はJLRSコンテストをやっており、姫路市のJN3SNM局と繋がる。

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貞光の道の駅から吉野川と竜王山を見る

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竜王山山頂展望台から、アンテナが多い

 車に戻ったのは3時過ぎ。予定より早いので近くの三頭山(740m)に向う。ここも山頂直下を車道が通っており、竜王山から15分ほどで到着する。車道横には東屋風の展望台がある。山頂はパラグライダーなどの離陸場になっており、草が刈り払われて広場が広がっている。草は最近刈った跡があるが、休日なのに誰もいないので余り利用されていないようだ。高松市のJI5LWZ局他と交信して山ラン終了。これで今回予定していた山すべてを達成することが出来た。

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三頭山山頂下の展望台

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三頭山山頂から美馬市街

 JA3WPN局の情報で高速が大渋滞しているとのこと。明日も休みなのでゆっくり帰ることにして徳島まで一般道を走り、途中で洗車したり風呂に入って夜遅くに帰京した。

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剣山と周辺の山

2011-09-25 | 山と無線

9月23日(金)

 四国遠征第一日目。前日夜に京都を出発。つるぎ町にある道の駅「貞光ゆうゆう館」で車中泊。駐車場のすぐ横が国道192号で騒音がうるさいが何とか一夜を過ごす。

 23日は剣山の登山リフトが9時始発なので、これに合わせて7時に道の駅を出発。剣山の麓三好市見ノ越まで国道438号を進む。連休初日だが第一駐車場の車はまばら。リフト始発まで30分ほどあるので、歩いて登る登山者を横目にゆっくりと準備をする。

 リフトの終点西島駅は標高1750mで、ここから今日の登山が始まる。最初に次郎笈をめざすがガスで先がよく見えず、途中で道を間違えて剣山に登ってしまった。予定変更して一座目は一ノ森とする。途中に気持ちのよいシラベの樹林帯がある。

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シコクシラベの保護林辺り、木漏れ日が気持ちよい

 剣山から約40分で一ノ森(1879.6m)に到着した。この辺りのピークはどこも展望が素晴らしい。地形図ではすぐ横の三角点も同じ標高となっているが、GPSが示す方のピークを山頂とした。430MhzでCQを出すと、堺市のJA3WPN局からすぐに声がかかる。

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一ノ森山頂から剣山を見る

 来た道を戻り改めて剣山山頂に登る。山頂周辺は植生保護のため木道が張り巡らされており、公園のようになっている。剣山(1954.7m)は百名山の一つに数えられ、西日本第2の高峰だが、リフトのおかげで40分も歩けば誰でも山頂に立つことが出来る。東灘区移動のJR3SZZ局と交信し二座目も終了。

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剣山山頂の三角点は注連縄の中?

 剣山での山ランを終え次郎笈に向う。次郎笈への道は笹原の尾根道で、途中視界を遮るもののない山々の展望が広がる。剣山から40分で次郎笈山頂(1930m)に到着した。ちょうどお昼時とあって混雑しており、三角点も高年登山者グループの椅子と化している。奈良県野迫川村移動のJP3AIM局他と交信し、グループの喧騒が去ってからゆっくりと昼食にした。

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剣山頂から次郎笈へ、最初は木道を下る

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次郎笈山頂

 次郎笈からリフト西島駅までは45分、車に戻ったのは1時40分だった。まだ早いので次の丸笹山に向う。丸笹山登山口は国道438号を少し戻って、夫婦池の畔にある「ラ・フォーレつるぎ」の前だ。登山道は2本あるが、右手の尾根道を登り始める。最初は樹林の中を登るが、山頂下は笹原になっている。30分で展望の良い山頂(1711.9m)に着いた。本日最後の予定なので、腰を落ち着けて430MhzでCQを出す。岡山県小田郡移動のJN4PMO局をはじめ、3・4エリアの7局と交信することが出来た。下りはもう一本の山腹に着いた道を下る。こちらの道も、樹種は分からないがシラベのような針葉樹に苔むした岩が広がる、しっとりと落ち着いた樹林の中の道だった。

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丸笹山登山口は、今宵の宿「ラ・フォーレつるぎ」の前

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丸笹山山頂

 

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峰山から朝日峯へ

2011-09-18 | 山と無線

9月18日(日)

 今月最初の山行きは、京都市右京区の峰山と朝日峯を選んだ。

 国道162号線を高雄まで進み、京都市営の高雄観光駐車場に車を停める。この駐車場を利用するのは初めてだが、紅葉シーズンの11月のみ有料でその他は無料で停められる。駐車場のすぐ横に高山寺の裏参道があるのでここを上がる。峰山への登山道は、明恵上人御廟の上から始まる。途中、山の斜面が崩壊し杉の倒木が重なって完全に登山道を塞いでいるところがあった。斜面をよじ登ってトラバースし何とか倒木をクリアすることが出来た。

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大量の倒木が完全に道を塞いでいた

 峰山へは地形図では尾根を上がるように見えたが、しばらくは谷筋を詰める。指導標もあるので間違いではないようだ。谷筋が終わって斜面についた道を少しで、朝日峯との分岐に到着した。左に折れて峰山山頂を目指す。はっきりした道はないが、歩きやすい斜面で高みを目指すと三角点のある山頂に到着した。標高537.6mの山頂は樹木に覆われて展望はない。430Mhzで枚方市国見山から出ていた山ランメンバーのJM3GVH局と交信する。

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峰山山頂の三角点

 峰山から朝日峯へは、登ってきた方向とは反対側に指導標があったのでそちらへ進む。少し下ると尾根筋の道に乗ることが出来た。非常に歩きやすい道が続く。峰山から35分ほど歩いた頃、道が林道に変わるので松尾峠手前の朝日峯取り付きまで林道を歩く。

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峰山から朝日峯への尾根道

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朝日峯への取り付きにも指導標がある

 林道から20分ほど山道を上がると、朝日峯山頂(688.3m)に到着した。ここにも三角点があり山名を書いた多くのプレートがかかっている。東から南方面の展望が素晴らしく、木陰もあってとてもくつろげる所だ。430MhzでのCQに、堺市のJA3WPN局や御所市大日岳のJH3JFF局、愛知県知多郡固定のJF2BER局などから声がかかる。

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朝日峯山頂

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山頂から比叡山方面の展望。南には大文字山が。ふもとの我が家も見えるか?

 下山は一旦林道まで戻り、松尾峠の先から地蔵尊前を通って谷山林道6号橋への道を選択した。最高気温33度が予想された残暑の中、結構疲れた山行きだった。

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