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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

五竜岳(二日目)

2012-08-31 | 山と無線

2012年8月27日(月)

 五竜山荘は込み合うこともなく、7.5畳に4人とゆったりしていた。朝食は5時からだが、その前に山荘前で日の出を見ることにした。五竜岳もくっきりと浮かび上がり、今日もいい天気のようだ。

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日の出前の五竜岳

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遠見尾根の向う、雲海からの日の出

 日の出を見た後朝食を食べ、いよいよ五竜岳に登り始める。すぐに山荘が小さくなり、その向うに唐松岳と昨日歩いてきた稜線が見えた。

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唐松岳からの稜線

 五竜岳への登りは、結構岩場やクサリなどもあり変化に富んでいて楽しめる。すぐにガスが出てきて風も強くなってきた。1時間で五竜岳山頂(2814m)に到着。430Mhzで金沢市のJE9FGB局と交信した。時折わずかにガスが切れ、鹿島槍ヶ岳や立山などを望むことができた。

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五竜岳山頂

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双耳峰の鹿島槍ヶ岳とその奥に槍ヶ岳も

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立山と剱岳

 五竜岳から50分で山荘に戻る。あとは遠見尾根を下りながら、5つの山ランポイントで交信しながら下山する予定だ。

 最初の白岳(2541m)は五竜山荘のすぐ横にあり、最高標高点は登山道の上のようだ。山頂を示すものは何もない。少し外れたところに、石柱と小さなケルンがあった。松本市を車で移動中のJH0HTA局と430Mhzで交信できた。

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白岳山頂横のケルン

 次の西遠見山(2268m)へは50分ほど下る。山頂から、ちょうどガスが切れた五竜岳を望むことができた。ところが、だんだん標高が下がるにつれて交信が難しくなる。144や430でCQを連発しても応答なし。月曜日とあってトラック局は多数入感している。やむなくブレイクを入れてコール交換をお願いした。

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西遠見山から五竜岳

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山頂から少し下がったところにあった西遠見山の標識

 西遠見山から30分で大遠見山山頂(2106m)。山頂は登山道のすぐ横で三角点があるはずだが、藪が深く少しの間探したが見付ける事はできなかった。ここでもトラック局と交信する。

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大遠見山の標識

 更に30分ほど下って中遠見山。標識の横にケルンがあり、遭難者を偲ぶプレートが張られていた。ここからVUはあきらめ、7Mhzで交信する。アンテナ設営に少し時間がかかっても、相手には苦労しない。JA5EWH局と交信。

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中遠見山山頂

 中遠見山から35分で小遠見山(2007m)到着。ここには展望デッキやベンチなどがあり、ここまで登ってくるハイキングの人が多い。7MhzでJH4CIJ局と交信。

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小遠見山は人が多かった

 次は遠見尾根最後のポイント地蔵の頭(1673m)だ。テレキャビンとリフトでここまで登ってこられるため、家族連れが多い。仙台市太白区移動のJA7AEM局と交信した。

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地蔵の頭

 五竜岳とその前後での合計10座をなんとかこなし、テレキャビンに乗って駐車場所のエスカルプラザに戻る。

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テレキャビンから一夜山を見おろす

 あとは、時間の許す範囲で付録の低山に向う。エスカルプラザの東に一夜山(851m)がある。駐車場の東端に上り口があった。遊歩道のような道をしばらく進むと飯森城址の山頂があった。7Mhzで塩尻市移動のJR2UJG局と交信した。

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一夜山山頂

 ここからは本当の付録。高速の平日夜間割引で帰るために、時間調整を兼ねて車で山頂付近まで行ける所を探しておいた。

 安曇野市の長峰山(933m)と光城山(841m)。舗装された林道が山頂直下まで通じている。長峰山では新潟県新発田市のJA0PTK局と、光城山からは浜松市天竜区のJR2BOF局と交信し、簡単に2座を増やすことができた。長峰山天平の森という施設では入浴ができ、温泉ではないが310円と安い風呂に入り、さっぱりしてから帰宅した。

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長峰山の三角点

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長峰山山頂公園は北アルプスの好展望地

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光城山山頂

 

 

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五竜岳(初日)

2012-08-30 | 山と無線

2012年8月26日(日)

 前日の夕方京都を車で出発、白馬村の五竜遠見エスカルプラザ駐車場にて車中泊とする。翌朝、駐車場に車を置いたまま、JR神城駅から6時45分発の南小谷行きに乗り、二駅先の白馬駅で下車、猿倉行きのバスで白馬八方バスターミナルまで行き、後は徒歩でゴンドラ乗り場に向う。

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八方バスターミナル前から白馬岳

 この日のゴンドラの始発は7時30分、5分前に着いた時には既にチケットを買う行列ができていた。余り待ち時間もなくゴンドラに乗り、兎平から更にリフト2本を乗り継いで第一ケルンに降り立つ。八方池山荘前で登山準備を整え、八方尾根を登り始める。20分ほどで最初の山ランポイント八方山(2086m)に到着。430Mhzで中野市のJI0IKA局と交信する。

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八方池山荘から白馬三山、だんだんガスが出てきた

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八方山のケルン

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八方池

 八方山から2時間10分で唐松岳頂上山荘に到着。小休止し、更に25分で標高2696mの唐松岳山頂に立つことができた。池田町のJF0WQVと交信し山ラン終了。頂上山荘に戻り五竜山荘に向う。

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唐松岳頂上山荘目指してひたすら登る

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頂上山荘から唐松岳

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立山、剣岳も薄っすらと

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唐松岳頂上

 頂上山荘から70分で大黒岳に到着。山頂は登山道からわずかに登るが、立入禁止の表示があるので、登山道から144Mhzで氷見市のJA9UTB局と交信した。

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大黒岳の遭難碑、山頂へは立入禁止の表示が

 更にアップダウンを繰り返しながら最後のピーク白岳を巻いて行くと、70分で遠見尾根分岐に到着。そこからはすぐに五竜山荘が見え、今宵の宿に着いて一人ビールで乾杯した。

 

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ようやく五竜山荘が見えた

 

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高谷山

2012-08-06 | 山と無線

2012年8月4日(土)

 連日の猛暑で低山歩きは熱中症が心配になる。そんな訳で山頂まで車で上がれる山を探して安直な山ランに行ってきた。兵庫県丹波市市島町にある高谷山(443m)。国道9号線を車で走っているときに、何本もアンテナが立つ山が見えて気になっていたがそれがこの山だった。

 国土地理院の「ウオッちず」とネット検索で、山頂まで舗装路があることを確認して出かける。登りは山の南西に位置する市島町上垣集落からの道を登る。

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上垣集落にある立派な登山口の看板

 登山口の看板には横峰山とある。地元ではこう呼んでいるのだろう。道路は一車線で広くはないものの、路面の状態は良い。

 山頂にはNHKを始め何本ものアンテナが立っており、その間に展望台が整備されている。ベンチや小さな東屋のようなものもあり、ちょっとした公園のように整備されていた。

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アンテナの間に展望台がある

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展望台から三角点を見下ろす

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展望台からの眺望は素晴らしい

 誰もいない山頂で7Mhzのアンテナを張って、埼玉県秩父市移動のJA1VXQ局と交信した。暑いのですぐに撤収し、下山は反対側の道路から山の北側にある森集落に下りた。こちらの道も状態は悪くなかった。

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下山後に山の北側から高谷山を振り返る 

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