JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

城山と竜王山

2023-02-26 | 日記
2023年2月25日(土)
 2週間ぶりの山歩きは北摂の低山へ。兵庫県猪名川町の城山(405m)と宝塚市北部の竜王山(366m)を目指す。猪名川町銀山にある多田銀銅山悠久の館向かいの駐車場に車をおかせてもらいスタート。近畿自然歩道を歩いて行く。
悠久の館、今回は中は見ず終い
悠久の館からソエ谷峠まで3.3km
 一座目の城山は地図を見ると北側の自然歩道から3つの道が描かれている。しかし手前から2つは取り付きがよく分からずそのまま先に進む。一の谷池を過ぎたところに川を渡る橋があり南に少し行くと関電巡視路の標識があった。ここから向かいの斜面に取り付く。初めのうちは粘土質の滑りやすいやや急な斜面でその先には胸まであるシダの藪が待ち構えていた。尾根筋の鉄塔付近から先はシダが刈り込まれていて歩きやすかったが、第二鉄塔の先は再び深いシダの藪となった。最後の地図に道のない山頂までが一番歩きやすかった。展望のない山頂で三角点に腰を下ろし430MHz・FMで堺市の山ランサポート局と交信することが出来た。気は進まないが下りないわけには行かないので来たルートを戻る。
一の谷池
火の用心の標識から向かいの斜面へ
シダの藪は胸まである
城山山頂
山崎独歩会さんのプレート
第二鉄塔から西側が少しだけ見えた
 近畿自然歩道に戻って次の竜王山に向かう。ソエ谷峠で自然歩道を離れ、地図に描かれた道を北に向かって竜王山を目指すが、踏み跡は薄くすぐに道を失ってしまう。灌木の枝が煩わしい山中でYAMAPの地図を確認しながら何とか山頂に到着。こちらの山頂も展望はない。430MHzも今日は静かで呼びに回るような局も聞こえてこない。少し粘ってCQを出していると川西市の局が呼んでくれてこちらの山ランも終了することが出来た。
自然歩道のオートバイ禁止看板
コンクリート製の構造物、水路か道か目的がよく分からず
ソエ谷峠、南側からバイクが来ていた
P358の基準点
竜王山のプレート
山頂はこんな感じ
 下山も同じ道を辿るが一度通っているので登りよりもましにソエ谷峠に戻ることが出来た。それにしてもこの辺りの低山は中々手強い山が多いようだ。
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飯道山

2023-02-12 | 日記
2023年2月11日(土)
 この土日は天気が良さそうなのに二日とも家でブラブラしているのもよくないと思い、朝から家事を少し済ませて飯道山に向かうことにした。飯道山は滋賀県甲賀市にある標高664mの山で、西側の中腹に飯道神社がある。地理院の地図を見ると神社まで車道が描かれているが、ずっと前に登ったときにこの道が入口で封鎖されていて使えなかったので、オレンジシガCCの南東から神社の参道を登った記憶がある。今回も同じルートを考えて登山口に向かった。
駐車場前の説明書、本殿は重文に指定されており奈良時代に創建されたとか
 駐車場に着いたのはお昼前。数台の車が車が駐まっている。鳥居をくぐりやや荒れた参道を登る。前に来たときは階段を登ったような気がするがどうも印象が違う。神社までは7丁で丁石があった。途中で右側から階段道が合流する。前回登ったのはこちらだったようだ。

階段が合流
 飯道神社の前からは南西側が開けている。境内に立っている飯道山惣絵図によると江戸時代には神社の周りに20余りの諸坊があったようで、現在も石垣の跡などが幾つか残っている。そんな様子を見ながら山頂に向かう。
神社の前から少し眺望

重要文化財の本殿

 飯道山の山頂には三角点の他にベンチやテーブルも置かれている。北西の展望が優れており、三上山や琵琶湖の先に雪を被った比良山系が美しい。この山はSOTAの対象となっているので今日はそのために登ってきた。430MHz・FMで愛知県の豊田市や西尾市、左京区の大文字山、堺市や長浜市の各局と交信し下山にかかる。


飯道山三角点


山頂の標柱は倒れていた
 下山は途中で合流した階段を下ってみる。確かに前回登ったのはこちらだったが、途中には大分傷んだところもあり荒廃が進んでいるようだ。帰宅後前回の記録を見るとちょうど10年前だった。生活環境保全林として階段や休憩施設が整備されたが、その後手入れされず放置されているようだ。こういうところはあちこちで見かけるが、これから更に荒れることになるのだろう。

以前登った階段道
進入路も荒れ模様

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鳴尾山

2023-02-08 | 日記
2023年2月4日(土)
 角尾山を下山後その東にある鳴尾山(なきやま、236m)に向かう。登山ルートはYAMAPの軌跡を参考にして西脇市の地域職業訓練センターから登り、尾根筋を北から南に歩くというもの。訓練センターとテニスコートの間に水道施設や公衆トイレがありその前に車を駐めた。
テニスコートの先に駐車スペースあり
 登山口には鳴尾城跡登山口の標識があった。道は関電の巡視路で歩きやすい。標高170mのピーク手前には高圧線の鉄塔があり、その先のピークには鳴尾山城跡の石柱と愛宕神社の祠があった。この先の尾根筋は踏み跡がやや薄く灌木の小枝が煩わしいところもあった。所々展望も広がるので小休止しながら先に進むが低山の割に中々山頂は近づかない。その先にはシダの茂った所もあって余り快適な道とは言えない。
ここから山に入る
巡視路を登る
鳴尾山城址の愛宕神社、反対側には参道があった
北側に西脇市街地
城跡の表示も残っている
ところどころ眺望あり
 山頂手前で再び巡視路が現れ、西側からの道との分岐があった。山頂は巡視路から少し外れたところで、三角点の他は展望もない地味なところだ。三角点に腰を下ろしてズボンのすそを見るとダニがいっぱいくっついている。シダの道を通りながら嫌な予感がしていたが慌てて払い落とす。無線は430MHz・FMでCQを出し、大分粘って麓を車で移動中の局から呼んでもらい何とか山ランもクリアできた。
左上から来て山頂に立ち寄り、左下に下りた
巡視路のプラ階段
鳴尾山山頂
山ラン先輩局のプレート発見
 下山は再びシダの中を歩く気もせず、先ほどの分岐から西側に下りる道を歩いてみた。この道は地理院地図にも表示されている道で、巡視路として整備もされていた。関電の鉄塔群やトラック事業所の間を抜けて駐車場所に戻った。
下山に使った巡視路
平坦なところはルートが不鮮明なので適当に歩く
中央辺りから出てきた
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西脇市の角尾山

2023-02-05 | 日記
2023年2月4日(土)
 月が代わって2月になったので、先ずは今月も山ランの足跡を残すべく山行きを計画。行き先は兵庫県の西脇方面。歳を重ねる毎に寒いのが苦手になり(暑いのも苦手だが😅 )お手軽に低山を選んだ。
 角尾山(344m)は「つのおさん(ざん)」と読み、加東市と西脇市の境界から少し西脇市に入ったところに山頂がある。室町時代の山城跡らしく山頂からの展望が良いとの予備知識で出かけた。登山口は幾つかあるようだが、南東の光明寺からこれも展望の良い尾根筋のコースを往復することにした。
 光明寺の駐車場に車をおかせてもらい急坂の参道を登る。季節柄かお寺を訪れる人は多くないようだが、参道沿いには4つの塔頭が並び立派な寺院だ。真言宗の古刹で「播磨高野」とも呼ばれているようだ。
光明寺駐車場、トイレもある
初めは急な舗装路を登る
趣のある境内
塔頭の門、瓦が立派
 再奥に建つ本堂の裏手から尾根筋の踏み跡を進むが、YAMAPのルートからは少し外れている。とりあえずそのまま進むと高圧線の鉄塔に出たので、そこから少し巡視路を下がって本来の登山道に出た。「滝野温泉ぽかぽ」からの道が合流するとその先は尾根筋の道となる。展望を楽しみながら三つの小ピークを越えて行くと芳田からの道が合流。そこから山頂までは登山道周辺の樹木が切られ最近再整備された様子だ。
光明寺本堂
1351年の光明寺合戦本陣跡
登山道はよく踏まれた古道の趣
登山道から南の眺望
ちょっとした岩場の道

角尾山は鉄塔の先でまだ見えない
芳田の里ふれあい館からの道が合流
登山道の樹木やシダが刈り払われている
 角尾山の山頂は少し高くなった櫓台状の石垣の上に真新しい山名標識と赤いポストがあった。山頂からは360度の眺望も広がっている。いつもの430MHz・FMでCQを出し、大阪府堺市と岬町、兵庫県加古川市とたつの市の各局と交信することが出来た。これで2月の初山ランとSOTAのポイントも加算することが出来た。
角尾山山頂
山頂から西側の眺望
北側は丹波の山並み
東側は西脇や加東市街
 下山は来た道を戻る。行きに通った本堂先の鉄塔を回避しそのまま道を進むと仁王門手前の車道に出た。行きには気がつかなかったが標識も立っていた。
下山はここに出た
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