JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

伊豆の国市の守山

2016-04-30 | 山と無線

2016年4月24日(日)

 天城山での山ランを終え、帰途に着く途中で安直に登れそうな山を探して行ってみた。伊豆の国市の韮山にある守山(102m)に登る。

 鎌倉幕府初代執権であった北条時政が、氏寺として創建したと伝えられる願成就院跡地と現在の寺院があり、その裏山が守山である。願成就院の右手奥に守山八幡宮の鳥居が見えるので、そこから石段を登ってみる。本殿の右手に山に入る踏み跡があり、そこをたどると展望台のある守山山頂に行くことが出来た。東から北にかけての展望が良い。430MhzでのCQに、焼津市のJA2BBC局他から声が掛かり、伊豆半島でのおまけの一座もゲットすることが出来た。下山は山頂から南東方向に続く遊歩道を使った。

願成就院の境内

守山八幡宮

守山山頂の展望台

展望台から東方向の眺望

下山に使った遊歩道に架かる橋

願成就院手前から守山を見る

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天城山

2016-04-26 | 山と無線

2016年4月24日(日)

 歩いたルート

 丹沢山での山ランを終えて翌日の天城山登山に備え三島市内のホテルに向かう。24日の伊豆地方の天気予報は曇りで、降水確率は20%程度だった。これなら天城山に登れそうだ。

 翌24日、ホテルで無料の朝食を食べて天城山に向かう。ナビが示すとおり走っていると、必要以上に手前の亀石峠から伊豆スカイラインに乗ってしまった。有料道路から県道に入って、終点の天城高原GC手前に無料のハイカー用駐車場があった。観光バスなども停まっていたが、広い駐車場は空いていた。

ハイカー用駐車場、トイレもある

 駐車場の向かいに天城山登山口がある。ゴルフ場を巻くように進む登山道をゆっくりと登って行く。四辻を過ぎた頃急にガスが立ちこめる。しばらくすると、樹木に着いた水滴が雨のように落ちてくる。そのうちに雨が降っているのかどうかわからない程の水滴となり、上だけ雨具を着て登る。

駐車場向かいの登山口

歩きやすい道を進む

サルスベリの大木が多い

四辻から万二郎岳へ

ガスが出てきた

万二郎岳山頂

 万二郎岳山頂(1299m)では、430MhzのCQに修善寺のJG2UZS局から応答があった。相変わらず水滴が激しいので、腰を据えることもなく次の万三郎岳に向かう。馬の背や馬酔木のトンネルなどを通過するが展望は全くなく、ほぼ雨中の登山のような状況となった。

アセビは今が盛り

これも雰囲気が良い

万三郎岳山頂

万三郎岳の一等三角点

 万三郎岳(1405m)でもとりあえず山ラン達成だけを考えて430Mhzをワッチする。横浜市都筑区移動のモービル局JK1DDLがCQを出しているのを見つけ、何とかヤマランを達成できた。

万三郎岳からの下山路

 下山はそのまま先に進み、四辻に向かう周回コースをとった。天候は今一で展望には恵まれなかったが、予定していた天城山での山ランも何とか達成できて、充実の山行きをすることができた。駐車場に戻ってもガスは濃く、県道を天城高原ICに行くまで濃霧が伊豆半島を覆っていた。

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丹沢移動(2日目)

2016-04-25 | 山と無線

2016年4月23日(土)

 歩いたルート

 丹沢移動2日目は、昨日やり残した山ランポイントをクリアしながら、蛭ヶ岳山荘から大倉尾根の来たルートを戻る予定だった。蛭ヶ岳山荘の小屋番からは、朝5時に日の出が見られるので起きてくださいと勧められる。自分の予想ではとても日の出が拝めそうな予報ではなかったが、そこは勧めをありがたく聞いておいた。貸し切りの大部屋が明るみかけたので窓から外を見るが、一面のガスで展望は全くない。これでは日の出どころではないと寝直す。

 5時30分の朝食後、小屋に一人でいても仕方がないので6時50分に小屋を出て下山することにした。周りはガスが立ち込めていて何も見えない。今日は昨日やり残した山ランポイントで確実にQSOをこなさなくてはならない。

 早朝の蛭ヶ岳山荘

 これはこれで雰囲気が良い

 最初は棚沢ノ頭(1590m)。世田谷区移動のJI1TAC局と交信し本日一座目を終了。次の不動ノ峰では横浜市の7M4ALV局と交信することが出来た。

 棚沢ノ頭

不動ノ峰

 次のポイントは百名山の丹沢山。朝早いからか今日も人は少ない。昨日も交信した山ランメンバーの7K4NXB局と交信できた。丹沢山から塔ノ岳の間にも二つの山ランポイントがある。竜ヶ馬場(1504m)では八王子市移動の7K1XXS局と交信、日高(1461m)では平塚市のJQ1OOI局他と交信する。

 

丹沢山頂のみやま山荘

竜ヶ馬場下の休憩所

日高山頂

 塔ノ岳は昨日ヤマランを終了しているので、小休止してそのまま下山する。この時点で時間は10時過ぎ、ちょっと早すぎる。金冷し分岐から予備で考えていた大丸方向へ歩を進める。大丸(1386m)は登山道から少し外れているようだが、ロープで遮られているのをよいことに登山道から小金井市のJJ1MQW局と交信した。

金冷し分岐

バイケイソウの先が大丸ピーク

計画では大丸から大倉尾根に復帰して下山する予定だった。しかし、金冷しから大丸までの下りが結構ハードだったのと、時間が早いことを考えてそのまま鍋割山まで行くことにした。鍋割山の手前にはP1341mの小ピークがありここを小丸という。函南町移動のJH1VAM局と交信しここも終了。

小丸山頂

ヤマザクラ咲く道

 鍋割山(1273m)ではちょうど昼時となったが、広い山頂を埋め尽くすほどの人出に戸惑う。小屋で提供されている鍋焼きうどんを食べる多くの登山者がそこかしこにいるため、だいぶ離れた場所まで行って平塚市モービル移動のJA1LZA局他と交信した。

鍋割山山頂

異様に人が多い

 鍋割山山頂の余りの人の多さに辟易して、昼食もとらずにそのまま下山する。林道に出合って軽くランチをとり、その先の長い林道歩きも何とかこなして大倉の駐車場に戻ることが出来た。

コースタイム

6:50 蛭ヶ岳山荘 → 7:30 棚沢ノ頭 7:37 → 7:47 不動ノ峰 8:00 → 8:32 丹沢山 8:41 → 8:58 竜ヶ馬場 9:09 → 9:26 日高 9:38 → 10:02 塔ノ岳 10:12 → 10:36 大丸 → 11:10 小丸 → 11:25 鍋割山 12:00 → 13:00 林道終点 13:13 → 14:43 駐車場 

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丹沢移動(初日)

2016-04-23 | 山と無線

2016年4月22日(金)

 歩いたルート

 神奈川県内初の登山は日本百名山に選ばれている丹沢山を選ぶ。4月21日(木)の夕方、雨の京都を出発。神奈川に着くまで終始雨中のドライブとなったが、神奈川に入って日が変わる頃ようやく雨がやんだ。

 今回の丹沢登山は、秦野市の大倉から大倉尾根を塔ノ岳まで登り、百名山の丹沢山を通過して神奈川県最高峰の蛭ヶ岳をピストンで往復する予定だ。ネットで登頂記を見ると、このルートを日帰りでこなす猛者もいるようだが、こちらは山ラン登山のため普通よりも時間が掛かる。蛭ヶ岳山頂の山小屋を予約して出かけた。

 大倉のバス停サイドには県立の戸川公園があって駐車場も整備されているが、管理人に聞くと夜間の駐車は出来ないとのこと。バス停の向かいにある24時間対応のコインパーキングに車を置く。大倉尾根登山口からゆっくりと登山道を登っていくが、トレーニング不足は否めずピッチはなかなか上がらない。見晴茶屋を過ぎると単調な階段の尾根上りが始まる。このルート名物のバカ尾根と呼ばれる登りだ。駒止茶屋を過ぎてP943が堀山山頂。登山道からは少しだけ外れているので適当に登って行く。目印のない山頂から430Mhzで厚木市モービルのJI1CKN局と交信し、今回のファースト山ランを果たす。

24時間対応の駐車場

大倉バス停

大倉尾根の取り付き

見晴茶屋

所々木道もある

堀山山頂はこんな感じ

 次のポイントである花立ノ頭(1370m)までは400m余り登らなくてはならない。花立山荘を過ぎた先のポイントは、登山道の途中でGPSがなければ通り過ぎてしまうようなところだった。この後も430Mhz・FMでのQS0が続き、千葉県館山市移動のJR1WUT局他と交信しここも終了した。

こんな歩きやすい所も

途中からの眺望

花立ノ頭付近から塔ノ岳

 花立ノ頭から塔ノ岳までは近い。平日のこの日もそこそこの登山者がいたが、塔ノ岳を目的とする登山者が多かったようだ。標高が高くなるにつれ、バンド内が本来のアマチュア無線局以外で埋め尽くされてきた。空き周波数を探すことが出来ず、迷惑覚悟でメインで相手を探す。すぐに地元愛川町のJH1THQ局から応答いただき何とか山ランを終えた。

塔ノ岳山頂に建つ尊仏山荘

塔ノ岳山頂

 この後最終の蛭ヶ岳までには、百名山の丹沢山を始め6座のピークがある。しかし遅いペースで時間ばかり掛かり、このまま各ピークで交信しながらだと蛭ヶ岳到着がだいぶ遅れそうだったので、この後の山ランは明日に回すことにして蛭ヶ岳を目指す。各ピーク前後のアップダウンは結構なもので、休み休み登って行く。

丹沢山から蛭ヶ岳方向の稜線

雰囲気の良い登山道を進んでいく

日本百名山「丹沢山」のプレート辺りも静かなもの

蛭ヶ岳手前にはちょっとした岩場もあった

蛭ヶ岳山頂、登山者は見当たらない

 蛭ヶ岳山頂の山小屋に着いたのは午後3時を過ぎていた。受付を済ますと、今夜の客は私一人で完全貸し切りとのこと。荷物を広げ、小屋で買ったビールと無線機を持って小屋前のベンチに陣取る。何とか空き周波数を見つけてCQを出すと、さすがに標高が高いだけあって平日でも次々と声が掛かる。10分余りの間に東京都日野市のJR1XNR局を始め全7局と交信することが出来た。

コースタイム

8:10 大倉バス停 → 9:51 堀山 10:09 → 11:27 花立ノ峰 11:42 → 12:03 塔ノ岳 12:26 → 12:50 日高 → 13:10 竜ヶ馬場 → 13:31 丹沢山 13:40 → 14:18 不動ノ峰 → 14:31 棚沢ノ頭 → 15:20 蛭ヶ岳

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丹波の金山から高畑山へ

2016-04-17 | 山と無線

2016年4月16日(土)

 歩いたルート

 4月に入ってもなかなか山に行けず、うっかりすると2009年12月から続けてきた毎月登山が途切れると思い、この日は丹波篠山に向かう。

 篠山市と丹波市の境界に位置する金山(きんざん、540m)は、国道176号を走っていても登山口の表示がよく目につき、ネットの検索でも多くの登頂記がある人気の山のようだ。予定のコースは追入から金山に登り、丹波と篠山の市境界を歩いて南の高畑山に登り、追手神社の西にあるため池へ下山する周回コース。

 追入神社辺りで駐車場所を探すが適当なところがなく、旧国道の広くなった路肩に車を停める。神社の前を通って行くと常夜灯の間に登山口があり、明智光秀によって築かれた金山城の由来が書かれた看板もあった。少し登って行くと無人の小さな寺があり、その先も歩きやすい道が続いていく。

金山登山口

小さな寺

 金山城跡まで1000mと書かれた地点には壊れかけた石の鳥居があり、その先の獣除けゲートを開けて登って行く。途中で「鬼のかけ橋」の標識があり右を示している様に見えるが、その道はすぐに歩きにくくなり方向から見ても行かない方が良いようだ。尼寺跡を過ぎると三叉路になった分岐があり、先ずは真ん中の金山城址に向けて登って行く。

鳥居の先にゲートが

尼寺跡

山頂まで150mの分岐

 金山城趾となっている金山の山頂は広くて展望が良い。先行登山者と挨拶を交わししばし展望を楽しむ。無線は430Mhzを聞くが静かで144Mhzもコールサインを言わない局しか入感していない。50Mhzを聞くと徳島市移動のJJ5HOA局が入感していたので交信する。

金山山頂

北の黒井城方向の展望

 金山での山ランを終えて鬼の架け橋を見に行く。場所は山頂からすぐで大きな岩が点在する中に橋のようになった岩があった。江戸時代には歌川広重が浮世絵に書いたとネットでは紹介されていた。

橋の間に見えるのは柏原町を走る国道か

 鬼の架け橋からそのまま市境界を下れるかと考えていたが岩の先にルートを見付けることが出来ず、三叉路の辺りから西に行く道を使おうと考えて歩いて行くと、取り付きがよくわからず尼寺跡まで戻ってしまった。その後も何度か道を間違えながら市境界辺りまで谷筋の道を下り、地形を眺めながらどこから取り付こうかと思案する。結局最後は斜面を適当に登って尾根筋に取り付く。尾根に乗ると踏み跡ははっきりしており、地積調査の杭やテープも散見されるようになる。途中にある501.4mの三角点は、コンクリート製の新しいもので、「馬頭」と書かれたプレートと「金山」の点名プレートがあった。

尼寺跡の奥にあった古い墓標

P501.4にあったプレート

 その先も尾根筋は歩きやすく、小さなピークを幾つも超えながら標高340m付近の峠まで下る。峠から高畑山までは120m程登り返さなければならない。山頂付近には急登がありそこをこなしてやっとの事で高畑山山頂(461m)に到着した。山頂は木が切られて小広く明るいが展望はない。50や18Mhzで弱い入感局はあったが交信に至らず、コンディションの良くない7Mhzで山梨県富士河口湖町移動のJA2MEF局と交信した。

峠のお地蔵さん

高畑山山頂

高畑山のプレート

 下山は峠まで戻ってと考えていたが、途中で枝尾根に入ってしまった。地図を見るとこの尾根を下っても池の辺りに降りられそうだったので強引に進む。最後は脆い土質の急斜面となったが、何とか地形図の道(作業道)に降りることができた。

ため池に浮かぶ鴨

追手神社の境内には巨木が多い

下山後に見た追手神社の千年モミの木

 帰宅してから今日未明の熊本大地震についてのニュースを知る。自然災害はいつどこで起きるかわからないだけに、明日は我が身かとも思ってしまう。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

コースタイム

9:35 駐車場所 → 10:28 金山 10:55 → 11:48 馬頭 12:00 → 13:02 高畑山 13:48 → 14:20 ため池 → 14:46 駐車場所

 

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