JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

千谷山

2011-08-28 | 山と無線

8月28日(日)

 京都市右京区京北町にある山。地形図に名前はないが「日本山名事典」に載っており山ランに有効だ。

 国道162号を北上し、筒江口交差点を右折して府道61号を常照皇寺方面に向う。標高が最も高いところが井戸峠で、お地蔵さんがあり車を停めるスペースもある。地蔵の右手に斜面を上がる道があるのでここから登り始める。地形図の道は尾根を進むように見えるが、実際の道は尾根筋の東側斜面についている。標高600mの尾根の手前は少し急登となる。この辺りは太い萱の木が立っているが、なぜか人為的に樹皮が剥ぎ取られ立ち枯れしている。ここから西に方向を変え緩やかな尾根道を進むと、三角点のある千谷山山頂(645m)だ。井戸峠から約30分かかった。山頂からは東方面に少し展望がある。430Mhzは入感なく、7Mhzで長野県中野市のJH0IMM局と交信して来た道を戻る。

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千谷山の三角点。手前の赤い杭には、北山で時々見かける「音羽山清水寺」の記載が。清水寺の所有林なのか

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山頂にあった山名プレートの一つ。写真で気が付いたが日付が今日になっている

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小倉山で火事発見

2011-08-20 | 山と無線

8月20日(土)

 観光名所嵐山の北西にある小倉山へ行った。嵐山公園亀山地区から登るが、公園には駐車場がないので、近くのコインパーキングに車を停めた。トロッコ嵐山駅から大河内山荘前を通り、公園展望台への案内に従って進む。展望台からは保津峡が美しい。

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嵐山公園展望台から保津峡

 「公園はここまでです」という看板の先は山道になる。途中で道が何本も分岐するが、何度か間違えながら、山腹の南側を巻くような道で徐々に高度を上げていく。駐車場から約55分で標高296mの山頂に到着した。ところが、山頂手前で煙が上がっているのが見える。誰か焚き火でもしているのかと近寄ってみるが山頂には誰もいない。落ち葉や腐葉土、枯れた立ち木が燻っており、まだ広がりそうな気配だ。あわてて警察や消防に連絡してから、井手町大峰移動のJM3GVH局と交信してとりあえず山ランを終了。下山してくださいという消防の勧めにしたがって下山を開始する。

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小倉山山頂、煙が燻っておりびっくり

 下山は山頂北側の管理道から山腹北側の道を通る。その頃から消防車のサイレンやヘリが飛ぶのが確認できる。携帯に消防からの連絡が何度か入り、場所を確認される。

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下山途中の休憩場所にはこんな看板が

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休憩場所から京都市内の眺望

 消防から何度目かの連絡で、隊員が現地に到着して消火したとの情報がもたらされる。ヘリまで出動して大事になってしまったが、山で遊ばせてもらっている者の一人として火が広がらずに済んでほっとする。原因は分からないが、人為的な失火とすれば人騒がせでほんと迷惑なことだ。

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兜山と高天山

2011-08-07 | インポート

8月7日(日)

 最高気温が36度を超える予報の中、京都北部の兜山と高天山で山ランをやってきた。

 京丹後市久美浜町にある兜山は、山頂に熊野神社と展望台があり、車で山頂まで行くことが出来る。国道176号の甲山から入る道は全線が舗装されているが、車1台通るのがやっとの細い道で、対向車でもあれば苦労する道だ。192mの山頂には熊野神社があり、その横に三角点がある。道の突き当りには展望台があり、久美浜湾と日本海、丹後半島が一望できる。7Mhzを聞くと今日はフィールドデーコンテストをやっていたので、山形県のJI7GBI局に応答して1座目を終了した。

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兜山山頂の展望台、山陰海岸国立公園の碑や説明板がある

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展望台から久美浜湾と小天橋の展望

 今日の2座目は京丹後市網野町にある高天山(285m)。国道176号をKTR網野駅前で海岸方面へ左折、一つ目の信号を左折すると下岡集落となる。公民館の広い駐車場に車をおかせてもらい、登山口の案内板から山へ入る。

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高天山登山口の案内板、山頂まで4kmとある

 民家の間を行くとすぐに「林道落谷線」となり、そこから長い林道歩きが始まる。林道を歩いていると、種類は分からないが小さなセミが道縁から次々と飛び出し、顔や体に体当たりしてくる。林道を歩くこと40分、最初の分岐に「山頂まで25分」の立派な指導標があり、そこから山登りらしくなった。登山道はよく整備されていて、手摺代わりのロープが多く設置されている。稜線に出ると「山頂まで約10分」の指導標と休憩のベンチがあり、日本海の展望がある。

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稜線の休憩ポイントにあった指導標

 その先は最後100mの急登に息を切らすと、網野の街や日本海、丹後半島の眺望が素晴らしい山頂だ。山頂には近隣の山名と方向を示した案内やベンチ、登山道を整備している「六社クラブ」のポストなどが設置されているが、日差しを遮るものがなくさすがに今日の猛暑では長居は出来ない。7MhzでFDコンテストのJA1CPに応答し、急いで下山した。

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高天山山頂。ポストの中にはノートがあり、登山者の感想が記されていた

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山頂からの眺望。網野の街とその先には依遅ヶ尾山の特徴的な姿が

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