GW初日は南丹市美山の山へ出かけた。京都市内からR162を一路美山へ。深見峠を超え安掛の赤い橋の手前から右折して野添集落へ入る。平屋神社参道の橋の袂に駐車スペースを見つける。参道への橋の手前に獣避けのネットがあり、それをくぐって平屋神社へ進む。神社手前は平屋公園の名前があり、グランドゴルフの施設があるが人はいない。神社裏の桧の植林地から尾根筋を目指して道のない急斜面を上がる。そのうち尾根道がはっきりと現れるようになり、古いテープも散見されるようになる。ロープのある斜面を2箇所過ぎ、登り始めて50分で平屋富士(570m)に到着した。安掛方面の眺望が素晴らしい。430Mhzで交野市交野山移動のJM3GVHとかろうじてつながる。
平屋富士山頂の標識
平屋富士から安掛方面の眺望。ヘリコプターが何かの資材を何度も運んでいた
平屋富士から先は快適な尾根道が続く。軽いアップダウンを繰り返しながら約50分で関電鉄塔の見える750mピークへ。ほぼ360度の展望が広がる。そこから右折して15分ほどでホサビ山(750m)山頂に到着した。三角点があるが、山名プレートも少なくひっそりとした落ち着ける山頂だ。430MhzでのCQに堺市のJA3WPNから即応答があった。ここで昼食とする。
ホサビ山山頂の山名プレート
下山は同じ道を下る。平屋富士を過ぎた先から枝尾根に迷い込みやすいところがある。2度左の枝尾根を進んでしまい、気付いては元に戻って平屋神社に下りることが出来た。この頃からごく弱い雨が降り出す。
雨はすぐに上がってまた日が照りだす。R162を戻って杉坂から氷室へ入る。時間があれば行こうと思っていた寺山を目指す。寺山(500m)は、北区氷室の北にある山で、前に十三石山に登ったときに近くを通っていたが、山ランに有効なことを知らず無線をしていなかった。氷室神社前に車を停めて、北山トレイルの道を入り、途中から十三石山への道を進む。十字路になった峠で左折するとまもなく小広い寺山山頂だ。山名を表すプレートは一枚も無かった。50Mhzで三重県伊賀市青山高原移動のJQ2LJQと交信する。駐車場所から、登り20分、下り15分だった。以上でGW初日の山行きを終えた。
氷室の集落から寺山をみる