JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

燧ヶ岳に登りました

2023-09-30 | 日記
2023年9月24日(日)
 移動二日目の目的は燧ヶ岳に登ること。尾瀬は福島県・群馬県・新潟県にまたがっているが、燧ヶ岳は福島県南西部の檜枝岐村に位置する。前夜泊まった新潟県魚沼市の大湯温泉から、この日はナビが示す国道352を通って登山口の御池ロッジに向かう。この辺りは初めて来るので、奥只見シルバーラインの素掘りトンネルの連続や、奥只見湖沿いにくねくねとカーブする幅の狭い国道には驚いた。
 ようやく御池ロッジに着くと隣の広い駐車場は大方車で埋まっていた。登山準備をして駐車場奥の登山口から入山する。初めのうちは樹林の中の道だが、木道は古くて腐った所が多く、急な登りも岩がゴロゴロしたり泥濘んだりで緊張が続く登山となった。
御池ロッジ横の駐車場
登山口は駐車場の奥にあった
いきなり雰囲気のよい森
燧ヶ岳は分岐を左へ
 登山口から標高で250m程登ると最初の高層湿原である広沢田代に着く。池塘の数はそんなに多くないが展望が開け大きな池塘に写る雲や空に心癒やされる。そこから更に200mほど登ると二つ目の熊沢田代となる。ここには休憩できるベンチもあったのでザックを下ろして小休止した。
広沢田代

広沢田代を過ぎた登りに5合目の標識

 熊沢田代から1時間余り登り一つ目のピーク爼嵓(2346m)に到着。ちょうどお昼時とも重なり山頂はとても混んでいた。ここでの無線は帰りにすることにしてお隣の柴安嵓に向かう。柴安嵓(2356m)が燧ヶ岳のピークで福島県の最高峰にもなる。幸い人もそんなに多くないので腰を下ろし展望を楽しみながら無線をする。144MHz・FMで長野・埼玉・福島各県の4局と交信しSOTAと山ランを達成できた。

熊沢田代が広がる
ベンチで休憩

熊沢田代を後にする
賑わう爼嵓山頂

爼嵓から尾瀬沼
爼嵓から柴安嵓を見る
柴安嵓山頂
尾瀬ヶ原の先に至仏山
尾瀬沼
柴安嵓から爼嵓
 帰りの爼嵓は時間も1時を回っていたので大分人も減っていた。沼田市の赤城山に登っている局と交信して二座目の山ランを済ませ軽く昼食を食べた。下山は来たルートを戻るだけだが、岩場の下りや傷んだ木道は結構足にくる。ようやく駐車場に戻ったときには車もほとんどなかった。
再び爼嵓
ゆっくりと展望を楽しむ








 下山後は今日の宿七入山荘で風呂に入り、ビールを飲んで久しぶりの本格的登山を無事終えた充実感に浸った。
七入山荘の夕食はイワナの刺身と塩焼き、この他に山菜の天ぷらや陶板焼と蕎麦も
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魚沼市の城山

2023-09-28 | 日記
2023年9月23日(土)
 新潟県低山移動の三座目は魚沼市の城山(305m)。JR小出駅の東方にあって、地図では山頂まで車道が通っているので選んだ。南側の大沢集落から入ると集落を過ぎたちょっと先で道路はチェーンで閉鎖されていた。どうしようか一瞬考えたが、時間的に余裕があったので車をおいて歩くことにした。
大沢集落にあったハイキングコース案内板
チェーンの手前に駐車スペースがあった
 その先の道はすぐに地道になり路面状態も余りよくない。ハイキングコースにもなっているようだが夏草の茂っている所もある。山頂に着くと城跡の石碑とテレビ局の中継アンテナがあり北側に少し展望もあった。
地道に突入
所々に萩が咲いていた
山頂に着いた
大沢城址の碑
北側の眺望

 無線機を取り出し144MHz・FMでCQを出すとお隣南魚沼市の局から応答があった。魚沼市での山ランも達成できたので来た道を戻り、今宵の宿である大湯温泉へと向かった。
下山中の眺望


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小千谷市の船岡山

2023-09-26 | 日記
2023年9月23日(土)
 物見山での山ランを終え小千谷市に向かう。小千谷市の船岡山(105m)は市の中央部にあり、簡単に登れそうなので選んだ。下調べが悪く駐車場の場所が分からなかったので、公園東側の空地に駐めさせてもらう。すぐ横に遊歩道の入口があったので夏草の茂る道を緩やかに登っていく。
小千谷に向かう途中へぎそばで昼食
公園入口の横に駐車させてもらう
遊歩道の途中に唐獅子?
 最初に着いた公園北側には戊辰戦争で官軍として戦った戦死者の墓地があった。司馬遼太郎の小説でも読んだが、河井継之助率いる長岡藩は当初の中立から佐幕へと傾き北越戦争を戦うことになるが、お隣の小千谷には新政府軍率いる討幕派を支持する者が多かったようだ。そんな歴史を感じながら公園内を散策する。
戊辰戦争官軍殉難者墓地
墓地の前から北側の眺望
市の花スイセンと錦鯉
 園内には小千谷に縁のある作家や名士の記念碑が多い。三角点も松の若木の根元で発見できた。山ランは7MHz・CWで石川県の移動局と交信した。

直木賞作家鷲尾雨工先生の碑
田中志津先生の碑
東側は信濃川に架かる橋、遠くに越後三山が見えるらしい
三角点、YAMAPがあるのですぐに発見できた
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物見山

2023-09-23 | 日記
2023年9月23日(土)
 前回体調不良でキャンセルした南会津の山に登るため早朝京都の自宅を出発。今日は移動日のため、途中新潟県の低山を幾つか周る。
 一座目は柏崎市と長岡市の境界にある物見山(284m)。北陸道の西山ICを降りてすぐだ。山頂の横を舗装林道が通っているのでそこまで車でアプローチ。車を降りて取付きを見るがどこも笹薮のようだ。登山準備をして薮に突入する。薮と蜘蛛の巣🕸️にちょっとだけ苦労してとりあえず高みを目指す。山頂らしきところも薮の中で目印は見つけられなかった。無線は7MHz・CWで豊田市の移動局ほかと交信した。

高そうな方向へ進む

山頂とおぼしき所は笹薮の中
 車に戻って少し動くと車道の反対側に物見山砦跡登口の標識と道が見えた。再び車を降りて登ってみる。こちらは途中に朽ちかけたベンチもあり、ピークには標識と小さな祠があった。刈羽方向の海岸に原発のランプが見えた。

物見砦跡への登り口

こちらは歩きやすい

物見山砦跡

刈羽海岸方向の眺望
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御池山

2023-09-17 | 日記
2023年9月10日(日)
 尾高山下山後にしらびそ高原の舗装林道を南に行って御池山(1906m)に向かう。御池山は日本初の隕石クレーターとして有名なようで、およそ2~3万年前に直径約45mの小惑星が山の南東斜面に衝突し、直径約900mのクレーターが出来たそうだ。現在の御池山登山道はこの縁に沿って付けられている。
途中の林道にあった案内板
 登山口の駐車場に車をおいて整備されたハイキングコースを歩く。山頂は小さな岩場で、誰もいないので独り占めして腰を下ろし無線機を出す。430MHz・FMは相変わらず静かだ。ダメ元でCQを粘っていると下伊那郡飯島町からお声がけ頂いた。来た道を戻りリハビリ登山を終えて帰路についた。
登山口の案内板
登山道からクレーターの中心方向
登山道には一部手すりなどもあった
ガスが出てきた
御池山山頂
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しらびそ峠から尾高山を往復

2023-09-13 | 日記
2023年9月10日(日)
 この夏の猛暑とコロナ感染の影響かどうかは分からないが、山行きの決心も付かないままネットで地図をながめる日が続いていた。ある程度標高があって登山口からの行程もそんなに長くないところを探して見付けたのが尾高山。しらびそ高原は今まで聞いたこともなく、飯田市もこれまで高速で通過しただけだった。
 飯田IC近くのホテルで朝食を食べてゆっくり目に出発。三遠南信自動車道の矢筈トンネルを抜けたところから長い舗装林道を進む。登山口のしらびそ峠には駐車スペースもあるが、着いたときにはほぼ車で埋まっていた。峠の標高が1830m程あるので暑さもましだ。登山口から整備された道を入る。途中何カ所か眺望のきくところもあるがほぼ樹林の道で、小笹やコケに覆われた中を気持ちよく歩くことが出来る。
しらびそ峠の駐車スペース、正面に南アルプス
登山口はこんな感じ
森の香りを感じながら登る
小笹の道
もちろんビューポイントへ
南アルプスの眺望もこの程度
苔とキノコ
 最初のポイントは前尾高山(2089m)。山ランに有効なので430MHz・FMで愛知県茶臼高原に移動している局を呼んで一座プラス。そのまま小さなアップダウンの道を進んで尾高山(2230m)まで快調に進むことが出来た。430MHzをワッチするが標高の割には入感局はほとんどない。南アルプスや恵那山などにブロックされて電波の飛びはあまりよくないようだ。CQを出し何とか駒ヶ根市の局と交信することが出来た。
前尾高山山頂、標高は2089mが正しい模様
苔がいっぱい

ビューポイントその2
尾高山へ
尾高山山頂
山頂の先に展望地があった

 下山は来た道を戻る。無線休憩を含め3時間余りの行程だったが無事歩き通すことが出来た。
少しガスが出てきた
登山口辺りで見かけた黄色い花、雑草かな?
しらびそ峠に戻った
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水晶山と城山

2023-09-11 | 日記
2023年9月9日(土)
 屏風山を下山後予定では中津川市の神坂峠からサクッと富士見台に登ることも考えていたが、落合辺りから山の方を見ると上部に厚い雲がかかってきている。富士見台に登っても視界が悪いとおもしろくないので、あっさりとやめにして下道で飯田に向かう。途中通った馬籠は多くの観光客で賑わっていた。
 飯田市に入っても時間が早いので、水晶山と城山に行くことにした。どちらも中央道飯田山本ICの南東にある山で、地図を見ると山頂まで車道が描かれている。
 まず向かったのは水晶山(799m)。北側から車道を入るがすぐに舗装路は大きな穴ぼこの開いた悪路となり、その先の地道林道も路面状況は悪い。何とか山頂手前の分岐まで進んだがその先に倒木があり車を降りて歩く。山頂は水晶山公園となっており遊歩道の看板も見えるが、荒れていて最近では訪れる人もないようだ。HFのアンテナを張り10MHzでCQを出す。いつものことながら弱い信号レベルの局から呼んでもらうとなかなかコピーできず、何度も聞いて恥ずかしい思いをする。1エリア(関東)、6エリア(九州)3エリア(近畿)などの6局と交信し山ランとSOTAを達成した。
公園の看板もあるが
水晶山の説明
正月には二尺玉の花火を上げるらしい
 次に向かったのは水晶山の北にある城山(734m)。こちらは比較的良い道が山頂まで続いていた。山頂からは南アルプスや中央アルプスの展望があるらしいが、樹木が伸びてイマイチな感じだった。ここでも10MHzで九州の局と交信した。
南アルプス側の眺望
展望台もあった
山頂の稲荷神社
中央アルプス側の眺望 
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屏風山

2023-09-09 | 日記
2023年9月9日(土)
 7月は北岳に登ろうとして途中撤退しその後はまともな登山はなし。異常な猛暑に通勤時のウォーキングも6月から休止しているので体は鈍る一方だ。どこかで切り替えようと思いながらエアコンの虜と化していたが、重い腰を上げてリハビリ登山に行くことにした。目的地は長野県のしらびそ高原だが前乗りついでに途中の山をいくつかセレクトした。
 屏風山は岐阜県の瑞浪市と恵那市の境界にある山で標高は794mとなる。中央道を走っていると屏風山PAがあるので山の名前は前から知っていた。
 登山口となる瑞浪市大草の広い登山者用駐車場に着くとすでに10台以上の車がとまっている。結構人気の山のようだ。登山道はよく整備された道で、中部電力の巡視路にもなっている。標識も多く迷うようなこともない。何より終始樹林の中で日陰になっているのが今は何よりうれしい。稜線に乗るとちょっと涼しい風も吹いて気持ちがよかった。

駐車場は広い

鉄塔から最初の眺望
 山頂からは特に西側の眺望がよく遠く名古屋市内の高層ビルも望めた。次々と登山者が来るのでちょっと外れたところに腰を下ろして430MHz・FMを聞く。関市移動や江南市の局と交信することができた。


屏風山山頂



西側の眺望
 下山は反時計回りに別の尾根を下る。こちらも日陰の歩きやすい道だった。登山を完遂できるか心配していたが、なんとか山ランも達成して無事に下山することができた。
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