2013年9月9日(月)
ここのところ休日はほとんど雨模様で、しばらく山に行けてなかったので久しぶりの山行きとなった。向ったのは滋賀県高島市朽木村の正座峰(725m)。地形図には名前はないが、昭文社の山と高原地図「京都北山」には登山ルートが紹介されている。朽木南桑原から叫越と呼ばれる古道を上がる。
南桑原バス停横の空地に車をおかせてもらい、「サケビ越え桑原口」の標識から登山開始。林道をそのまま進むと大きな堰堤にぶつかり早速道を失う。元に戻って農作業中の方に道を聞くと、親切に教えていただいた。言われたところを良く見ると、2本目の電柱の根本に表示の消えた標識があった。
サケビ越え桑原口の標識
手前の電柱の根本に標識があった、ここから右へ
叫越えの古道は途中まで松の倒木が多いが、後半は歩きやすい道だった。ただ、体が鈍っているのか少し歩くとすぐに息が切れて、予定より時間がかかった。43分かかってようやく叫峠(653m)に到着した。
古道をしばらく登ると作業道に合流、少し作業道を歩いて再び左側の古道へ
倒木がなければ歩きやすい道
叫峠の石の道標
叫峠は桑原と雲洞谷、平良への三本の道が合流している。正座峰はここから古道を離れて、北に延びる尾根筋の踏み跡を進む。踏み跡はしっかりとついており、迷うようなことはないようだ。峠から30分かかって正座峰の山頂に到着した。展望はないが小広い山頂であった。しばらくすると、4人連れの高齢登山者がやってきた。昼にはまだ早いので、すぐに下山された。雲洞谷へ下るという。再び静かになった山頂で7mhzのアンテナを張り、香川県のJA5TP局を呼んで交信した。下山は約40分で往路を下ることができた。
峠から北に伸びる尾根を歩く
正座峰の山頂
おなじみの山頂プレート、この辺りで見かけるのは珍しい?