あー 驚いた。
今日 滋賀県立大の木匠塾のサマースクールに言って
話をする事になっていたので、彼らにわかりやすく
山の現状を話せないかと 調べてみた。
市場の値段から、伐採経費なんかを引いていくと
植林して、木おこしや下草刈り 枝打ち、2~3回の
間伐をして 40年間 育てた木が
500ml の「ペットボトル1本の飲料水」分位しか
山主に還っていない。だいこん 1本の方が高い事もある。
実際は もっときつい場合もあって150~200φで3Mの
丸太が 原木市場で150円 つまりペットボトル1本の
値段と同じ事もあるらしい。
伐採・搬出経費より 市場の値段が安い場合もある。
もちろん 山主にお金が払えるわけがない。
こんな値段 絶対おかしい。
国有林から、今 ガンガン丸太を出しているとの事だ。
そして また 市場価格が下がる。
台風で、樹木が倒れた時も値がくずれ しわ寄せが
山主にいく。
再植林なんて 出来るはずがない。
森林を守ってきてくれた人達に、そんな犠牲を強いた
ままでいいのだろうか。
公有林だから 安くていいよという頭が行政にはあるようだが
よく考えて欲しい。
森林保全の為にと、長い間 木を伐らない政策をしようと
しているが 高齢の木から枯れていっている今の現状を
考えたら、荒れる山を作ってるみたいなものじゃん。
化石資源を使って、悪い空気を出しているものから
山を直す資金を取って欲しい。
たぶん山側の有権者も少なくて真剣に取組んでくれる
政治家もいなくて 労働組合もない。
山の人の話を聞くと 子供には かわいそうでつがせられないから
せめて 自分は、損得勘定抜きで 山を守ろうという感じだ。
文句も言わず・・・。
みんな 間伐材を使おうなんてやってて 補助金が出てるから
安いなんて思っているが ぜんぜん山の人には還ってないし
喜んでなんかいない。どちらかというと 迷惑がってる。
間伐材だけ推進したって 山は良くならないのが
現場の声を聞き、山を見てそう思った。
まずは、まっとうな労働に見合った価格で木材が取引きされる事。
そうすれば、山の手入れもする気になるだろう。
それと、農業・林業 1本で食べていけなくしたのは
国民全体の利益の為の政策だった。
しわ寄せを いつまでも押し付けておかないで
行政も企業も 農地や森林を持っている社員や
手がいる期間だけ 手助けしたいという人には
産休のように 有給休暇やどうどうと休める仕組みを
作ってあげて欲しい。
子供を育てることも、食料を作ることも 森林を守ることも
私たちの未来には とても大切なことなのだ。
今日 滋賀県立大の木匠塾のサマースクールに言って
話をする事になっていたので、彼らにわかりやすく
山の現状を話せないかと 調べてみた。
市場の値段から、伐採経費なんかを引いていくと
植林して、木おこしや下草刈り 枝打ち、2~3回の
間伐をして 40年間 育てた木が
500ml の「ペットボトル1本の飲料水」分位しか
山主に還っていない。だいこん 1本の方が高い事もある。
実際は もっときつい場合もあって150~200φで3Mの
丸太が 原木市場で150円 つまりペットボトル1本の
値段と同じ事もあるらしい。
伐採・搬出経費より 市場の値段が安い場合もある。
もちろん 山主にお金が払えるわけがない。
こんな値段 絶対おかしい。
国有林から、今 ガンガン丸太を出しているとの事だ。
そして また 市場価格が下がる。
台風で、樹木が倒れた時も値がくずれ しわ寄せが
山主にいく。
再植林なんて 出来るはずがない。
森林を守ってきてくれた人達に、そんな犠牲を強いた
ままでいいのだろうか。
公有林だから 安くていいよという頭が行政にはあるようだが
よく考えて欲しい。
森林保全の為にと、長い間 木を伐らない政策をしようと
しているが 高齢の木から枯れていっている今の現状を
考えたら、荒れる山を作ってるみたいなものじゃん。
化石資源を使って、悪い空気を出しているものから
山を直す資金を取って欲しい。
たぶん山側の有権者も少なくて真剣に取組んでくれる
政治家もいなくて 労働組合もない。
山の人の話を聞くと 子供には かわいそうでつがせられないから
せめて 自分は、損得勘定抜きで 山を守ろうという感じだ。
文句も言わず・・・。
みんな 間伐材を使おうなんてやってて 補助金が出てるから
安いなんて思っているが ぜんぜん山の人には還ってないし
喜んでなんかいない。どちらかというと 迷惑がってる。
間伐材だけ推進したって 山は良くならないのが
現場の声を聞き、山を見てそう思った。
まずは、まっとうな労働に見合った価格で木材が取引きされる事。
そうすれば、山の手入れもする気になるだろう。
それと、農業・林業 1本で食べていけなくしたのは
国民全体の利益の為の政策だった。
しわ寄せを いつまでも押し付けておかないで
行政も企業も 農地や森林を持っている社員や
手がいる期間だけ 手助けしたいという人には
産休のように 有給休暇やどうどうと休める仕組みを
作ってあげて欲しい。
子供を育てることも、食料を作ることも 森林を守ることも
私たちの未来には とても大切なことなのだ。
戦後と復興、その後の建築ブームに国産材を使い、供給不足(植林したばかりですから使えない)から、価格も高騰し その後木材輸入が自由化されました。
着工数の減少ではなく、建築に国産材が使われていないのです。今は システム化された北欧や北米から輸入されています。
そうこうしているうちに 木材関係者は弱体化してしまいました。多賀町にもあんなにたくさんあった製材所が もうほとんど残っていません。
私自身は、シロアリのいない国からきた木材の耐久性は疑っていますが、建築業者に10年の瑕疵保障制度が課せられるようになったので、建築初期の寸法安定性(乾燥・含水率)と安定供給が重視された結果だと思います。家も一代限りの使い捨てなのでローンが払い終わるまでもてば良いというのが消費者のニーズでもあります。
国の補助事業に治山事業があります。県:国半々の補助率により民有林を無料で間伐するメニューもあります。
しかし!!
その治山事業は当然公共事業であるため「誰の土地か」「採択条件は」などなどいろいろ制約があります。
まず地権者の話。地権者を特定するため,法務局により公図を閲覧するのですが,その公図が混乱しているため文書でその土地の所有を明言する書類が無きに等しい。当の所有者本人はお年寄りで山を歩けなかったり,若くて自分の山が何処かも分からなかったり。
こういう状況で山の所有者と境界を特定することが,かなり困難になっているようです。
そして採択条件として,「保安林」でなければ事業ができません。地目を「普通林」から「保安林」に変更するため,これも地権者と境界の確定が必須です。
こういう状況から,事業の執行が難しく,やりたくても手が出せないという話を県の担当から聞いたことがあります。
それでも年間,数百haの山の間伐が県によって行われてるようです。
また間伐材の補助金は,地権者ではなく森林組合に流れるようですね。
森林組合が提案型の営業でもしてくれればいいんですけど。
最近は国産材の価格も徐々に上昇はしているようです。他府県においてはいろいろ成功している事例もあるよう。ただ滋賀は小規模林家ばかり,なおかつそれを束ねる森林組合にそこまでのノウハウ(と意欲?)が無いのが問題かと思います。
保安林のあり方も 間伐材の取扱いも 机の上で決められてるな というのが最近 少し 山の人と接しての感想。
ほんとの山の現状と現実の長いスパンで見てないと思う。
若い後継者をどう動かすか
自分だったら どんな条件でいくらだったら山に行くかを行政も考えて策をねらないと わりと生活が豊かで働く場所がある滋賀県では 場所の特定すらできない。
何人か聞いてみたけど山を持ってる五十代の人も 山の場所なんて知らないっのが現状。
まったなしよ。
若い人は 山なんていらないし 年配の人は 高い時を知ってるから どんな価格でも不満が残る。
そういう間伐材を売る時は 価格を気をつけないと また 山の人の首を絞めるの。