前回の正男さまからのコメントに…
>以前、木炭ガス自動車を、少し研究した事が有るけど、
多賀町の高取山で おうみバイオマス利用研究会が
木炭自動車やペレットの利用などを研究されています。
おうみバイオマス利用研究会
以前は、車も薪か炭で走っていた時期があったという事で
国道8号から1号線あたりも 今のガソリンスタンドのように
薪を売っていたと聞きました。
薪で走るバス
ガソリンがあがっても 採算が取れるかは不明ですが
せめて 個人の私有地である工場のリフトなんかに木質資源が使えれば いいのになぁと思っています。
野菜の地産地消の輸送コストは
最近やっと TVなどでも紹介されるようになった
フードマイルズ という指数があります。
木材は ウッドマイルズで表します。
以前建築させて頂いた 地元の木を使った家は
柱と梁だけの計算ですが
それまで わが社で使っていた輸入材と比べて
約2300Lのガソリンを節約した計算になりました。
だからといって 安くできるわけではないのです。
そもそも かかる日本人の人件費や経費に対して
安すぎるからです。
みんなのお給料や物価があがっていた時期に
木材価格は さがっているのです。
卵よりも 優等生(この表現はよくないですが)なのに。
ウッドマイルズはこちらを…
ガソリンがあがるという事は、経済が混乱します。
いや もう混乱していますが…
その時期が来たから すぐに山から木が出して
使えるかといえば もうあきらめてしまっている
林業や製材業は すでに
人手も資金もなくなっているので 難しいのです。
コストを考えても、間伐材を山から出すのは
とても 大変な作業です。
樹と樹の間に 木を倒し その間の斜面の山から
1本づつ運び出すというは 効率をアップすることが
なかなか難しいことなのです。
人件費や機械、もちろん 山に行くにもガソリンが
今は必要です。
消費者に安いエネルギー源としての木材を供給するには
それだけに利用する木材の搬出ではコストが合いません。
住宅などの建築材に使える部分以外の部分での利用を
考えないと、採算があいません。
それさえも、国産材の価格が安いので 今は難しいのが
現状です。
増えてきたとはいえ、国産材を使う住宅もまだまだ少なく
更に、林業がなくても生きていけていた滋賀県などは
体制が作れていないので 九州・四国の木を使う事が多く
身近な森林が守れないのが 現状です。
エンドユーザーの価格を抑えると 今度は 山に還す
資金の捻出ができません。
伐った山に植林ができないことになります。
まず、建築業が 国産材のしかも 地元の森林の木を
使うことをはじめないと この国の森林は守れないの
ですが 住宅の価格に影響するので進まないのが
現状です。
消費者である生活者と共に 考えなくてはいけない
問題になってきています。
でも まだ 日本はラッキーです。
余る程 森林資源があるからです。
これから どうするか ですよね。
>以前、木炭ガス自動車を、少し研究した事が有るけど、
多賀町の高取山で おうみバイオマス利用研究会が
木炭自動車やペレットの利用などを研究されています。
おうみバイオマス利用研究会
以前は、車も薪か炭で走っていた時期があったという事で
国道8号から1号線あたりも 今のガソリンスタンドのように
薪を売っていたと聞きました。
薪で走るバス
ガソリンがあがっても 採算が取れるかは不明ですが
せめて 個人の私有地である工場のリフトなんかに木質資源が使えれば いいのになぁと思っています。
野菜の地産地消の輸送コストは
最近やっと TVなどでも紹介されるようになった
フードマイルズ という指数があります。
木材は ウッドマイルズで表します。
以前建築させて頂いた 地元の木を使った家は
柱と梁だけの計算ですが
それまで わが社で使っていた輸入材と比べて
約2300Lのガソリンを節約した計算になりました。
だからといって 安くできるわけではないのです。
そもそも かかる日本人の人件費や経費に対して
安すぎるからです。
みんなのお給料や物価があがっていた時期に
木材価格は さがっているのです。
卵よりも 優等生(この表現はよくないですが)なのに。
ウッドマイルズはこちらを…
ガソリンがあがるという事は、経済が混乱します。
いや もう混乱していますが…
その時期が来たから すぐに山から木が出して
使えるかといえば もうあきらめてしまっている
林業や製材業は すでに
人手も資金もなくなっているので 難しいのです。
コストを考えても、間伐材を山から出すのは
とても 大変な作業です。
樹と樹の間に 木を倒し その間の斜面の山から
1本づつ運び出すというは 効率をアップすることが
なかなか難しいことなのです。
人件費や機械、もちろん 山に行くにもガソリンが
今は必要です。
消費者に安いエネルギー源としての木材を供給するには
それだけに利用する木材の搬出ではコストが合いません。
住宅などの建築材に使える部分以外の部分での利用を
考えないと、採算があいません。
それさえも、国産材の価格が安いので 今は難しいのが
現状です。
増えてきたとはいえ、国産材を使う住宅もまだまだ少なく
更に、林業がなくても生きていけていた滋賀県などは
体制が作れていないので 九州・四国の木を使う事が多く
身近な森林が守れないのが 現状です。
エンドユーザーの価格を抑えると 今度は 山に還す
資金の捻出ができません。
伐った山に植林ができないことになります。
まず、建築業が 国産材のしかも 地元の森林の木を
使うことをはじめないと この国の森林は守れないの
ですが 住宅の価格に影響するので進まないのが
現状です。
消費者である生活者と共に 考えなくてはいけない
問題になってきています。
でも まだ 日本はラッキーです。
余る程 森林資源があるからです。
これから どうするか ですよね。