ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

2011/03/29:浅羽由紀さんFLC:中島吉啓さん

2011-03-30 20:24:27 | 浅羽由紀

29日も浅羽由紀さんのFour-Leaf Cloverライブに行ってきました。仕事で間に合うか微妙だったので、妻なおが一足早く家を出たのですが、どういうわけかぢろーらものほうが早く着きました。まあ、そんなこともあるやね・・・(^^;)。

考えてみたら、ぢろーらもにとっては震災後はじめてのライブ観賞ですね・・・。雰囲気どんな感じだろう・・・?やっぱり節電モードなのかな?

確かについてみると、前より照明は暗めで、今まで待ち時間とかに流していた音楽も流れていません。そうですね、節電への協力は必要ですが、今の日本の「自粛モード」には賛成できません。だからライブは必要です。ここ新丸子は音楽で盛り上げて、その思いを被災地の方にも届けられればいいです。

まあ、これだけだときれいごとになってしまいますが、この日も「The Throbさんでお客さんやアーティストがドリンク(ノンアルコールでもOK)を一杯注文するごとに、プロデューサーであるT-1さんがポケットマネーから100円を義援金として寄付することになっていました。なのでみんなたくさん注文して、その分義援金も集まりました。

前置きが長くなりましたが、トップバッターは今年の2月4日にも出演した、中島吉啓さんです。

004

眼鏡かけるとまた雰囲気違いますね

以前は足で踏むリズムマシーンを持って登場していたのですが、今日は節電のため封印とのこと。マイクの音量もいつもより控え目のはずですが、それでも、「マイク壊すくらいの勢いで歌います」と意気込みを語ってくれました。やはり音楽アーティストが今できることは「音楽」なんですね、だから、今日も力いっぱい演奏してくれたわけですね

一曲目は「スーパーマン」です。やはりノリがよくて迫力がありますね。以前よりもピッチが高いようにも感じました。

曲の途中で「手拍子をください」と客席にお願いしてました。会場みんなで手拍子ですそうですね、この曲は最初からノリノリの曲なので、ぢろーらもも言われる前から手拍子したかったんですけど、やはり勝手がわからないとどこでどうしていいのか迷うものです。だからうがなしてくれてよかったのかも

時間が少しおしたこともあり、MCは若干短めでした。

中島さんはもともとライブ中によく水を飲むので、いつも500のペットボトルを3本くらい買うそうです。ただ、現在ご存じのとおり、どこに行っても水を買うのに苦労しますし、本数制限もされてます。普段どおりで買い占めるつもりはないようですが、コンビニでも3本買おうとして「せめて2本で・・・」と注意されてしまうそうです・・・確かにもともと飲む方はちょっと気の毒かも・・・。

次の曲「スクランブル」です。渋谷のスクランブル交差点をモチーフにしました。以前聴いたときよりもギターにスピード感があるような印象を受けました。今回はその部分に力をいれたのかな?ジャカジャガ系(?)全開です

次のMCでは上に書いたとおり、T-1さんが呼びかける「ドリンク一杯で100円寄付」の話をしていました。中島さんは本日は車を運転していらしているそうで、「終わったらコーラ20杯飲もうかな」とおっしゃっていました20杯は大げさかもしれませんが、まあでも、それくらいの勢いがあってもいいんじゃないかと思います

また、本日のライブ映像はT-1さんがインターネットで販売するそうです。そして、その売り上げは全額寄付にまわすとのこと。そのことについても中島さんから紹介がありました。ライブ音源については浅羽由紀さんT-1さんのブログを見ていただければおわかりかと思いますm(_ _)m

次の曲「ぼくはかめ」です。今回の曲の中で、「震災にむけたメッセージ」という意味では一番あっているかもしれません。今日もそんな気持ちをこめて練習していたそうです。そうすぐにかわるものではないけど、1歩1歩進んでいこうってところがあっているかもしれません。

アップテンポでこちらも会場は手拍子でしたが、「長い眠りから覚めた」「歩き続けよう」「首をのばせばあの場所は見える」というような、前向きなメッセージ出てきます。日本復興のためこの歌が届け、といわんばかりですね

4曲目、「僕の覚えたありがとう」です。これは中島さんが自身のお父様に向けて作った曲です。

「ある方から指摘を受けて、自分の気持ちに嘘をついていることがわかったので、その部分の歌詞をかえた」とのこと。譜面をはずして歌います。

011

おっと、これまでの「ジャカジャカ系(?)」からいきなり曲調がかわりますね・・・今までとのギャップに改めて驚き、曲に引き込まれていきますこれまでの曲以上に言葉を大事に歌っている「言えなかったありがとうも今なら言える」「面と向かって言えないから、歌の中でありがとう」、ストレートな表現が素敵です。あと、印象に残ったのは「今もまだどちらかというと(父が)好きではない」という言葉です。男子目線で見た男親ってのは実際そんなもんかもしれません。うまい表現だな、と感じました。

そう言えば、ぢろーらもは面と向かっても、もちろん歌の中でも父にありがとうは言えなかったな・・・、ちゃんとありがとう、って言ったのは、3年前の父の葬儀で、喪主だったぢろーらもが送ったお別れの言葉くらいかな・・・そんなことも思いながら聴いていました。

これまではぢろーらももノリよく手拍子したり、体を揺らしたりしていたのですが、この曲はしっかり聴き入ってしまいました。

次が最後の曲です。「今日でトータル6回目のライブなので、10回目からはすべて暗譜で演奏したい」と目標をあげていました。スタートしたばかりであれば、そういう目標もありなのかな、と思います

最後の曲は「まあええさ」です。もちろん中島さんの力強さをいかしつつですが、最後にほのぼのした落ち着く歌がきました。セットリストの組み方、よかったと思います「泣いて笑うよ、また君のそばで」など、この曲にもいいメッセージが詰まっています。

2月のFour-Leaf CloverでT-1さんからいろいろとアドバイスを受けていたようですが、そのあとの成果があったのかもしれませんね。ノリのよい曲も得意だし、しっとりと聴かせる曲も素晴らしい、引き出しが広いアーティストさんかもしれません。今後の曲作りなどにも期待です


この記事が気に入りましたら、また、お役に立ちましたら、以下のアイコンをクリックしていただけると嬉しいです(^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ