ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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CASLは城?そんな授業あり???

2011-02-24 22:46:51 | IT(その他)

ぢろーらもが卒業した大学の学部は、比較的その大学内では「卒業しやすい」学科でした。レポートとかの締め切りとかも厳しくなかったのですが、何を思ったか我々の年から「必修科目を大幅に減らした」ということもあり、これまで必修で再履修、再々履修する人もいた授業とかも「最悪とれなくても他でカバーすればいい」となったこともあるのかな、と思います。

もちろん、厳しい先生とそうでない先生、というのは学科の中でも様々なのですが、今日はその中でも「とってもいい加減な先生」についてお話します。

普通、先生へ実験とかのレポート出す場合、割とすんなり受け取ってくれる先生で早めに片付けられる場合と、先生がいろいろと細かくてなかなか1回ではレポートを受け取ってくれない場合といろいろあるかと思うんですけど、その先生の実験のときは、「なかなか捕まえることができなくてなかなかレポートを出せない」という、ある意味ありえないはまり方をしてました・・・

大学の先生って学会とかで外出以外だと割と自分の研究室にいるものかと思うんですけど、そういえばその先生はなぜか授業以外だとあまり大学で見かけることはありませんでしたね・・・。ちなみに、捕まえた暁には、レポートを一切見ることなく、ハンコ押してくれた(合格にしてくれた)んですけどね・・・それでいいのか・・・それなりに時間使って書いたのに・・・

話はちょっと飛びますが、うちの学科にはマイクロコンピュータの授業があり、別の先生の担当するクラスでは座学で学んだあとに実際にマイコンを作ってみるってのがありました。それはけっこう楽しかったので機会があればまた記事にしようかと思います。

このほか、同じ「マイクロコンピュータ」と名前のついた(番号が1~3まであって、そのうちの2番)授業ではCASLという情報処理試験用の仮想アセンブラ言語を教える授業がありました。すでにこのとき第2種情報処理技術者(現:基本情報処理技術者)の試験に合格していたぢろーらも、特にこの授業をとる必要はなかったのですが「一応アセンブラがどんな感じのものか見てみるか・・・」と思い選択しました。

(ちなみにぢろーらもは大学の授業で習ったFortranで受験しました。出る問題が統計の問題とか、割と当時のぢろーらもがとっつきやすい内容だったので、今ではほとんどお目にかかれないFortranを選択しました。)

ただね、その先生というのが、この「なかなかつかまらない」先生だったわけです。教科書を使ってひととおり説明するのはいいんですけど、授業中にオヤジギャグをいったり、「あーあ、やる気しねぇ・・・」って平気で口走ったりと、なんだかゆるーーーい授業でした。

オヤジギャグ・・・たとえば、「中国に行った時の話をしてやろう(実際中国にはいかれたようです)。実はな、中国で骨を折ったんだよ・・・。」

ぢろーらもはちょっと心配しちゃいました。しかし、先生がそのあと放ったひとことは

「ペキン(北京)」

でした(苦笑)。

ある日、やはりやる気のない先生、突然ある生徒を指名して

「○○(生徒の名前)、CASLって何だ?」

という、ある意味哲学のような(??)質問をしました。授業の流れを無視していきなりそんなこと聞かれても困るわな・・・。

そうすると、しばらくの沈黙のあと、別の生徒が

「城!」

と答えました(笑)。ええと、城は同じ発音ですがスペルは「castle」ですよ・・・って、多分彼もわかってますよね・・・失礼しました・・・

そんないい加減な答えが返ってきたら、(質問自体がまともであれば)先生であれば怒ってもよさそうなものですが、今回は先生のほうが一枚上手(?)でした。先生は黒板に白いチョークで、何か描きはじめました。ん?虫??何これ???

最前列に座っていたぢろーらも、何のひねりもありませんが、一応思ったことを聞いておきます。

「先生、何すかそれ?」

そして、先生の答え、

「おお、これか、これはな、”しろ(白)アリ”だ

生徒、失笑・・・なんだか変な空気になりました・・・なんだそれ・・・。

そういえば前の授業でおやじギャグ行った時は、そのギャグ自体は失笑だったんですけど、同じタイミングでぢろーらもの友人が(お手洗いか何かで)授業中に外に出て行ってしまったのが妙におかしくて、ぢろーらもは大爆笑してました。先生も「あ、出てっちゃったよ・・・(つまらんギャグ言ったからかな・・・)」と苦笑い・・・

まあ、そうはいっても、単位はとらないとね・・・。確か前期にこの先生は別の授業を担当してたんですけど、そのときの試験、思ったよりも難しかったんですよね・・・。じゃあ、それなりに試験対策してったほうがいいかな・・・。

でも、CASLとかは別にこの先生専門ではないはずだしな・・・だとすると、参考書の内容をもとに、あるいは、参考書の問題をもとに試験問題もできるのかな・・・まあ、ひととおり暗記しておくか・・・。

ということで、当日の試験に臨みました。試験問題をぱっとみて、そして、もう一度みて、自分の目を疑いました。

参考書の問題をある程度引用して試験問題を作る、というのは予想の範疇だったのですが、なんとこの試験問題、

「教科書に出ている問題と全く同じ」

だったのです・・・。しかも、出てる問題はすべて虫食い問題、その「虫食いの個所も全く同じ」だったのです・・・なんだこれ?

虫食いの個数は10個、じゃあ、1つ10点か・・・1つ1つの配点大きいな・・・って感心してる場合じゃないな・・・

試験時間は50分あるのですが、見直しまで含めてぢろーらもが要した時間はわずか7分・・・そりゃそうだよね・・・。でも、試験時間の半分が経過するまで出れない、ということは、残り18分缶詰めか・・・

しょうがないので答案用紙の裏に落書きとかしてましたかね・・・小学生かって・・・

当然のことながらそのときの評価はA。でも、これは嬉しくもなんともないな・・・。

4年生で研究室を選ぶとき、さすがにその先生のところは選びませんでした。楽そうでしたけどね・・・。


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