この組織は重傷じゃないですか ‽ 全柔連(全日本柔道連盟)は18日理事会を開き
一連の問題の対応について協議し、現執行部の続投を決めたと言う。
佐藤宣践副会長が執行委員会などで現体制の責任について発言したが、嘉納行光
名誉会長がその発言を引き取る形で理事会の冒頭「この難局を一枚岩で乗り切ろう」
発言で、誰も反対するものがなく現執行部の続投が決まったようだ。
専務理事 強化委員長
他の細かい事も有りますが、今までこれだけの問題について、何らきちんとした手立
てができなかった人達が、誰も責任を取らずにそのまま残る事に、危うさと怖さを感じ
ます。 それにしても、悪びれた様子の無い会長は何を考えているんでしょうか。
今まで、この内々の処理がどれだけ大きな問題を生んできたのか、全く反省がない事
に驚きを感じます。
この会長の表情から、全柔連が大変深刻な課題を抱えている事態が感じられますか‽
全柔連のこの決定は、多くの批判を浴びて必ずマイナスに働くことを自覚しなければ、
なりません。 全柔連は公益(財団)法人ですから多分指導機関は文科省だと思います
が、踏み込んだ指導をしなければこの組織に自浄能力は全くありませんね。
追伸 案の定、本日(20日)の各紙にはJOCの調査結果、全柔連への交付金停止処
分と合わせて全柔連執行部の続投について厳しい指摘がなされています。
問題は、単なる引責だけではなく、この人たちが指名して、新たな強化部長や監督
等を決めて行っていることです。 女性理事の話も出ています。
JOCも指摘していますが、問題ある組織に指名された人達が果たして今までと違う
改革が本当に出来ますか ‽ そこが大問題です。