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社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

「100年住みたい台東区を実現する」

2022-08-24 18:46:10 | 地域貢献

”地域の幸せな暮らし”をテーマに、「100年住みたい台東区を実現する」を目標に掲げる、台東区議の拝野健氏にお話を伺いました。

SDGsの次の新たな世界観として、Well-being(ウェルビーイング)という言葉が注目されています。

コロナ禍を機に「自分にとっての幸せとは何か」を問う時間が増え、幸福かどうかが人々の価値判断の基準になりつつあります。

国も各種計画にウェルビーイング関連の重要業績評価指標(KPI)を設定し関係府省庁連絡会議を発足させました。

国内総生産(GDP)のような従来統計とは異なる視点で、社会の豊かさを計測する試みです。

地域が協業できる仕組み、その協業する中で生まれる“話す”プロセスが大切なのではないか、と拝野氏。

私と拝野氏との出会いも、私たちが秋葉神社(台東区)を舞台に主催する”よみがえれ!浅草田圃プロジェクト”が、出会いの始まりでした。「農地”0”の台東区に、最初の”1”を」と掲げ、思いが重なる地域の親御さんたちが参画しています。大人も子どもも関係なく、指示がなくとも、楽しく善くハタラク姿を示してくれます。



町会やお祭りに残っている、地域コミュニティから、郷土愛のような思いが生まれ育まれる。その先に、地域に根付いた仕事が生まれてくるのではないでしょうか。



荒川区では、区に住んでいる人たちや、区で働いている人たちが、幸せを実感できる区政を目指して、「荒川区民総幸福度(Gross Arakawa Happiness: GAH)」を作成し、この指標を用いて、区民の幸福度を向上させるための取り組みを行っています。

「健康・福祉」「子育て・教育」「産業」「環境」「文化」「安全・安心」の6つの分野の指標によって構成され、伝統行事やお祭りへの参加など、様々な地域とのふれあいの機会を通じ、人々の絆や地域のつながりを強め、誰もが幸福に暮らせるあたたかな地域社会の実現を目指しています。



これからの時代の、”地域の幸せな暮らし”とは。



ウェルビーイングとは、個人で完結するものではなく、人や地域、自然、そして過去や未来との繋がりから生まれる共有された概念として、ウェルビーイングという状態を各々の結びつきの中で育み、感じていくものなのではないでしょうか。

 

区議から区長へ一般質問を行う際に、拝野氏は他区の動向を調査したり、士業を含む専門家へ意見を求め、専門家と一緒になりロジックの組み立てを行っているとのこと。

記憶に新しい、コロナ禍の雇用調整助成金の社労士署名の撤廃や労働保険の年度更新提出期限の延長等に際しても、「今、何が台東区全体で求められているのか。」を、議員の先生と確認しながらやっていくことで、私たち社労士も、社会的に意義があることを我々もやろうとしているんだ!と実感を持ちながら、取り組むことが出来た機会となりました。



ウェルビーイング元年、幸せな働き方の追及と、繋がりを大切にする会社、そして、活気ある地域社会の創造へ、皆さんと共に、取り組んでいきたいと思います。

 

↓こちらから、放送をご覧いただけます。

だいすけ!えりな! 聞いてガッテン!下町しまうまラジオ(2022.8/23放送)
「身近な政治~地域の幸せな暮らしと政治について考える~」▼


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