隊員NO.5いくので~す
加賀市橋立町の加佐ノ岬には、とってもロマンティックな白亜の灯台があります。
越前加賀国定公園の景勝地に建つこの加佐ノ岬灯台は、1952(昭和27)年5月に
建設されました。加賀から能登半島に延びる海岸線は、塩屋・黒崎・小舞子・内灘・
千里浜と平坦で長い砂浜が続くので、変化に乏しく、航行する船舶や沖で操業する
漁船にとって、自分の位置を確認するのが難しい所です。
ところがこの加佐ノ岬だけが突如として荒々しい岩肌を示す断崖の岬となっています。
そこで、加佐ノ岬の特異な地形を利用し、白亜の灯台が目印となるようにつくられたのです。
特に、岬に隣接する橋立漁港を出入りする船の安全のために、とても大切な灯台となって
いて、現在の灯台は1981(昭和56)年につくられたものです。
灯台は13秒に3回ピカッと光り、光度は8300カンデラ(光度の単位、カンデラの語源は
キャンドルから来ていて、1カンデラは1キャンドル、つまりロウソク一本の明るさです。)、
光達距離は13.5海里(1海里は1852m)です。また、平均水面から灯火までの高さは54m、
地上から灯火までの高さは12.95mだそうです。
この灯台は、白搭四角形の上に丸い灯篭が乗ったちょっと珍しい形の灯台です。
岬からながめる日本海は最高です!「地球って丸いんだなぁ!!」って実感できるパノラマ。
この日は、若いカップルの方や親子連れの観光客の方々がたくさん訪問されていました。
加佐ノ岬灯台から見る日本海の夕日はとてもキレイでしょうね。
機会がありましたら、是非加賀市橋立町にある加佐ノ岬灯台を訪問してください!!