メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

「THE UNLIMITED 兵部京介」感想

2013年05月02日 07時23分45秒 | アニメ
上のイラストのキャラがこの作品の感想を代表している。
期待感は毎回あるのだが、どうも思ったように盛り上がらない。
いや、逆に先が読めてしまって「ここまでか…」で終わってしまうみたいな。
原作漫画は面白いのだろうか。

オープニングとかエンディングは非常にセンスが感じられて
いやがおうにも期待感を高まらしてくれちゃう反面、背景がいかん!
今やマイナーなプロダクションでも乗り物あたりはきっちりCGを使って
デッサンをキープしているのがフツーなのに、このアニメときたら
ふた昔前ぐらいのお粗末な手書きでナントモ残念な感じなのだ。
特に自動車(乗用車、トラック問わず)がまずいでしょ。あれじゃあ。

まあ、敢えて(?)キャラデザも古臭い雰囲気で仕上げられていて
かえって印象的になっているのは良いと思う。
その辺は「K」や「コードブレイカー」なんかとは対照的だ。
同じ超能力モノでもあっちはリアル追求型(劇画の部類?)だが、
こっちはいかにも漫画マンガしていて”いかにもSFでござい”的な。
それだけに、もっと人物の表情とかアクションとか大袈裟に出来たろうに。

そう思わずにいられないのは、主人公の兵部が圧倒的なチカラを持っている
にもかかわらず、やや控えめなアクションだからだ。
どちらかというと飛んだり跳ねたりとは無縁の性格っぽいが
最終回近くのアクションぐらいは、毎回観たかったかなあ。

なんだかんだ批判じみて書いてはいるが、期待があったればこそだ。
面白かったのに”惜しい”ってコトで。