ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

日本語のニュアンス

2013-09-19 | 特別編

                    前回はまとまりのない記事になってしまいました。
                    いろいろ書きたいことはあるのですが、どのように
                    したらいいか、迷っています。

     歌い継がれてきた手まり歌や童謡の裏に
     隠されている話も面白い、と思ってはいても、
     ここに記事にするのはしばらく考えさせてください。
     いろはの歌の謎は掲載しないつもりですので、
     興味のある方はご自分で調べてください。

          今日の写真も記事とは全く関係なく、
          葛飾北斎の『富岳三十六景』です。
          話は逸れますが、北斎は『富岳』と書いて、
          歌川広重は『不二』と書きます。
          この辺も調べたら面白いかもしれませんね。

     

               僕はワープロソフトとして Word を使っています。
               以前は一太郎だったのですが、使いにくかったので
               止めました。
               ワードの設定にもよりますが、文法の間違いには
               赤の波線、訂正する方がいい場合には緑の波線が
               文の下に現れるのですが、あれって納得がいかない
               のです。

     

     “の”の多用は、会話では気になりませんが、
     文章にするとやはり気になります。

          “たり”は繰り返して使う時に使用します、
          と書いてあるのですが、1度だけでもいいと思うのは
          僕だけでしょうか?
          お母さんが子供に、「そんな所に登ったりしちゃダメよ」
          と言うのと、「そんな所に登っちゃダメよ」では
          細かいニュアンスが違うと思いますが、どうでしょう。

               漢字の多用も文を読みにくくすると思います。
               知っている漢字を全て使わなければいけない、
               というわけでもないし。
               これはある方のブログのコメントに書いたのですが、
               “こんにちは”も“きょうは”も漢字で書くと、
               “今日は”になってしまいますので、僕は
               “こんにちは”と“今日は”と使い別けています。

     

     方言でもニュアンスがかなり変わるのですが、
     それは書かないことにしますね。
     ニュアンスの違いです。
     「私はそう思いません」と「私は、そうは思いません」
     でもニュアンスが違うし、漢字とひらがなだけでなく、
     カタカナもそこに含まれますね。

          鮪よりもマグロの方が、刺身っぽい気がするし。
          お煎餅とオセンベイ、それにおせんべいでは、
          味まで違うような気がします。
          今日この頃、“見れた?”とか“来れる?”と
          いう動詞の使用は当たり前になっていますね。
          でもやはり文の下に波線が出ますから。

     

               これは口語ですが、電話での応対で、
               「ではこちらからお電話します」とよく聞きます。
               正確には、自分の動作に対して“お”を付けては
               いけないわけですが、やはりそのようなことに敏感な
               僕の先輩、M氏に言ったら、
               「○○君、最近は“電話”という単語ではなくて、
               “お電話”という単語なんだよ」だそうです。

     ATARI というコンピューター会社がありました。
     最初はゲーセン機器のソフトメーカーでしたが、
     後にコンピューター市場にも顔を突っ込んだのです。
     インベーダーゲームを憶えているでしょうか?
     確か日本ではナムコが提携して、大当たりしましたね、
     あの会社です。

     

          僕の最初のコンピューターがそのATARI社製品で、
          ドイツで手に入るソフトが少なかったため、
          日本に一時帰国した時、日本に支社が無いか、
          あるいはアタリ・ジャパンが無いか、番号調べ
          に電話をしました。

               すると対応してくれた番号調べのお姉さんが、
               「アタリ、って当り、外れの当りですか?」
               と言って笑い始めたのです。
               それでも調べてくれたのですが、
               「そんな会社ありませんよっ!」ガシャッ 
               これってちょっと非常識だと思うのですが。

                    今回もまとまりの無い文章ですね。

                    今日もジージのブログを訪問いただき、
                    ありがとうございました。
                    どうぞお気軽にコメントください。

                    では次回まで  

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2 コメント

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ニュアンス (柚子)
2013-09-20 18:34:39
こんばんは

言葉の持つニュアンスって面白いですね~
どの国の言葉も同じとは思いますが、複雑さという観点では日本語がピカ1でしょう…
それと、最近は絵文字や顔文字もありますし…
ブログにしても、コメントやメールにしても、絵文字を使うと微妙なニュアンスが加わって面白いです

あと・・・長くなってしまいますが前記事のこと…
猫の合唱ミーミーミー…、かわいらしいお話で笑ってしまいました~
それと、刀と箏の数え方
箏は中学1年生の時、授業で1年間習いました
ひき方はもう忘れてしまいましたが、「一面、二面…」という数え方はうっすらと憶えていました
刀は様々な説があって、難しいですね~~私は一本、二本…で良いと思うのですが…
目の前の単体の刀を指して、あるいは特定の名刀などを指して言う場合は「一振り」と言いますが、「一振、二振…」とはあまり聞きませんし…
迷ったのでグーグル教授に聞いてみたら、「一口、二口…」だそうです!!
知っている人の方が少ない気がします…
ジージさんはご存知でしたか?
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意地悪なクイズでした (ジージ)
2013-09-20 20:21:03
柚子さん こんにちは
日本語の複雑さは柚子さんがおっしゃるとおり、世界の言語の中ではピカ1でしょう。

中学生の時に授業で習ったのですか?珍しいですね。
お箏は1面、2面と数えますね。

刀剣の数え方はいろいろあります。
単数の場合には1振りと数えることもありますね。
でも複数では“振り”を使いません。
口(く、ふり)が正しいという人が多いのですが、そのほかに
腰を使うこともありますが、腰はやはり複数の場合には
使いません。
いずれにせよ1本、2本は間違いですね。
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